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ヒマラヤスギ雑記

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年をとるのも悪くないわー

夫と私の共通の知人のバンドのライブが某所であったので、行ってきた。豪雨の中、行った甲斐があった。とてもとても楽しかった。この知人は、齢50を越えてからバンドを始めた。若いころから知っているけど、若いころはどちらかというと、体育会系スポ根タイプで、ギター片手に歌うって感じではなかっただけに、バンド活動を始めたと最初に耳にしたときは、ちょっと驚いたのだった。このバンドのライブを私が初めて見たのは、2013年の12月だった。その後、2-3回演奏を見て、で、今回である。最初のころのステージは、MCは楽しく、朗らかで元気いっぱいだけど、演奏については、どちらかというと身内向けで、まったく知らない人、通りすがりの誰かが足を止める演奏かと問えば、そうとは言い切れなかったかなと思う。しかし、昨夜のステージは、違っていた。びっくりするくらい、演奏が上達していたのだ。ほんとに、びっくりするくらい。それに、演奏にハートがあって、全く彼らを知らない人が偶然演奏を聴くことになっても、絶対に心が動かされたと思う。それくらいよかった。

夫がしみじみと「あの人は、なんでも手を抜かないで一生懸命やるところが、ほんとうにすごい」と言っていた。ライブの後に、「本当に、本当に、今日のステージはよかったです、いえ、今までもよかったですけど、今日のは今まで一番よかったです、あの、ギター、めちゃくちゃ上手になりましたよねー、」って感想を言ったら、ニコッニコッと笑った。この人は、若いころよりも絶対に今のほうがいい。丸くなったと思うし、楽しそうで、見ていてこちらも楽しくなる。年を取るのも悪くないなぁと思う。

昨夜、ラッキーだったのは、某プロのミュージシャンが観客の中にいて、飛び入りで一曲歌ってくれたこと。小さなライブハウスなので、彼は目の前で歌ってくれていて、歌もよかったー。値打ちあるわー。もう会場が、大盛り上がり。

演奏が終わってから、夫は最初に演奏した対バンのジャズギターの人(おそらくプロの人)のところに行って、ギターを見せてもらって、色々話をしていた。なんでも、ギターは、1959年ごろに製造されたフェンダーのもので、「100万くらいするで」という貴重なものらしい。ギタリストの御好意で、夫はギターをかけさせてもらって、ギタリストと一緒に写真を撮らせてもらった。ここからである、私の中で何か、抑制装置がはじけ飛んだのは。

誰かが、奥さんも一緒に撮ったらどうですか、撮りますよ、って言って、「なんで私がこのギタリストと写真を撮る展開になるのだろう」と思いつつ、笑顔でまずギタリストと一緒に写真に収まる。そこから、写真を撮ってもらうということに対するハードルが下がったのか、こともあろうに、さきほど会場を沸かせた某ミュージシャンのところに名前を叫びながら、駆け寄っていって、「一緒に写真撮ってください!!!撮りましょー!」と迫り、合計で6枚くらい一緒に写真を撮ったのだった。こういうのは、やはり「おばちゃん化」というのだろうか。おばちゃんになるのも悪くないやん。そうそう、握手もしてもらっちゃった。こんな小さなライブハウスだからこそ可能なのよね。何人か知り合いの人にも挨拶できて、楽しかった。

今年にはいって2本目のライブ。毎月行っている感じだけど、来月は特に予定なし。

そしてバレンタインである。せっかくなので、こってこての80年代のABCの曲を貼っておく。この曲で、中高の体育のダンスの時間に創作ダンス踊りましたよ。今でもなんとなく振り付けを覚えていて、腕が動いてしまう。

by himarayasugi2 | 2016-02-14 00:12 | 雑感 | Comments(0)
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