固定電話

夫のスマホに夫の母の携帯からの着信があった。すぐに夫がかけ直す。夫の母は、夫の父が4年前に入院手術したときに、夫の姉と妹に付き添われてガラケーを持つようになった。なにかあったときの連絡用である。夫の母は、メールも覚えて近所の夫の姉、妹と誘い合ってスーパーの特売に行ったりと、以来ずっと活用している。


夫の母からの用件は、固定電話をやめた、電話は携帯電話だけになったから、今度からは、ずっと携帯にかけてくれ、とのことだった。夫が、なぜ固定電話をやめたのかを訊ねる。夫の父が3年前に亡くなってから、自宅の固定電話に変な電話がよくかかるようになったという。証券会社を名乗る人、不動産関係者(その家売らないか、この家買わないか、という営業が多いらしい)などなどである。資産をもっと増やせる「絶対に損をしない資産運用」を勧めてくる人は、電話だけでなく、アポなしで家にもやってくるらしい。あるときに、夫の母が「息子が、そういう仕事をしているから(*1)、今度息子も同席させるから、今の説明をもう一度息子にしてほしい、で、息子と相談して決めるから」と答えたら、その人は二度と来なくなった。ようするに、高齢者を狙った詐欺なのだ。夫の母は、昔から用心深いし、そういう「儲け話は絶対に向こうからやってこない」という原則はよくわかっているから、今のところそんなのにはひっかからないけど、でもまぁ、どこで未亡人の名簿を入手してくるのだ。嫌な世の中である。あと、ワン切りも多いらしい。


夫の母は、銀行、役所、公共機関の必要なところに連絡先の変更の手続きをして、固定電話を処分した。「かかってくるのは、得体のしれない営業の電話ばかりだし、全然使わないのに基本料金を払うのもしゃくだから」とのこと。私が気になるのは、その変な電話がかかってくる頻度が、かなりのものだったという点である。犯罪組織が、高齢者の名簿をシェアしているのだろうか。夫は、だんだん固定電話を処分する人が増えてくるかもとつぶやいていた。近い将来、見知らぬ人からの固定電話の着信対応(企業の受付とか、代表電話の応答とか)自体が、スキルの一つとして今以上に重宝されるかも。


その夫の母と恒例の忘年会の日程を相談する。最初、私の友人のNから教えてもらったお店に電話をするも、「12月も1月もすべて予約で埋まっていて」とのこと。くーっ、なんでだよ。こうなったら、2月以降に絶対に行きたくなる。夫の母との忘年会は別のお店にした。楽しみ。


*1)適当に言っている。


世の中的:

流行語大賞の「神ってる」っていう言葉、昨日初めて耳にした。全く知らず。他の言葉も、なんとなく意味はわかるけど、それ自体が流行っているという認識はなかった。なんか、ネガティブな言葉が目につく。流行語大賞って、毎年やっているみたいだけど、どうしても流行語をリストアップしないとだめなんか。なくてもよさそうな選考だなと思った。









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# by himarayasugi2 | 2016-12-04 10:22 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

「2016買ってよかったもの」の番外編的なことなど。

番外編:スマホ
今年は、ガラケー生活6年目に突入したところで、7月にスマホに買い替えた。夫に押し切られた感じである。ガラケー時代は7―10日に一度の充電が、スマホでは4-5日に1度となる。ようするに、そんなに使っていないってことだ。我が家に初めてiPadがやってきたときは、コンセプトの新しさにそこそこ興奮したのだけど、スマホは、小さなタブレットって感じで、そこまでの興奮はない。

でも、スマホを持ってみて初めてわかることがある。上手く言えないのだが、それは、なんというか、「今の世の中の空気」みたいなものである。電車の中でラインをしている人や、ネットの記事を読んでいる人の、「気持ち」みたいなのもなんとなくわかるようになった。あの小さなスマホを携帯していることで、どこにいても(電車の中でも、図書館でも、旅先でも、ベッドの中でも)みな世の中と繋がっていると感じているのだなと思う。研究室の若人が、ネットはスマホ接続が9割近い、というのも、実感としてわかるようになった。みなさん、ロンブンやレポートやレジュメを書くときや、パワポ作成時くらいしか、パソコンの前に座らなくて、座ってパソコンを開いてのネットサーフィンというのは、ほんとにあまりないみたい。生まれたときから、ネットが、生活の中にあるのが当たり前の人の人口がどんどん増えて、出先でネット検索することで、生活を成り立たせている人(道順もスマホの道案内を見るとか、)が多いから、社会の仕組みも、例えば、飲食店も、サイトにアクセスする人をメイン顧客として考えているし、お店もアプリを持っていると割引してくれたりする(スマホを活用してくれる人の来店を考えている)のだ。そういうことがわかるようになった。

