『報道ステーション』のコメンテーターで、「かっこよすぎる」人(過去記事:http://cedar2.exblog.jp/24903430/)として認知していた人が、今、週刊誌、TV、ネットニュースをにぎわしている。昨日、立ち読みした週刊誌Bによると、彼の学歴と生い立ち、一部の職歴(実績)が嘘だったらしい。この記事がきっかけで、彼は決まっていた春からの情報番組のMCも降板することになり、他のメディアの仕事もすべてキャンセルすることになった。コンサルとしての実力を、ある程度担保する学歴や実績が詐称されていたとなると、彼がコンサルだから番組にキャスティングした側にとっては、騙されたと感じるかもしれない。コンサルとしての実績がゼロではないにしても、偽っていたのであれば(かなり盛っていたらしい)、コンサルという職種に求められる資質にも疑問符がつくのは仕方がないと思う。
私は、この人は『報道ステーション』でたまに見るだけで、コメント内容を聴いたことがないから、なんとも言えないのだけど、私のような「ちらっと見」レベルだと、ああいうメジャーな報道番組にコメンテーターとして出演している人を疑うことはまずない。ただ、まぁ、顔の造形がああいう番組のコメンテーターにしては、かっこよすぎて逆に目立つなとは思っていた。最初見たときは、このように美しい容姿とグローバルなコンサルという職業が、両立されているすごい例だと思っていた。誰だって、TVで彼を最初に見たときは、「え、この人誰?」となるだろうし。週刊誌が今回ああいった記事を掲載するに至ったのは、彼があまりにも華麗な容姿のコンサルで、美声の持ち主であることと無関係ではないと思う(ナレーションのお仕事やDJもされている)。目立ちすぎたかも。週刊誌Bによると、アメリカ生まれで、ハーフというのも嘘らしい。高校のときの彼の写真を入手した週刊誌Bは、この写真を掲載することで、今と昔では顔が変わっていることもほのめかしていた。つまり、ハーフに見えるように、顔も直したと週刊誌Bは言いたいのだ。
顔を変えて、名前も変えて、それでその人がポジティブになり、なにかの分野で成功することは、いいと思うのだ。ただ、彼の場合、超美形で高学歴の国際派の敏腕コンサルだから引きがあったという面は否めなく、そこが全部嘘となると、出演依頼の理由の大半が、現時点では消えてしまうと思う。小さな嘘をつき続けた結果、いつのまにか引き返せなくなったのか。彼を小さなときから知っているご家族は、顔を変えてハーフを装い、偽物のプロフィールで活躍している彼をどう見ていたのだろう。私は、ただ驚いている。1本取られました!って感じだ。
このコンサルに対して厳しい意見が相次ぐ中、どちらかというと擁護している人もいたので、その記事のURLも。http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1617467.html
『相棒』、『フラジャイル』と最終回を迎えた。『相棒』では、反町隆史が降板になるんじゃないかとネットでささやかれていたけど、どうやら来シーズンも出てくるようだ。反町のあの芝居がかった演技が(そもそも芝居だけど)、ちょっと疲れる。わざとらしいというか。『フラジャイル』は、長瀬智也が好きだから全話視聴したけど、最終回はちょっといまいち。私は、正社員時代に2年と1か月、オンサイト翻訳時代に、2社を1年ほど、製薬会社で働いたことがあって、ドラマの中の製薬会社の描写は興味深かった。