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ヒマラヤスギ雑記

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柴犬が走らない理由

ケンは夫が仕事から帰宅する時間には、夕ご飯も終わっているので1階の寝室で寝ている。で、夫がインターフォンを鳴らすと、興奮してプーとかドナルドとかのぬいぐるみを咥えて玄関まで走り、ぬいぐるみを振り回しながら「お帰りなさいの舞」を舞う。だが、少し前からケンが玄関まで出てきてくれなくなった、と夫が言うのだ。ケンはぬいぐるみを咥えて寝室から出て、廊下の向こうから玄関のほうを見ているだけらしい。一応、喜んでその場でぬいぐるみを見せて振り回したりするけれども、以前のように玄関までだーっと走ってきて「おかえりー」としてくれないのだ。夫は大変寂しそうである。

もしかして、脚を傷めているのかと思って観察もしていたけれども、普通に庭では追いかけっことかするし、散歩も問題ないし、食欲は常に旺盛なので病気でもなさそうなのだ。ではなぜ玄関まで走ってきてくれなくなったのか。よく見ていると、ケンは廊下を走りたくないようなのだ。そして、2階のリビングでも時折、慎重に歩くケンの姿が目に付くようになった。こう、前に進もうか、どうしようか迷って、えいやっと決心して一歩踏み出すような様子を1階でも2階でも見せるのだ。

あるとき、ケンが1階の廊下でえいやっと一歩踏み出したときに、ずるっと滑ったのを目撃する。ケンは、興奮したときに走って滑ってしまったことがあってから廊下を走らないようにしているではないだろうか。ケンはものすごい慎重で臆病な犬なので、1度でも滑ったりすると次回からゆっくりと歩くようにするのだろう。そういえば、よく犬の飼い方の本でフローリングは滑りやすくて犬の関節によくないとあったっけ。階段は最初から滑り止めのカーペットを1段、1段貼っているから、ケンは階段の上り下りは常にダッシュしている。寝室にはカーペットを敷いているので、ケンはよくここでフワフワボールを追いかけたりする。夫と相談して、1階の廊下に滑り止めのカーペットを貼ろうということになった。で、検索して犬の滑り止めカーペットを見つけた。洗濯もできるし、カーペットもずれないらしい。せっかくのオークの無垢フローリングの廊下をカーペットで覆ってしまうのはちょっとあれだけど、ケンが関節を傷めてはいけないし、前みたいにはしゃいでぬいぐるみを持って玄関に走ってきてくれる姿だって見たい。というわけで、どんどん柴犬仕様に変ってゆく我家である。2階はおされなキリムとかラグとかにしよ。一応、リビングやし。
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(昨夜、カーペットを敷き詰めた。寄せて敷いているのは、階段下収納のキャスターを引っぱったときにひかからないようにするため。幅60センチで長さ90センチのカーペットを6枚購入した。ぴたっと貼り付くし、消臭、抗菌加工してあって、洗えるとか。今朝、ケンを見ていたら、なんとカーペットを怖がって上を歩かないようにしているのだ。うーん、慣れるのに2-3日かかりそう。)
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(最近のケン。「実家行く?」と話しかけたら、嬉しくなって羊人形を取り出したところ。)
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(階段の上はケンのお気に入りの場所。)
by himarayasugi2 | 2012-07-05 08:20 | | Comments(0)
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