私は、ガラケーのときは全く使わなかったカメラを、スマホにしてからは使うようになった。メモするのが面倒なときは、ぱぱっとカメラで撮ってしまう。で、これは、みなさん同じように考えていることも、スマホを持つようになって知った。板書をスマホで撮影する学生も、いるっていう話も耳にした。

便利だなと思うのは、出先でメインのメールアドレスが見れること、添付ファイルもあけて見れることである。あとは、メールよりも軽いコミュニケーションとして、ラインは重宝している。メールするほどでないときは、ラインである。昨夜も妹に「お正月にまたバーゲン行くでしょ?今年は買うぞ」とだけラインした。こんなのいちいちメールする用件でもないし。そういう実体験を通じて、研究室の人が、ラインばかり使う理由も理解できた。メールは、わりとオフィシャルなツールみたい。でも、パソコンに比べたら、とにかく文章が打ちにくいから、私のスマホ利用は、受信機能に偏重している。

なんとなく今の空気って、こんなんなのねというのが、外野から見えてくるようになった。といっても、私は、メール、ラインと、ごくたまに通話くらいしか使っていないけど。あと、スマホを持っていると、おそらく、この人、変な拘りは持ってなさそう、と、社会的には見られていると思う。ガラケーのときは思わなかったけど、携帯電話自体を持っていなかったときは、「この人、そういう主義主張の人なんだ」という周囲からの微妙な視線は、鈍感な私でも感じていたもの。

これ以上新しいツールが出てこないことを祈る。ついていけないから。 








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# by himarayasugi2 | 2016-12-03 11:19 | モノ | Trackback | Comments(0)

12月に入ったら毎年記録を残しているのが、1年の買い物で「買ってよかった」リストである。大きな買い物はないし、毎年、小さなものばかりだけど、人に薦めたいものなど。

無印のフットカバー
スニーカーやスリッポンを履くとき用の靴下で、やっとスニーカーの中で脱げてしまわないものを見つけた。私は、足がペラペラと薄く、踵が小さくて、足幅も狭いので、ほとんどのフットカバーやスニーカーソックスは、10歩も歩かないうちに靴の中で脱げてくるんと丸まってくるのだ。そのストレスたるや!無印のこれを履きだしてからは、そういうストレスとは無縁である。浅履き用と深履き用があって、どちらも持っている。どちらも脱げない。
参考記事:http://cedar2.exblog.jp/25608321/

コクヨのネオクリッツ
ファスナー式で開閉するペンケースで、机の上で、ペン立てのように自立する。バッグに入れるときは、薄くなり、使うときは、ペン立てとなる。とても使いやすい。私はいつも、ペンケースに、ボールペンを3-4本(色全部違う)とシャーペン1本と小さな付箋とクリップをいれている。ちゃんと小物をいれるポケットもあるのだ。で、それもペンと一緒に立ち上がるのだ。使うときに、ペン立てみたいに自立していると、ペンもすぐに見つかるし、机の上のスペースも心なしか有効活用できているみたい。ペンケースは、寝ていると、ペンがよく転がって行方不明になるし、机の上が散らかるのだ。なので、このネオクリッツは、私的には「これ、めっちゃいい!」なのだ。
参考記事:http://cedar2.exblog.jp/25798160/

KateのCCリップクリーム 熱く語りすぎ。
これは、3月に出席した結婚式の二次会で、MKちゃんが使っていたのをみて知った。MKちゃんは、帰り道に歩きながら、ぱっとポケットからこれを取り出して、ささっと「鏡をみず」に塗っていた。で、ちゃんと化粧直しになっていたのだ。

あとで調べたら、これは、口紅とかグロスという分類ではなく、「色付きリップ」というカテゴリーらしい。特筆すべきは、「鏡を見なくても塗れる」ことである。普通のスティック状のリップクリームに色がついているだけなので、リップクリームを塗る感覚で、塗れる。口紅やらグロスとちがって、はみ出ないように神経質になる必要がまったくないので、歩きながら「鏡なし」でも、さっと塗れる。で、思った以上の発色が得られるので、化粧直しのためにトイレに入るような余裕がないようなとき、でも唇がかさついているときに、駅のホームで、信号待ちで、歩きながらでも、ささっと「鏡なしで」塗れて、最低限の「お化粧しています感」が保てるだけでなく、普通に唇の保湿もUVケアもできるのだ。「鏡なし」を強調するのは、人の目につく場所(公共の場?)で鏡を見ながら口紅を塗りなおす姿は、なんか、生々しいし、あまりお行儀がよいとは思わないので。こういう「これ、リップクリームです」という体裁で塗りなおせるものは、ありがたい。

