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ヒマラヤスギ雑記

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三連休あれやこれや

私は本当に出無精だと思ったこの三連休。暑いを言い訳に一歩も出ず。雨を言い訳に一歩も出ず。ケン散歩は全て夫に任せ、ついでに買い物も車の運転大好き夫が行ってくれたため、本当に家に篭りっきりだった。引きこもりである。大学、病院、仕事、どうしてもしないといけない買い物や用事、友人との約束等が私を外へと引っ張り出してくれるのだ。でも家に篭っていることはわりと好きである。

この三連休にやった生産的なことはなにかというと、まず掃除、台所の換気扇のフィルターなどを全て洗う、読みかけのドラキュラ本を読む、レポートを書く、くらいか。妹と電話で話しもした。レポートがあってよかった。「書かなくてはいけない」レポートがあったから、家の中に引きこもっている罪悪感が軽くなったことは事実である。といっても、レポート、まるまる二日かかってしまった。そして今日はもう1度校正して提出用にきれいな紙で印刷する予定。

出無精といっても、朝は早い。6時には遅くとも起きていた。どうせだったらなでしこジャパンの決勝戦をリアルタイムで観戦するべきだった。三連休最後の日は、なでしこジャパンのニュースを読みあさり、試合の様子をテレビで何度か見ては「すごいなぁ」とため息をついていた。澤選手は、神戸のわりに有名な市場で毎日自転車で買い物しているとか。ずっと神戸にいてくれたらいいのに。

夫の三連休は充実していた模様。車でホームセンターとかスーパーに買い物に行き、ぐちゃぐちゃになっていたCD類の整理をし、ギター教室の課題曲を練習し、1日に3回の食事作り(週末の厨房は夫の領分となる)を嬉々としてこなしていた。余力でキウィジャムを作って赤と白のギンガムチェックの蓋のキュートな瓶に詰めて、浮き浮きしていた。作ってもらった夕飯はどれも美味しかったけど、特にうざくがお気に入りである。

17日の日経新聞朝刊の文化欄の亀山郁夫さんのコラムが心に残った。いろいろと考えることもあって、下に一部記録しておく。

ここから引用
人間が何かに感動するには、何よりも、満たされていないという心の状態が不可欠なのだ、(中略)佐藤さんは、私に、あなたは幸せすぎるのですよ、でもその幸せの感覚こそは、確実に老いを加速させる心の錆びなのです、と言おうとしていたのかもしれない。(中略)結局のところ、私は、毎晩、書斎に閉じこもるうちに、現実との接点を見失っていたのだろう。音楽がかりにどれほど高貴な美しさを保証してくれるにしても、魂をゆり動かすほどの感動にそれを変えていくには、それこそ何かしら恐ろしく人間臭いものを受け止めようとする持続的な心構えが必要らしい(引用終わり)。

平日も三連休もないケンは、ずっと家に誰かがいる状態は落ち着くらしく、安心した顔でその時々で1番涼しい場所、落ち着く場所を移動しながらリラックスしていた。それでもって、おやつの時間はとびきりの笑顔で催促しにきていた。夫と三連休中に「ほんまにケンちゃんは可愛い」と何度言ったかわからん。

雨の中のケンの散歩、明日も続くのだろうか。ケンは新調したレインコートが小さすぎて、無理矢理ボタンを留めたら、情けない声で「きゅう」と鳴いていた。もっといいやつを買ってあげよう。その前にダイエットか。

今日から通常モードで、文献読むぞ、がんばろ。
三連休あれやこれや_c0221299_7543777.jpg

(朝食のヨーグルトにかけて食べる。)
by himarayasugi2 | 2011-07-19 07:56 | 雑感 | Comments(0)
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