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ヒマラヤスギ雑記

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需要と供給、最近のこと

ある女性の話である。仮に彼女をA子とする。A子が現配偶者と結婚する前に付き合っていた男性を、仮にXとYとする。XはA子が最初に勤めていた会社の同僚で、見た目は背が高く、彫が深く、目が大きく、肌は浅黒く、スポーツ万能でアウトドアが趣味で、Xを見たほとんどの人は、かっこいいと思うだろう。3年ほど付き合った。Yとの出会いは不明である。こちらは色白で、いわゆる優男で、ひょろっとしていて、線が細く、声が甲高く、Yを見たほとんどの人は…どう思うのかはわからない。こちらとも3年ほど付き合った。そして現配偶者とは、転職した会社で出会う。現配偶者はがっちりとしていて背が低く、寡黙でどんな声だったかも思い出せない、彼に会ったのが一度だけならほどんどの人は、あまり覚えていないだろう。一見、タイプが全く異なる3人に共通するのは、全員A子よりも4歳以上年下ということである。

現配偶者もそうなのだが、XもYもA子にぞっこんで、XとYはA子に振られたとき(2人ともA子に「振られた」のだ)、号泣した。噂でXは振られた後、真っ赤なバラの花束をA子に「今までありがとう」と言って渡したとか、なんとか。みなA子を母親のように慕っていて、A子にとっても世話を焼くこと=恋愛だったのかもしれない。というよりも、A子は、世話をする余地を残している男性がタイプのようである。一見タイプがばらばらのようなこの3人だが、みなどこか頼りなく、子供っぽいところがある。風の噂でA子が現配偶者のことで大昔は苦労したらしいと耳にした。噂は「現配偶者のせいでA子が苦労した」というシナリオになっているらしいが、A子も、そういう人を選んでいるのかもしれない。そして男性も母のようなA子がタイプなのだ。A子は現配偶者と幸せらしいので、今はなんの問題もない。

需要と供給の問題だと最近は思う。自分にないモノ、あるいは、ずっと欲しいと思っていたモノで、強烈にアピールする「何か」を持っている人に、人は惹かれるのかもしれない。その「何か」というのは、人によって異なる。

最近:
電車に乗ってデパートとかにたまに行くと思うのが、平日のデパートにはお洒落な同年代の女性が多いということ。雑誌から出てきたようなコーディネートで、髪もさりげなく整え、カジュアルなんだけど着ているものは、いいものだったり。カフェで隣のテーブルだった2人の女性は、1人がきれいなオレンジ色のプリントのチュニックに白にパンツ、もう1人はきれいなブルーのカフタンに白のパンツで、2人とも髪も決まっていて、メークは薄め、でもお肌は艶々で、こなれた感じだった。みんなどういうとこで服買うのかなぁ。私なんかは、洋服コーナーが併設されている雑貨屋さんで、テキトーに足らないものを衝動買いしがちで(ユニクロよりは高い程度の値段)、後で、安物買いの銭失いしたなぁとしみじみするのが常だ。

最近2:
某先生の授業はゼミ形式である。私の専門領域は、ゼミによってやっていることが全く異なり(学会もほとんど重複しないし、別学会のことが多い)、ゼミが違う同士だとよくわからないこともある。でも、某先生の授業に出ると、そういう違うゼミの人のやっていることがよくわかるし、それがとても面白い。世の中には知らないことで、知ると豊かになることがまだまだ沢山あるなぁと実感する。今週はM1が発表してくれた。どの発表も面白かった。某先生も楽しそうだった。
by himarayasugi2 | 2014-06-18 08:54 | 雑感 | Comments(0)
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