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ヒマラヤスギ雑記

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オリンピックのレポーター

女子のフィギュアが始まり、オリンピックも後半戦に入った。初日から、なんとなくテレビを視聴していたので、各局のレポーターを覚えてくる。意外と印象に残る人もあったので、感想を記録。

高橋尚子:マラソンの金メダリスト
冬季のオリンピックなのに、陸上選手だった人がどこまでレポートできるのかなと思っていたけど、選手の気持ちをよくわかっている人だなぁという印象。やはり本人が、プレッシャーが選手に与える影響をよくわかっている方だし、やたらメダル、メダル言わない。選手の表情をよく見ていて、好不調も感じ取れるようだった。女子フィギュアのSPが終わったあと、浅田選手について「メダルのためにではなく、悔いのない演技を自分のためにやって欲しい」といった主旨のコメントをしていた。まずは自分のために最高の演技をしてこそ意味があると思っている。高橋尚子は、競技者だった立場から応援している。そのへんは浅田選手が不調だったときに怖い顔で「このままでは、オリンピックどころではありませんねぇ」と知ったかぶりをしていた朝の番組の司会者とは違う。

松岡修造:元プロテニスプレーヤー
はっきり言って、昔はこの人の暑苦しさが苦手だった。やたら大声だし、興奮するし。これじゃあ、スポーツ好きの素人と同じだと思っていた。が、最近なんとなく落ち着いてきたような気がする。全然馴染みのない競技でも、必死でくらいついていく感じ(文字通り「必死」なのだ)が、かっこつけてなくていい。この人は選手時代から泥臭い感じだったのだが、今も相変わらず泥臭い。けれど、最近はそれが好感度につながっている。なんでも体当たりで突進しているようで、カメラが回っていないところでも地道に観て回っている印象を受けた。彼もアスリートだったので、選手に対しては敬意を持って接しているのがわかる。また、浅田真央選手の根性のあるところや、言い訳を一切しない姿勢、そして近年珍しいくらいけなげで、スポ根なところを、いたく気に入っているようだ。荒川静香のときよりも、絶対に取材に気合が入っている。真央ちゃんがいい演技をしたら、嬉しくてきっと泣くだろう。修造の涙を見たいかも。フリーの演技で修造を号泣させて欲しい。

渡辺絵美:元フィギュアスケーター
関西の番組で、フィギュアについて語るその語り口が暖かくていい。選手を見つめる眼差しが優しさに満ちているという感じ。心から応援しているのが伝わってくる。女子フィギュアSPについて解説した後、浅田選手がキムヨナに勝つにはどうしたらいいかと聞かれて、最初は技術的なことを説明していたのだが、最後に「まぁ、キムヨナさんが一回くらいつまずいてくれたら一番いい」などと本音丸出しの発言をして、豪快に笑っていたけれど、外野はそれくらい肩の力を抜いているほうが、いいよねと私も思った。この人はとにかく、湿っぽくなくて明るいところがいい感じ。

浅田舞:浅田真央選手のお姉さんでスケーター
とにかく清楚で、感じがよくて、すれてなくて、上品で、かわいい。ときめいた。

ベッキー:タレント
夫が「ベッキー、感じいいやん。ええこや」と言っていたので、記録しておく。

女子フィギュアSP:
キムヨナ選手のSPは、誰にでもわかりやすくて、セクシーでノリやすいと思うけれど、浅田真央選手のSPの演技は、格調高くてエレガントで美しくて、魅力に溢れている。浅田選手がSPでストレートラインステップをするときに、タラソワコーチも一緒に体を曲に合わせてゆすっていたのがかわいかった。なんといっても、浅田選手が本来の調子に戻ったことが嬉しい。夜のニュース番組で、彼女の壮絶な努力を知る。彼女の才能というのは、とことん努力ができるところだと納得する。安藤選手も鈴木選手も、フリーで巻き返し可能。

フリーの演技、力を出し切って最高の演技をしてください!
by himarayasugi2 | 2010-02-25 08:35 | スポーツなど | Comments(0)
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