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ヒマラヤスギ雑記

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横綱の品格

暴行事件でその処分が注目されていた、朝青龍が引退届けを提出した。格闘家が、一般人をもし殴ったとしたら、素手でもハンマーで殴ったのと同じくらいのダメージを与えるだろうし、格闘家だったら、たとえ、一般人に殴られても絶対に殴り返してはいけないと思っている。格闘技は、喧嘩に使うものではないのだ。彼にはそういう自覚などはなかったのだろう。怪我をしたと嘘ついて、モンゴルでサッカーやっていたとかで数年前に大騒ぎになったが、それと暴行事件では次元が違う。普通、社員が泥酔して、人を殴って怪我をさせたら、企業だったら一発退場だ。なかなか腰を上げない相撲協会は、イエローカードを一体何枚持っているのだろうと思っていた。

記者会見で品格について問われると、「皆さまは品格、品格と言いますが、正直、土俵に上がれば鬼にでもなるという気持ちで上がります。そこで精いっぱい相撲を取らなければいけないという気持ちはありました。(自分は)今までにない(種類の)人なので、皆さまに大変迷惑を掛けたと思います。」と答えていた。彼は「品格」という言葉の意味が最後まで理解できていなかったという印象を受ける。「勝たなきゃいけないんだから、(品格に欠けてても)しょうがないだろう」と聞こえてしまう。けれども、品格に欠けるといいながらも、勝ち続ける彼を横綱にしたのは、協会であるし、ずっとそばにいながら彼を制御できなかったのは、親方なのだ。あの親方は、ちょっとないんじゃ。

朝青龍は、自ら引退届けを提出した。解雇されるくらいなら引退のほうがマシ、といった計算があったかもしれないが、責任を取って自ら引退を決めるということで、初めて横綱の品格らしいものを示せたと思う。

これから彼はどうするのだろう。彼の言動は、横綱であったために、まだブレーキのかかっていた感があったが、横綱でなくなってからの彼の言動こそ「品格」が問われるのでは。内舘さんは、朝青龍の天敵と揶揄されていたが、本当は心配していたのだと思う。高度な格闘技を身につけた者は、それを制御する力も同時に身につける必要があることを朝青龍が理解していなかったことが、心配だったのだ。

****メモ******************
今日みたお洒落な小学生
フードつきのニットコート。色は、ベージュ地にこげ茶の不規則な幅のボーダーがはいっていて、それにこげ茶のダウンベスト。黒いスリムなパンツにスニーカーで、コーディネートのアクセントはフューシャピンクのランドセルと、同じ色のレッグウォーマー。小学生3,4年生くらい?お母さんがコーディネートしてあげたのだろう。すごくかわいい。
by himarayasugi2 | 2010-02-05 09:29 | スポーツなど | Comments(0)
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