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ヒマラヤスギ雑記

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スニーカーを買った言い訳

先日、区役所に用事があったときに、入り口の前を横切った60代半ばの女性がとても素敵だった。髪はシルバーグレーのショートカットで、お化粧は控えめ、よい生地のグレーのショート丈のパーカー(裏地に白のモコモコ)で、首元には赤と青のタータンチェックで、黄色の細いラインのはいった華やかで若々しい柄のマフラーをきゅっと巻いていて、黒の細身のシルエットのロングスカートに黒のタイツ、黒いペタ靴だった。颯爽と歩いていった。お洒落で格好よかった。昨日、帰宅途中にすれ違った女性も同じ位の年齢で、シルバーグレーのショートカットに、生成りのアラン模様のざっくりとしたショート丈のカーディガン、赤と黒の大き目のチェックのスリムパンツにスニーカーに、カゴバッグを手にされていた。こちらもとっても格好よかった。もしかして、同一人物だったのかもしれないけれど、果たして私がこの年齢になってあんな風になれるのかどうか、はなはだ疑問。

で、町で見かける素敵なover 60の女性から導き出し、素敵に年をとる条件を考えてみた。まず、歩き方と姿勢。自分の足で、颯爽と歩く、これにつきると思った。そうすると、ペタ靴、スニーカーを履きこなす必要があって、そういう靴と合う洋服を着ることになる。そうなると、シンプルで動きやすくて、おされな感じになるのだろうか。偶然、三連休でスニーカーを新調した私は、考え込んだ。新卒で就職した会社の先輩(♂)が、二十代だった私に「40歳すぎてからジーンズが似合うことが大事だ」と言っていたことを思い出す。つまり、年齢が上になるにつれ、カジュアルな装いが結構難しくなっていくということなんだろうか。わかる。要研究だ。

次は、体も顔も太り過ぎないこと。颯爽と歩けば、そうそうお肉が体や顔につかないはず、なので、颯爽と歩いて無駄をそぎ落とす、そういうことだと思う。そのためには、やっぱり靴は歩きやすいものを履くべきなのか。偶然スニーカーを新調したし。まぁ、素敵に年をとるためには、内面がどうのこうのというのもあるけれど、それは年中雑誌が特集しているので、ここでは置いておく。けれども、ある程度年齢をいくとよい意味で「へらへら媚びない」表情というのも必要なのかなと思った。町で見かける素敵なマダムも、きりっとされていて、お化粧とかは控えめなんだけど、その表情が素敵だったのだ。英国の女優のティルダ・スウィントンは、まだ49歳なんだけどああいう感じに憧れる。

はっきり言って、今からある程度心がけておかないと、あっというまにヨタヨタの、ぶよぶよの、へらへらした老婆になりそうなので、これは証拠として残しておこう。X年後にフィードバック予定。

スニーカーを買った言い訳_c0221299_839899.jpg

(散々言い訳して買ったスニーカー。二代目。初代はグレー。ケンの散歩&ウォーキング用)
by himarayasugi2 | 2010-03-25 08:41 | モノ | Comments(0)
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