私が持っているのは、01 Beat Redという最も発色がよいもの。といっても、薄く色づく感じで、自然。ドラッグストアで336円で購入。普段はこれを塗った上に、色付きのグロスを重ねている。この年齢になると、唇に艶も色もないと、かなり残念な見た目になるし、そういうときに限って、知り合いとかにばったり駅やら電車の中で会ったりするから、なかなか重宝している。

次点:ワイドパンツ黒(PCI)
http://webshop.pci-shop.co.jp/fs/pcishop/900614
ワンシーズン着たわけではないから次点とした。でも、よい商品だと思う。ウエストにタックとかギャザーがはいっていないから、下半身がすっきり、すらっと見えるし、生地に適度な厚みがあるから、体の線が誤魔化せる。カジュアルでもきれい目でも合わせやすいシンプルなデザインであるだけでなく、値段も手ごろで、ポケットもついていて、家で洗濯できて、ウエストも内側で調整できて(私は、内側のスリットからゴムを引き出して安全ピンでとめてウエストをつめた)、といった実用面でも優れていると思う。友達が履いているのを見て、買いに走って、今や、中高時代の友人2人と私との3人でお揃いなのだ。わーい。ここのパンツでなくても、黒とか紺のワイドパンツって、意外と便利だと思った。11月に入ってから、ボトムスはこの黒ワイドパンツか、夏にアウトレットセールで買った紺のストレートのややワイドパンツの出番が多い。いつも同じような装いである。

12月に入ってから、意外と暖かい日が続いていて、ここにきてノー暖房、ノー湯たんぽが続いている。また、急に寒くなったらつらい。








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# by himarayasugi2 | 2016-12-02 08:46 | モノ | Trackback | Comments(2)

最近は、あんまり面白くなくて「ながら視聴」が多かった『相棒』だが、昨夜は久々に面白かった。

勝率ほぼ100%のやり手の女性検事が、裁判で検察側の証人の証言の内容を、当初警察にしていたものから少し変えるように、証人を誘導していた。裁判を傍聴していた特命係の冠城はそれに気がつき、右京さんと一緒に証言が変わった理由を探り始める。証人は、容疑者を目撃した場所を変更する。中学校の女性教師である証人は、犯行の夜、教え子の男子生徒とカラオケボックスにおり、その後通った公園で犯人を目撃していた。

男子生徒と2人だけでカラオケボックスにいたことが明らかになることを恐れた証人は(男子生徒と女性教師が二人っきりで夜カラオケボックスというのは、やはりマズイ)、当初、証言をしない、と検事に伝えるのだが、有罪が明らかであるだけに、女性検事はなんとしてでも目撃証言が必要だった。加えて、カラオケボックスの入っていた同じビルに、女性検事が通う心療内科があり、防犯カメラの映像などから、自身が心療内科に通院していることが明らかになることを恐れた女性検事は、目撃場所を、カラオケボックスからの帰路から外れた場所であるように証言を変えさせたのだ。彼女を、検察庁内の出世レースから引きずり下ろそうとねらっている人は多く、彼女は弱みを見せられなかった、といってもこのことが明らかになる確率はほとんどゼロに近かった。

で、特命係の2人は、独自で捜査をすすめ、事件の全容を明らかにし、証言内容を変えるように女性検事が指示したことと、その背景までも突き止める。ここまでは、わりと丁寧で、そんなにとってつけた感はなく、面白かった。最後に、右京さんは、女性検事が有罪を勝ち取るために、そして自身の弱み(心療内科に通院する原因であるトラウマ)を隠すために、目撃証言を変えさせたことを静かに、でも、きっぱりと非難する。絶対に許さないのだ。女性検事は、辞表を出すことを特命の2人に告げる、というわけ。もと法務省のキャリアだった冠城も、法務省の事務次官(?)も、右京さんが、女性検事の行為を見逃さずに辞職に追い込んだことに対して批判的だった。目撃証言の内容にかかわらず、有罪は、確定なのに、なぜそこまで厳しいのだ?という感じで。目をつぶってやればいいじゃないかというところか。

