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ヒマラヤスギ雑記

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ドラマの感想くらいしか

朝、東京に出張中の夫と少し話をした。神戸は寒くて、雪は降り始めていると言うと、東京は晴れそうだと言う。今晩は東京にいる同期と飲んでくる、などなど業務連絡である。それから「昨日の深田恭子のドラマ見た?」と訊ねると、「あ、見た、見た」と返ってきた。私と夫は深田恭子のドラマの一部だけど見ていて、内容もよく覚えている。『富豪刑事』とかあと『専業主婦探偵』『幸せになりたい!』などは内容も覚えているし、これらは全部最後まで視聴したのだ。深田恭子は、きっとシリアスな役も演じているとは思うけど、なぜか私と夫が視聴するのは、似たようなキャラが主人公のドラマばかりである。今出演中のものもそうだけど、天然キャラのものだけ選んでみているという感じ。天然キャラの深田恭子が好きなんだと思う。『専業主婦探偵』のときは、運転でどうしても右折が出来なかった主人公が、ここぞという時(確か夫の一大事だったか)に、右折が出来たりする場面とか、よく覚えていて、夫はいまだに深田恭子と言えば、「最後に右折ができるようになるコ」なのだ。

昨夜のドラマも、そもそも、五代さんが出ているっていうところだけで視聴を開始したのだけど、意外とはまっている。昨日の深田恭子は、他人の仕事を代わりにやってあげて残業ばかりしていた。どんくさいのだ。それについて夫は「あの子、お人よしやなぁ、いい子やなぁ、きっと主任からも職場の男の子からも好かれるようになるで」などと、親戚の子を案じるように見ているのだ。あほか。

録画していた『わたしを離さないで』の初回を視聴した。原作は未読だけど、あまりに有名な原作なので、内容は知っている。初回の視聴率はものすごく低かったらしい。ドラマ開始冒頭で、いきなりショッキングなシーンで、気が滅入りそう。でも、ドラマからは、かなり製作側の熱意が感じられる。なんといっても、カズオイシグロ原作だから、変なドラマにはならないとは思う。でもでもでも、気楽に見れる内容じゃないのよね。特に、子供時代の映像は、胸がキリキリ傷む。臓器を提供するためだけにこの世に生を受けた存在が主人公、という設定は、すごいと思うのだが、お茶の間向けではない。その運命を受け入れさせるための教育内容にも、やっぱりショックを受ける。新任の体育の先生は、子供らを不憫に思い、校長に意見し、子供に手を差し伸べようとする。でも、そんなことをして何になるのだろうとも思った。いたずらに子供たちの心を乱してはならないのだ。臓器提供者として短い一生となることは、生まれたときから決まっている。彼らはその目的がなかったら、そもそも生まれてなかった存在でもある。私もあの先生だったら同じように行動していたかもしれないけど、それは安っぽい正義感なのかも、とちょっと初回を見て思った。少し重い内容というのもあって、次回の視聴は微妙。同じように考えている人も多いのかも。  この制度、本当にあったら怖いなぁ。

某先生の補講は、休講になって、来週に補講である。補講エンドレスループ!まだ学期が終わらない。 
by himarayasugi2 | 2016-01-20 09:32 | エンターテインメント | Comments(0)
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