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ヒマラヤスギ雑記

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わりとテレビを視聴した。

朝からすごい雨である。台風が通過中。昨晩は風が強かったが、今はほぼ止んでいて、雨だけが激しく降っている。

昨夜は珍しくテレビを沢山視聴した。

『プレバト』:
これ面白い。毎回は無理なんだけど、時々視聴する。土井先生の場合、褒めるときよりも、けなすときの方が、コメントが面白い。というか、この人、もともとなに話しても面白いから昔から好きだけど。室井佑月の盛り付けが素敵っていうのは、わかったけど、梅沢富美男のポテサラがそんなにあかんとは思わなかった。

生け花は、独身時代に習っていたので、なんとなく良し悪しはわかる。生け花の場合、先生が3回もタッチしたら、激変するのだ。葉や枝ものの角度や向きをほんのちょっと変えるだけ、足元を少し隠すだけ、ちょっとだけ長さを変えるだけで…、というようにほんのちょっとのことで、お花は良くなるのだ。でも、これに気付けるのが「先生」であって、先生と生徒の差は、生徒が想像する以上に大きいと思う。私が生け花を習ってわかったことは、生け花は、結局はセンスやなぁということ。生け花は、あるところまでは技術であっても、本質は芸術だと思う。だから、生け花で生徒を取れるってことはすごいっていうことである。生け花についても、室井佑月の作品が一番好きだった。番組で最も評価されたものよりも、好きかな。

この番組をたまに見るのは、俳句のコーナーがあるからである。私の場合、料理、生け花、俳句だったら、番組を見る限り、俳句が一番見ていて楽しい。これも、室井佑月の句が、一番好きだった。確か3番目くらいの評価だったけど、なんか、伝わってくるものがあった。やっぱり、作家ってすごい。

『探偵の探偵』:
これ、だんだん面白くなくなってくる予感がする。昨日の回は、退屈だった。全体のトーンが中途半端なのだ。中途半端に暗くて、中途半端にグロイのだ。やるなら、『外事警察』とか『ケイゾク』くらい、徹底的に暗くしてもいいんじゃないかと。ユースケサンタマリアは不気味で、いい感じ。

『婚活刑事』:
どうしよう。夜更かしして、またしても視聴してしまった。結婚することしか頭にないのに、なぜか犯人を捕まえてしまう刑事の米子は、口にするセリフも漫画チックで、常にクサい。「(あなたのことが好き)でも、わたしは刑事」みたいな感じで。でもって、米子に対する周囲のリアクションも完全にコメディである。ありえない設定で、ありえない展開で、シュールなのだ。意外とはまっている。来週からはネットで視聴しないと、寝不足になりそう。

芥川賞:
芸人の人が受賞した。このニュースを見るまで、まず作品名を『火花』ではなくて、『花火』だと思っていて、作家の名前も下の名前がマタキチさんだと思っていた。テレビのニュースで、マタヨシさんと知る。なぜ、こうなったかというと、私がこの芸人さんのことをネットでしか知らなかったからである。ネットのニュースだと、興味のあることしかちゃんと読まないから、いい加減にしか記憶しないのだろう。テレビで、はっきりと「マタヨシさん」と発音されて、断片的な知識が繋がったのだ。どんな作品なんだろう。きっと、Tさんの奥さんがまた文芸春秋を貸してくれるので、それまで待とう。 
by himarayasugi2 | 2015-07-17 09:38 | エンターテインメント | Comments(0)
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