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ヒマラヤスギ雑記

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『暮らしを、みがく』

『暮らしを、みがく やりすぎない掃除術』をざっと読んだ。

(この本は、写真が多くて、総ページ数は95ページしかないので、この本についての下記感想は、今からこの本を読もうと思っている人にとったらネタバレになるかもしれないので、ご予定のあるかたは、お気を付けください。)

掃除の時間について:
多くのお掃除の達人が紹介されているのだが、みなが口を揃えて言うことは、短時間でも毎日やること、である。いろいろ読んで私が出来そうだと思ったのは;

掃除にかける時間は、朝は30分、夜は10分までとする、

というもの。掃除には、花瓶の水替えも入る。忙しい人は、玄関とトイレさえきれかったらOKにしていらしたり、それぞれでルールを設定している。朝30分でどれだけできるかは今から時間を計測してやってみるつもりなのだが、たぶん、全部は無理。なので、掃除の場所に優先順位をつけて、高いものからやっていって、30分でできなかった場所は、翌日は真っ先に手をつけるというようにやってみたらいいかなと思った。また、なにかのついでに「ささっと拭く」(歯磨きついでに蛇口、鏡、洗面ボールを)というのも積極的にやりたい。これが効果的だと思うのだ。

夜の10分は、ほぼキッチン周りに消える。コンロ、コンロ周りの壁、シンクの中、シンク周りを使い捨ての雑巾で拭いて、洗った食器を棚に戻して、ディッシュマットを干したら、ほぼ10分を使い切る。これは昨日の夜に実行済。

慣れてきたら短時間でカバーできる範囲も広がると思う。完璧を目指したらきりがないから(それに続かない)、とりあえず時間で区切る、これは大事だと思った。

掃除の道具について:
さっそくマネしたのが、捨てる予定の衣類を切って、使い捨ての雑巾にする、というもの。実は、以前に切ってストックしているものがあるけど、存在を忘れていた。今回、本を読んで触発されて、捨てる予定のTシャツとシャツと破れてしまったシーツなどをさらに切って加えた。それを、トイレ、キッチンに籠にいれてつるしておいた。このストックしている布が全部なくなったときには、私もかなり掃除が好きになっていると思う。

洗剤は、あまりいろいろ揃えても使いこなせないので、お風呂以外(お風呂担当は夫なので)の洗剤は、今のところ「とれるNo.1」と「ア・ディ オールパーパスクリーナー」を中心にトイレは既存のトイレ用洗剤がなくなったら「ア・ディ」を使うようにする。

心構え:
清掃のプロ、新津春子さんのインタビューが紹介されていた。私は、この人の『プロフェッショナル』を以前視たことがある。もっと番組で紹介してほしいと思った人だった。大きなプロジェクトを動かす、すごいプロフェッショナルもいいけれども、新津さんのような市井のプロフェッショナルの言葉は、わかりやすくて、ダイレクトに心に届くと視聴しているときに思ったもの。

その新津さんの掃除に対する言葉で印象的だったもの
「掃除が面倒くさいのは、(中略)たまった汚れを落とそうとするからです。汚れをどう落とすかという“事後掃除”より、いかに汚れをためないかという“予防掃除”は、虫歯にならないために歯磨きをするようなもの」

掃除を風水とか精神論的なものと結び付けるのはあまり好きでないので、新津さんの「掃除は、虫歯にならないために歯磨きするのと同じ」という言葉は、論理的で、わかりやすくて、納得できた。当たり前のことだけど、汚れてから掃除をするから、掃除がいやになるのであって、汚れないように掃除をする(=病気にならないように毎日健康に気を付ける)と考えるようにしたら、私が毎日ラジオ体操するのと同じと思えて、前向きになれる。

問題点:
掃除には、おそらく庭の手入れは入っていなさそうなのだ。庭の手入れを言い出したら、30分では無理なんよね。掃除に加えて、庭の手入れ(というか草むしり)がミニマム15分ってとこだろうか。夏には水やり時間も加わるから、そうなると掃除をさぼりそうだけど。

ときどき読み返しては、家を快適に維持できるように努力したい。

「15分草むしり」をしようと思ったら、今雨が降り出した。
by himarayasugi2 | 2016-06-07 08:42 | 本など | Comments(0)
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