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ヒマラヤスギ雑記

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手帳事情

2011年用のスケジュール手帳を買った、と書いて去年もそんなこと書いたなぁと過去の記録を調べてみると、2009年11月23日に手帳を買ったことを嬉しげに書いていた。ほぼ1年前。私はこういうところは、時計のように正確に行動するようである。

私の手帳事情:来年の手帳も去年買ったのと同じ、COATED DESIGN GRAPHICSというメーカーの薄くて、やや大判の手帳にしようと思っていた。この手帳は各月でフォントが異なっていて、そういうところが好きなのだ。が、実際に2010年の4月から学生に戻ると、社会人のとき以上にやたらめったら手帳を開くことが多くなったのだ。授業中も全員机の上に手帳がある状態。これは、発表の順番とか、あと今年は研究室の手伝いやら、待ち合わせやらで細切れに予定が入るので、しょっちゅう書き込みをする必要があったからだ。意外と書き込む事項が増えたので、去年と同じものか、少し小さくなってもページ数の多いものにしようと思っていた。で、色々探すも去年と同じモデルは見つからず、結局paperblanksダイアリーというメーカーのものにした。表紙がゴムで、バッグの中で手帳が開かないようにゴムひもで留められる。ミース・ファンデル・ローエが提唱した”Less is more”、を表現したミニマルな装丁デザインのものをチョイス。シンプルでいい。1ページは小さいけど書きやすそうなので、これに決めた。来年は、東京時代に伊東屋で買ってネームもいれてもらったファイロファックスの紺の革の手帳にリフィルを入れて使おうと思っていたけど、重そうなのでやめる。ファイロファックスの手帳は勤め人のとき、持っているだけで嬉しかったのだが、そういう時代は過ぎてしまった。いつ、使おう。
手帳事情_c0221299_9242479.jpg
(左:2010年の手帳。ケンの写真をビニールカバーと手帳の隙間に入れている。中:勤め人時代に愛用のファイロファックス。意外と使いにくくて最近はご無沙汰。右:2011年用の手帳。手触りと小ささと、デザインとあと、紙質、とか色とかレイアウトが気に入っている。)

夫の手帳事情:東京時代(1994年から)は、電子手帳のザウルスを会社のパーティの景品で当てて長らく愛用していた。その後、ザウルスが壊れてからは、PDAを買ってこれも愛用していたようなのだが、いつのまにかPDAを売却して、今は会社支給の紙の手帳に戻っている。夫に理由をきいてみると;
「そもそもPDAを買ったのは、住所録とか電話番号とかスケジュールとかを一本化しようと思ったから。が、住所録って年末に年賀状書くときしか見ないし、電話番号は携帯にあるし、スケジュールは、平日分は会社のPCのアウトルックに入っているし、週末分は自宅のPCのアウトルックに入れているから、PDAをスケジュール管理で使うこともなくなった。それに、PDA使うときって、まず電源いれて、クリックするのだが、面倒くさい。紙の手帳は開いてペンでささっと書けるから、こっちのほうが便利」ということらしい。彼はあまり仕事を風呂敷しないし(=自宅に持って帰ること)、プライベートとビジネスを統合して管理する電子ツールを今のところ必要としていない。「ボク、今気がついたけど、デジタル人間とちゃうわ、アナログ人間やと思う」と言ってギターをぼろん、ぼろんと鳴らしていた。

今年の手帳をぱらぱら見ていたら、体調が悪かった7月は、書き込みで真っ黒だった。そうそう、この頃は、発表とレポートが重なって、体力の限界を見たのだったと懐かしくなる。10月には、しかし体力の臨界点(そんな言葉はありません)を見たのだった。激多忙だった。それと比例して肩の調子も悪くなって、年齢を感じる秋だった。手書きの予定の書き込みは、臨場感があって見返すと楽しい。
by himarayasugi2 | 2010-11-24 09:29 | モノ | Comments(0)
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