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ヒマラヤスギ雑記

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ゴミのマナー

昨日の夕方、ケンの散歩に出たときのこと。近くのマンションの横に小さな公園があって、ケンはまずそこへ立ち寄るのだ。公園に近づいたら、男性が大声で話すのが聞こえてきた。近づくに連れて、それは話しているのではなくて、喧嘩をしていることがわかった。60代くらいの男性が二人。一人の男性が、駅から離れた住宅街にあるこのマンションへ、わざわざ車でゴミを捨てに来たのだ。そして、もう一人の男性は、このマンションの住人で夕方に生ゴミをこんなところに置いておかれたら、迷惑だから持って帰るように言っている。

近隣一帯は、ゴミの収集車が朝8時に来るので、それまでに出しておく必要がある。ただ山が近いので、生ゴミなどを夜間に出したりすると、イノシシがやってくるし(そして、ゴミを道に撒き散らす)、猫やカラスにも袋が破られて、中のゴミを引きずり出されてしまうので、朝の出勤前などに収集時間に間に合うように捨てるのがマナーである。最近のマンションなどでは、天井と重い扉のついたマンション専用ゴミステーションが併設されていて、24時間住人はゴミだしが出来るところもあるけれども、その近所のマンションは古いので、そういうシステムは無い。マンションは管理が行き届いているし、住人もゴミだしのマナーはきっちり守られる方ばかりなので、おかしな時間にゴミが捨てられているとしたら、それは車で遠征してきて捨ててゆく人の仕業なのだ。

捨てに来た男性は、注意をされて逆切れしている。「おまえは、どんだけ偉いんや。何様のつもりじゃ。そんなにあかんのやったら、警察に訴えろ。」とわめき続けるのだ。そして「管理人でもないくせに(なぜ注意をするのだ)」とも。静かな住宅街が、こんな言い争いでにぎやかになるのは、ごめんだ。注意した男性は、管理人でなくても注意するのは、当たり前でしょう、警察に訴えるのであれば、あなたの住所とお名前を書いてください、と冷静に話していた。ケンが早く動きたそうにしていたので、その場を離れたため、その後どうなったのかは知らない。捨てにきた男性は、寝巻みたいな紺の膝の出たジャージの上下で、かなり恰幅がよいというか、お腹が出ている感じで、失礼ながら、爽やかに朝早く起床して、ゴミを決められた時間に捨てそうな人には見えなかった。髪の毛もぼさぼさで、夕方だというのに本当に「寝起き」みたいな感じ。

こういう行為が迷惑なのは当然として、私が嫌だなと思ったのは、この男性が夕方になって生ゴミを捨てにきたのが、自分の近所のゴミ捨て場でなくて、わざわざ遠い場所を選んで捨てにきたところ。近所で捨てることが出来ないのは、マナー違反の自覚があるからだろう。知り合いに見られたくないのだ。匿名だったらマナー違反も平気なのか。

念のために車のナンバーは覚えておいた。またこの車をマンション付近で見かけたら、捨てられないように、ケンとゴミ捨て場でボール遊びでもしておこうか。あまり神経を逆撫でするよなことはやめとこうか。
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(街中で頻繁に見かける、イノシシさんたち。夜にはゴミを荒らしたりもする。上はまだ若いイノシシ。下は結構年長さん。)
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(お気に入りのボールと一緒に熟睡中のケン。どさくさにまぎれてアップ)
by himarayasugi2 | 2010-04-03 10:22 | 雑感 | Comments(0)
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