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ヒマラヤスギ雑記

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外国語スイッチ、エレガントな人

某外国語の授業の日だった。前回と同じ代行の先生である。やはりこの先生の授業はいい。緊張感があるし、生徒を集中させるのが上手い。私は大昔にイタリア語を3年間、週一で習っていたのだが、そのときの先生(3人のイタリア人の先生(男性2、女性1)が毎週交替で出て来る)は、結構厳しくて、授業中はものすごく集中しないとついていけなかった(宿題も多かったし)。イタリア語を勉強していたときは、「外国語習得スイッチ」みたいなのが入る瞬間をよく感じていて、そういうときは「ぐんっ」と上達したのだ(今はスイッチ切れてます、完全にね)。しかし、アラフィフになってはじめた某外国語は、全くスイッチが入らなくて、やる気も失せていたのだが、これは年齢のせいでスイッチが入らないのだとばかり思っていた。先々週までは。

代行の先生の授業は、埋もれていた私の「外国語習得スイッチ」をONにしてくれたみたいで、はじめて某外国語が楽しいと先々週から感じている。頭の中に人称変化を図にしたようなもの(理解できたときは、そういうイメージが頭に立ち上がる)が出てきて、楽に話せるようになっていた。今までこの外国語を学習していてスイッチが入らなかったのは、年齢のせいではなかった。やっぱりある程度厳しくないと、私のような怠け者はダメなのだ。もしまたこの外国語を外で学ぶとしたら、今度はもっと厳しいクラスを選ぶと思う。どうせなら、上手くなりたいもの。とりあえずは3月末でお休みだけど。

某外国語の後は、クラスメートの方とお昼をご一緒した。アラセブンからアラエイトである。家事代行サービスの話とか、民間の生活サポートの話とかいろいろ伺う。なんと、資料もコピーを取ってきてくれていて、「はい、これあなたの分よ、ご両親にお見せしてもいいし、あなたがいつか考えるときの資料にしてもらってもいいのよ」と。コピーをくださったのは、エレガントAさんなのだが、Aさんは家で「老人」というファイルを作っていて(ストレートすぎるファイル名に笑ったけど)、そこに病院、生活サポート、介護施設、シニアサークル、健康情報などを切り抜いたり、コピーしたりして保存しているらしい。「グルメ」のファイルも充実していて、沢山美味しいパン屋さんを今日は教えてもらった。

本日のAさんの装いもとてもエレガントだった。シルバーグレーのかっこいいショートヘアにゆるくウェーブをかけていて、美しい艶のある黒のハイゲージのタートルネックのセーターに、オフホワイトりの厚いコットンのワイドパンツに、黒の靴に、すごく生地のよい黒のチェスターコートを「ふわり」と羽織られていた。雨だったから、グレージュのナイロンのこれまたお洒落なトートバッグを持っていらした。スマホはアイフォン6s。そうそう、イヤリングは、黒い石をゴールドで縁取ったシンプルなものだった。常にお洒落。センス抜群なのだ。シャツのときは、びしっとアイロンがかかっていて、襟をピンと立てているし。私が75歳になったときに、Aさんみたいになっているのだろうか(いやぁ、無理やろ)。

この勢いで某外国語の宿題(作文なんだけど)をやってしまおう。スイッチ入りまくり。







by himarayasugi2 | 2017-02-17 18:07 | 雑感 | Comments(0)
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