土曜日に夫が一人で夫実家に行った帰りに、ケンのヤギミルクと、時間がないとき用のケンのご飯(鶏のリゾットレトルトパック)を買っていた。その袋をみると、中にフランスパンが1本無造作にほりこんであったので、手に取ったら、タオルで本物そっくりにフランスパンを模した犬用のタオルおもちゃだった。パンの真ん中を押すと「ぴー」と間の抜けた音がする。「ケンはパンが好きやから、これやと思って買ってん」と夫。おそらくケンは、咥えるおもちゃがフランスパンの形かどうかなんて、全く気にかけていないと思う。でも、ケンはパンだから喜ぶと信じているのが夫なのだ。
日曜は、三宮元町に出る。夫のものを見ていたのだけど、目ざとく中折れ帽を見つけて試着しまくった。中折れ帽は帽子のつばの幅とかがほんの少し広かったり、狭かったりするだけで顔の印象が全く変わってくるので、つばのある帽子は、「試着命!」である。あと、変な飾りが悪目立ちしているのもNG。帽子の本体にぐるりとリボンが巻いてあるのは、いいのだけど、それが派手なリボンだったり、あと、本体の色とか質感と全く合っていないものだったりすると、だめ。中折れ帽は、つばが顔にかかるので、私の場合は顔色を明るく見せる色で探していた。本当は、黒とかチャコールグレーがいいんだけど、黒だと、生地の安さがもろにわかるし、顔も暗く見えるし、どうしてもだめなのだ。ニット帽だと、試着しなくても色の好みとかで選んでもだいたい大丈夫だけど、中折れ帽、キャスケット、キャップ、ベレーなどの帽子は、かぶってみないとわからないのだ。
店で試着したのは、薄茶色(ベージュよりは濃い色)と紺色のもの。リボンも本体と同じ色である。形もつばの幅も丁度よかった。顔とのバランスがいい。お店の人が薄茶のほうが洋服に合わせやすいし、顔が明るく見えるから、薄茶がお勧めだと言うので、薄茶色の中折れ帽を購入。グレーの服にも合うって。やっと帽子を購入できてうれしい。火曜から早速かぶって行こう。
あと、グレー地に白のピンストライプのはいったウール地のストレッチの入ったスリムなパンツを見たけど、かなりいいなー。これだったら、カジュアルすぎないし、黒とかこげ茶のタートルとも、紺色のブラウスとも合わせやすそう。欲しいなぁ。やっぱり買いに行こうかな。今シーズンは、タイトスカートが流行っているみたい。どこでもある。しかもかなり短い。ワンピースも短い。膝を出す丈は正直厳しい。家にチャコールグレーの膝丈(膝は半分以上は隠れる)のストレッチのタイトスカートがあるから、また履いてみよう。これは、有楽町にエストネーションができた年に買ったものだから、どれだけ大昔なんだ。流行が巡るというのは本当みたい。
あとは、小さな買い物をして帰宅。帰宅途中に、ある家の前を通ったら、女性がヒステリックに怒鳴る声が聞こえてきた。この女性は、行きに前を通ったときにも、子供相手だと思うけど、ものすっごい怒って怒鳴りまくっていたので、どうやら半日怒っていた模様。
(大あくびのケン。今朝も朝から、坂道をぐいぐい歩いてくれた。食欲も旺盛で元気でなにより。)