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ヒマラヤスギ雑記

cedar2.exblog.jp

シックでエレガント/謎の多い人

某外国語のクラスのクラスメートの1人の女性が、とてもシックでエレガントである。こういう70代を目指したいとひそかに目標(高すぎる目標だが)にしている。彼女のエレガンスはどこから来ているのか、ちょっと考察する。

髪型:
おでこをだした、ショートカット。サイドは長めで、自然なウェーブで後ろに流している。髪は染めていなくて、自然のまま。なので、白が7割、黒が3割みたいな感じ。似合っているし、華やか。髪が何色かではなく、髪型が似合っているかどうかが重要と気づかされる。

メイク:
ほとんどメイクしていないと思う。それか、ナチュラルメイク。BBだかCCクリームみたいなものを薄く塗って、チークで軽く血色を整えている程度。厚塗りでなくて、自然で明るい感じ。唇も、ほとんど色を感じさせないベージュのグロスだけみたい。マスカラは黒を控えめに使用、眉はきちんと整えている。

アクセサリー:
私の記憶が正しければ、いつもノーアクセサリーだと思う。指輪もしていない。ついでに、爪は、短く切りそろえて、磨いているか、艶だしの透明のマニキュアだけを塗っている。ネイルはやっていない。時計は、ステンレスのオメガかロレックス。これくらい。

服装:
白とネイビーが基本。昨日は、白い襟の小さい半そでのシャツに、ダメージ加工を控えめにいれたデニムのマキシスカートで、ウエストにグレーのスウェードの幅の広いベルトを締めている。足元は白のスニーカー。ネイビーのジャケットに白いTシャツのときもある。とても清楚で若々しくて、シック。変なひらひらもないし、体型を隠すような、妙に丈が長いチュニックなども着ない。普通のシンプルな服を、普通に着ている。で、昨日は、バッグがアトリエペネロープ(のラフバッグという名前のバッグ)だった。ちょっと前の限定のバッグで、梅田のアンジェで前に売っていたもの。そのとき、あ、いいなぁ、欲しいなぁって思っていたから、覚えていたのだ。色は、今はネットショップでは販売されていない色みたいで、グレージュみたいな色だった。この大きめのバッグに、教科書や辞書やノートを入れて、無造作に持っているけど、この人だとお洒落に見える。筆記用具も、グレーのキャンバス地のお洒落なペンケースにまとめていて、しかも、スマホはアイフォンで、ケースに入れてなくて、ぽんっとバッグに直入れだった。こういう無造作感もなんかお洒落なんよね。

話し方は、柔らかくて、優しくて上品。「どちらの奥様かしら」と必ず思ってしまうようなセレブ感があり、でも成金感は皆無で、趣味がよくて、とてもエレガントだ。高価な宝石や、ブランドもののバッグなんて、一度もつけてきたことがないのに、素敵だな、お洒落だな、マネしたいなと思わせるのは、どこに秘密があるのか。シンプルな服を、普通に着ているだけなのに。おそらく、この方は、長年の試行錯誤の末に今のスタイルを確立されたのだと思う。一朝一夕ではなかなかこういう感じにはなれないと思った。

授業の前におしゃべりしていて、私の家には犬がいるという話になる。「何の種類かしら」と訊ねられて、「柴犬です」と答えると、「あら、まぁ、かわいいわねぇ、」とニコニコされたところで、先生が来られて、会話は中断するも、小声で「大事なことを聞き忘れていたけど、ワンちゃんのお名前は、なにかしら?」と訊ねられた。かわいらしいなぁと思った。


全く関係ないながら、帰りの電車の中で見た男性:
帰りの電車で通路を隔てて真正面に座っていた男性は、年齢は50前後で、ぴかぴかのスキンヘッドにしていた。夜道で出会うと、ちょっと身構えてしまう風貌かも。がっちりしていて、足も大きくて、ものすごく大きい黒のローファーにグレーの靴下に、グレーの(ピチピチの)スラックスに、白い(ピチピチの)ポロシャツ生地のシャツを着ていて、上までボタンをきっちり留めていた。腕も脚みたいな太さ。柔道とかレスリングをやっていると聞いても驚かない。で、この人、シルバーの小さなボストンバッグを両手で抱えて膝の上に置いていたのだけど、このシルバーのボストンバッグに白で文字が書いてあった。手で覆われていて、文字の一部しか読めないのだが、読める部分は、「―――― d Club」とある(「-」のところは、読めない部分)。なんのクラブに入っているんだろうと知りたくなる。手が動いたら文字が読めるんじゃないかと、駅につくまで彼の両手をガン見してしまった。「Skinhead Club」じゃないかとか。妄想しまくり。この人のシャツの袖のところに、なぜか、小さな茶色の犬かリスの刺繍がはいっていて、その下にひらがなで名前らしきものも刺繍されていた。いかつい風貌にミスマッチなかわいい刺繍もガン見である。いろいろと質問したいことがいっぱいあった人だった。

by himarayasugi2 | 2016-07-16 09:06 | 雑感 | Comments(0)
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