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ヒマラヤスギ雑記

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普通の美容院

新しい美容院を探そうと思ってから、実際に行くまでいつも数か月はかかる私なのだが、今回は素早かった。まずはヘッドスパ店で教えてもらった店に予約をいれる。「まずは」としたのは、一度で行かなくなる可能性があり(過去に3店あり)、用心深くなっているから。ネットでわかる範囲での事前リサーチによると、この店は、オープンして半年とちょっとと新しく、オーナーの経験年数は以前の男性一人でやっていたお店の人と同じくらいで、店の内装は若向きっぽい感じであることがわかった。最後の「若向きっぽい」ことについては若干不安なのだが、サイトの写真の様子だけではなんともいえない。

私の担当は、予約の電話を受けたオーナー男性となった。前の店の人と比べると、普通の人だった。テンションも普通だし、話す内容も普通で、他のお店にもいそうなタイプの普通の人なのだ。やっぱり前の人はちょっと個性が強かったなぁとしみじみ。で、普通に切ってもらう。スキバサミが嫌いなことと、家ではシャンプー後に毛先にオイルをつけてから、5分ほど根元にドライヤーをあてて手でざっくり整えて終了、というお手入れしかできないことも伝えると、「はいはい」と理解してくれたもよう。

カットは、さっさと手際よく知らない間に終了していた。特に分け目もきいてこなければ、前髪の長さをどうするかとかもきかれなかった。仕上がりはあっさり切り終わったわりに、特に違和感もないし、引きこもりたくなるような前回のスタイルでもない。夫も前のヘルメットみたいなのよりはいいと言う。初回の印象がずーっと続きますように。

最初に危惧していた「若干若向きっぽい店舗内装」の理由がわかる。この店は、以前も美容院だったところに居抜きで入ったのだ。美容院を開業するのにもっともお金がかかる部分は、シャンプー台やら、シャンプー台周りの工事らしい。シャンプーの椅子は、ピンからキリまであって、一台3、40万円くらいから100万円だという。で、そこは削れないので、真ん中よりも上のランクの椅子とか台にして、ガス工事もやりなおして(40万かかったとか)、とすると内装を全てやりなおすだけのお金は残らないらしい(*1)。で、この店は、店舗の内装は前の若向きの美容院のものをほとんど残したのだ。以前あった美容院はもろ「ヤング向け」だった。オーナーによると、少しずつ前の内装から変えているとのこと。若いアシスタントが「ここダサイから変えましょう」と言ってくるので、「はいはい」と従うとか。

まぁ、次もここに行くと思う。長く通えたらいいけど。しばらく様子見。前の店と比べたら、妙に緊張しなくてもいいし、気も使わなくてもいい。小さな店だけど他にも人がいて、普通な美容院である。あと、一切、商品を勧められなくて、よかった。

美容師の印象的なひとこと:
わりといろいろお店に今まで行ってきたのではないかと言われた。図星である。さすがに9年で10軒とは言わなかったけど。

*1:
シャンプー台と椅子は、リースしないのかと訊ねたら、一番いいと言われているメーカーの椅子は、リースはなくてすべて買い取りになるらしい。やっぱりシャンプー台の寝心地などは、顧客満足度に影響するので、そこのグレードは下げられないという。確かに、首が楽だった。カットするときの椅子も、下は1万円台から上は40万円くらいまであるとか。毎日人が長時間座るものなので、クッションがへたらないものを選ぶと、「やっぱりそこそこのお値段になりますね」とのこと。
by himarayasugi2 | 2013-10-05 08:35 | 雑感 | Comments(0)
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