神戸市立博物館で開催中の『松方コレクション展』のチケットが、2枚手に入ったので、さわさんに声をかけて、お付き合いいただいた。上野の西洋美術館所蔵の作品を中心に、海外や個人蔵のものなど140点近くが集められている。
花より団子じゃないけど、まずは腹ごしらえに博物館近くのTooth Tooth Maison 15でお昼をいただく。ここ、前はよく通るけど、今まで入ったことがなかった。お店のサイトによると、「国の重要文化財に指定されている、神戸で最も旧い異人館 旧居留地十五番館」の内部をレストランにしたもので、「コロニアル様式の洋館には、趣の異なるお部屋が1階・2階にございます」とある。外の写真が、これ。
テンション上がります。内部も、まんま、異人館で、すごく素敵だった。今やっている神戸が舞台のドラマ『べっぴんさん』とかのセットに使えそう。お客さんが多かったので、内部の写真は断念する。
『松方コレクション展』との連動企画で、「松方コレクション展ランチコース」みたいなのがあったので、それをいただく。展覧会チケットの半券を見せると10%オフになった。ラッキー!
以下、ランチコース
(豆乳のスープの中にサーモンが入っている。塩味がきつくなくて、サーモンが美味しい。)
(ビーフカツレツ。これ、見た目以上に美味しかった。熱々で、カリカリで、中は柔らかくてジューシーで、カツレツを久しぶりに外で食べたけど、美味しかった!)
(デザート。温かいリンゴの薄いケーキの上にアイスクリームとメレンゲのスティック。これも美味しかった。)
写真はないけど、自家製パンも美味しかった。ココットみたいな容器にはいって紙に包まれてサーブされる。熱々で、外は香ばしくカリッとしていて、中はふんわり。
この後、展覧会へ。作品数がめっちゃ多くて、途中に何度か休憩をいれながら(私だけ、さわさんはめっちゃ元気)、全部の作品を観賞する。個人的に、スーチンの作品が見れたのが、嬉しかった。これで、スーチン作品を生で見るのは、2枚目だ。(101番目の絵で、表記は、「スーティン」になっているけど、私はスーチン呼びしている)あと、111番のカロリュス・デュランの《眠る男》が、イケメンでよかった(低レベルな感想で申し訳ない)。
あれだけの富を持っていて、これだけ絵画を購入するというのは、すごい。他に使ってしまいそうなものなのに。ありがたいことだと思う。
展覧会の感想は、さくっと短めなのだが、このあとお茶を飲みに元町のティママへ行く。さわさんは、お昼がボリュームがあったからあまりお腹が空かないと、中国茶セットとお茶菓子の軽めのおやつにされた。私は、さわさんと同じランチだったのに、なぜか、えらく空腹で、フレンチトーストセットにする。このこってりとしたビジュアルを見よ!
(ピーナツバターがサンドされたパンをフレンチトーストにしている。濃厚なお味。シロップもたっぷり。香港式らしい。)
おしゃべりを沢山して、解散。食欲と芸術とおしゃべりの1日だった。
先日までご主人とフィレンツェ、ヴェネチアに旅されていたさわさんから素敵な石鹸をいただいた。サンタ・マリア・ノヴェッラの薬局のもの。バーベナという香りの、石鹸。包装紙がすごくかわいくて、石鹸の香りもとてもいい。バッグに入れていたら、開けるたびにいい香りがする。しばらくは飾っておこうと。
(この包装紙、どうにかして残したい。)
・