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ヒマラヤスギ雑記

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朝は録画に走る!

『あさが来た』にはまっている。朝の連ドラをやっている時間は、ずっと通学、通勤の時間であったため、本当に『鳩子の海』以来、全く視聴していなかった。なので、時間をやりくりすれば視聴可能な生活になっても、習慣になっていないから、ケンの朝散歩以降は、夜までテレビは消してしまっていた。が、偶然ネットで『あさが来た』の視聴率が右肩上がりで評判がよい、という見出しを見て、ミーハー心だけでちらっと見てみたら、意外と面白くて、なら明日も見てみようかとなって、現在に至っている。やっぱり、朝の8時前後というのは、ケンの散歩が長くなったり、となりの実家で話し込んだりすると、テレビの前に座っているのは難しい時間帯である。なので、録画中心になる。最初は、たった15分の番組を録画してまで見るのも、なんかテレビ漬けみたいでイマイチやなぁと思っていたけど、今や、朝起きたら、その日の放送を録画するその一連の動きが、無意識レベルで実行できるくらい、立派な「習慣」となっている。ケンの散歩から戻って、野草茶を沢山沸かして、アツアツをマグカップに淹れて、録画を見るのだ。そして、最初は主題歌が流れたら早送りしていたのだが、最近ではAKBと一緒に歌うというバカっぷりである。

「思い通りにならない日は明日頑張ろう」というところは、気持ちをこめて歌う私。

今週は、落盤事故を起こしたサトシの悔悛と懺悔、大旦那・正吉の死などがあって、朝から泣きっぱなしであった。連ドラは、15分だからいいのかもしれない。15分という短い時間に、要素を一つだけ丁寧に描くから、毎回満足できるのだ。そして、そういう大枠がきっちり決まっているだけでなく、細かいところも手を抜かない脚本が素晴らしい。加野屋で働く人々が、実際にどこかで生きているように感じさせるような、細かい演出に、幕末から明治維新という目まぐるしい変化の時代を庶民の視点で描くところも、とても面白い。土曜がはんどんで、日曜が休みというのもこの時代にゆっくりと定着したというのもドラマで知った。また、今朝は正吉のお葬式の様子がちらっと映ったけど、女性はみな帯も全て真っ白の着物で応対するのも初めて知った。そういうところも丁寧だと思う。

基本的に朝ドラだから、シリアスな場面ばかりでなくて、歌詞の通り、困難を一つ、一つ、ヒロインが自分の努力と才覚だけで乗り越えていく展開だけど、それがあざとくなくて、視聴者をも励ますような感じ。炭坑のときは、さすがに「あさ」もしんどそうやったけど、少しずつ馴染んでくるところも、リアルだなぁと思った。

今週、新次郎と正吉の会話で心に残ったやりとり(うろおぼえ):
「しんどいときこそ、人を頼らず、自分の足で乗り越える」そうやなぁと。

まだこのドラマは前半らしい。朝ドラって、半年やるんだ(←そんなことも最近知った)。春まで楽しんで視聴できますように。


今さらM-1の録画を見る:
夫が海外出張中に頼まれて録画をしていた『M-1グランプリ』を、昨夜夫と一緒に視聴する。決勝の組も最終3組も、どれも面白くなかった。グランプリは、私は銀シャリかなぁと思って、夫はジャルジャルだと思ったら、トレンディエンジェルだった。私は、あんまり体のパーツを強調するような漫才は好きでないのだ。禿てようが、いまいが、漫才と関係ないと思っているし、耳で聞いているだけではわかりにくいネタが多いと、ちょっとしんどい。なによりもショックだったのが、ナイツが敗者復活でも3位だったということ。でも、ナイツが面白いことは疑う余地もないことなので、そう考えるとM-1って、なんなんやろうと思った。

by himarayasugi2 | 2015-12-19 10:11 | エンターテインメント | Comments(0)
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