でも、私はこの右京さんの、こと法律遵守に関して融通のきかないところは好きなのだ。これが、右京さんという人のアイデンティティだと思う。検察という、人の人生をいかようにもできる権限を持つ存在は、個人の裁量で実際に起こったことを変更してはいけない。有罪であることは間違いないのだから、構わないだろうというのは、傲慢である。法の番人だからこそ、法というルールの中から出てはいけない。こういう原則と、身内には甘い(事務次官と冠城)現状のコントラストが、今回のエピソードの中心だった。それから、思ったのは、トラウマを克服するために心療内科に通院することを隠さないといけないと考える、女性検事が置かれた立場の苛烈さである。久しぶりに、昔の面白かったときの『相棒』っぽい感じだった。風呂敷のエピソードは、ちょっととってつけた感があるけど。

頼まれタスクをすべて終了する。思ったよりも時間を取られてしまった。あとの時間は、すべて自分のタスクのために使おう。疲れたー。

今日からなんと、12月!光陰矢の如しって、ほんどだ。早すぎる。昨日まで夏だったような気がするのに。そして、12月から、年明けまで、ケンキュウがやや「カキョー」に入る。某外国語は、ストップせざるをえない。






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# by himarayasugi2 | 2016-12-01 09:11 | エンターテインメント | Trackback | Comments(0)

単なる日常のあれこれ

昨夜の『マツコの知らない世界』は、後半のレトロ珈琲チェーン店の特集だけ、ちらっと視た。3大チェーン店のうち、コメダだけまだ行ったことがない。上島珈琲は、苦楽園と上野のお店だけ入ったことがある。苦楽園は、広くておしゃべりや勉強に最適だし、上野の芸大の近くのお店は、広くないけど、すごく素敵だ。2階のソファ席で、外を見ながらお茶なんて、外国にいる気分になる。実際、外国人も多かった。あそこは、立地で勝利しているところも大きい。星野珈琲は、三宮の東急ハンズの近くのお店に行ったことがある。スフレパンケーキを何度か食べる。番組で紹介されていたふわふわのオムライスドリア、食べてみたい!

わざわざ勉強や読書を目的に1人でカフェや喫茶店に行くことはない。出先で1人でランチとか、お茶休憩で入って、用が済んだら比較的すみやかに退店している。でも、シュウロンは、シアトル系珈琲チェーンで作業する時間が長かった。パソコンを持って行ったりはしないんだけど、文献を集中して読んだり、ノートにひたすらアイディアとか構想をなぐり書きしていた。適度にざわめいている店内って、意外と集中できる。なにかと誘惑の多い家にいるよりもよく捗った。

マツコが、「ああいうお店(シアトル系珈琲チェーン)って、自意識の高い方が多いから、敷居が高い」と笑いながら言っていた。パソコンを持ち込むなら、マックでないとカッコ悪いと考えられていると、ゲストが言っていたけど、そんなことってあるのか(マツコも「それはないでしょう!」と言っていた)。マックでないとカッコが悪いからマックを持つ、という考え方のほうがカッコ悪い。なにしに店に来ているんだ。


夫は、夫の母に似ていて中途半端に言葉を覚えて、それをそのまま使うことがある。夫の母は、発泡酒の「マグナムライト」を「マクドナルドを1ケース!」と店のレジで言い(店員は、慣れていて「マグナムライトですね、はいはい」と応対したそう)、「アナログ」を「アナグロ」と言う。そうそう、以前、ミシュランで星がついたお店に行ったときも、後日夫の姉らに「ミシェルのお店に行った」と報告していた(夫の姉から、「ミシェルっていう店はどこにあるん?」と問い合わせを受けて発覚)。で、夫もそういう夫の母にそっくりで、先日も梅田の地下街を歩いていたとき、「GU」を「グー」と大声で読み上げていたし、今朝は、アパレルの「フォーエヴァートゥエンティワン」のことを「僕も、ジッパーつきのカーディガンをセンチュリートゥエンティで買うわ」と言うので、即座に私が訂正した。だいたい、センチュリートゥエンティじゃなくて、トゥエンティワンやから。それすら間違っている。

頼まれごとがいくつか入ってきた。意外と時間がかかる感じだ。自分のタスクもあるから、適当なところで切り上げて返そう。恒例化するのは避けたい。








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# by himarayasugi2 | 2016-11-30 09:54 | 雑感 | Trackback | Comments(0)