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ヒマラヤスギ雑記

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絹VS木綿/幹事

昨日の夕食は、寒いこともあって鍋にした。夕方のケンの散歩に私が行っている間に、夫が車で鍋の食材を調達してきてくれた。夫のほうが、ずっとずっと買い物上手なので、安心して任せられる。

ただ、鍋にいれる豆腐が木綿豆腐だった。これは、結婚以来決着がついていない案件で、夫の実家は味噌汁、湯豆腐、鍋に入れる豆腐は「普通、木綿豆腐でしょ」という考え方で、我が実家はそれらすべて「普通、絹豆腐でしょ」という考え方なのだ。念のために書いとくと、こういうのには正解などはない。ただ、いろいろな考え方があるというだけ。私は、特に湯豆腐は絶対に絹豆腐でないとあかんという人で、夫は特に湯豆腐は絶対に木綿豆腐でないとあかんという人なのだ。でも、その「あかん」度合が私の方が強いので、我が家では湯豆腐は絹豆腐を私が強行している。両家とも、冷奴は絹を食べるんだけど。

夫も私も神戸生まれの神戸育ちだし、両方の実家もずっと神戸にあるのだけど、食文化はかなり違う。例えば、私の実家では朝食は紅茶、トースト、ヨーグルトで、週末はこれに目玉焼きと野菜炒め的なものがついていた。夫の実家は、平日の朝食はご飯、味噌汁、納豆、焼き魚、野菜で、週末の朝食はトーストにハムエッグだとか。味噌汁は毎食登場するのが夫実家で、我が実家は「おかあさん、今日の夕飯なに?」という問いに対して「XとYとそれから味噌汁」という会話が成り立つくらい、味噌汁は毎晩出てくる献立という意識が薄い。

食パンも、我が実家はいわゆるイギリスパンと呼ばれるハードトーストの5枚か6枚切りがデフォルトなのだけど、夫実家は、8枚切りの食パンである。

で、結婚後の我が家はそのあたりどうなったかといえば、朝食は紅茶・コーヒー、ヨーグルト、トースト(チーズトースト)がデフォルトで(たまに昨晩の残りの野菜スープとか、あとフルーツとか余ったハムとか)、パンはハードトースト6枚切りである。湯豆腐は絹豆腐だけど、鍋物は木綿と絹を交互にといった感じである。味噌汁は和食のときは必ず夕飯には作る。結婚当初、私が味噌汁をあまり作らないことを知った姑がなんともいえない顔を見せたので、「やばい」と思ってからはちゃんと作るようにしている(ドヤ)。

豆腐に朝食に味噌汁といったことですら、これくらい両家は違うのだ。もう一度言うけど、正解なんてない。夫と私が妥協しながら、今の食生活ができあがっている。たとえば、鍋の〆という概念を私は結婚するまで知らなかったけど、今は鍋の〆を「今日は、ラーメン」「今日はうどん」そして「今日はおじや」などと指定するくらい〆の重要性を理解できるようになった。夫は夫で「ミルクティーにコーヒーフレッシュを入れるなんて、邪道!紅茶に対する冒涜だ!」という私の言い分も理解できているようである。夫はコーヒーも紅茶もなにもいれないで飲む人なので。

そういう感じで、夫が鍋の豆腐に木綿豆腐を買ってきただけで、鍋をつつきながら両家の食文化の違いについて話が盛り上がった夜である。

幹事についても盛り上がったのだった;
来月のゼミ飲み会の幹事は私になった。秋もやったけどね。会社だったら、新入社員は自身の新人歓迎会以降は、すべての幹事をやるものである。私なんぞ、社員旅行の幹事もやったもん。なーのーに、なぜかゼミでは幹事はD2のT君と私が最近では多い。M1とM2も幹事やろうよ。今月の飲み会は、研究室全体の飲み会で30人以上の集まりになるから、TA二人が年末から連絡、出欠確認、会場手配などでフル稼働である。大規模飲み会の幹事ができたら、社会にでても困らないと思う。

夫は「ぼく、幹事やるの好き」らしい。ジャズギター教室仲間との新年会とかも、頼まれる前から店を探していたし。夫のおぢさんバンドのメンバーは、みんな幹事好きみたい。音楽やる人って幹事が好きなのか。料理やお酒が美味しくて、コスパがよくて、みんなが満足そうに、楽しそうにしているのを眺めているのが好きなんだそう。それ、ちょっとわかるかも。私は、頼まれたら幹事を引き受ける程度だけど、あの店よかったって言われると、やっぱ嬉しいし。

いい天気!
by himarayasugi2 | 2014-01-12 08:51 | 雑感 | Comments(0)
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