平成19年に新年号になると報道で知った。私は昭和生まれなので(おそらくここを読んでくださっている方のほとんどがそうだと思う)、これで昭和、平成、新年号の3つを経験することになる。昭和生まれの人の中には、その次だって経験する人がいるだろう。私は、子供の頃よく母方の明治生まれの曾祖母と会うことがあったが、そのとき「明治」ってものすごく昔なんだと思っていた。「明治の女」という言葉があるくらいだから、特別な時代だという意識だった。
新年号になったら昭和生まれのアラフィフなんて、私が子供のころの明治生まれの曾祖母と同じ存在である。「昭和の女」という言葉は、あまり聞かないけど、一般的にどういう風に受け止められているのだろうか。昭和は比較的長い時代だったから、一括りにはしにくい。
そういう話を今朝、朝食を食べながら夫とする。もう数年前から新卒の新入社員は、平成生まれなんだしねーとしみじみ。研究室なんて、平成生まれが圧倒的多数だもん。ヨーチンもアカチンも通じないし、桜田淳子と櫻井よしこの区別もつかない世代なのだ。昔はよくこんな曲やこんなことがはやったねぇーってシェアしたいから、FMココロみたいなオーバー40(実質45かな)のためのラジオ局の需要があるのだろう。
シルバー世代の娯楽や生活サービスを総合的に提供する会員制倶楽部の資料を母から預かっていて、今度人に会って渡すのだけど、渡す前にちょっと資料に目を通してみた。よさそうだった。25年後の私は、入会を考えているかも。そのころにはもっといろんな倶楽部ができていて、選ぶのも楽しそう。
そういうことを考えた昨日から今朝であった。
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