昨日は、リアルタイムで9時まで『THE MANZAI』を視聴して、9時からはリアルタイムで『陸王』を視聴して、その後、録画していた残りの『THE MANZAI』をCMスキップしながら視聴した。テレビっ子夫婦である。
『THE MANZAI』に出演する大半の漫才コンビは、たけしによる人選で、一部は勝ち上がった3組が出演するというシステムらしい。去年も面白かったけど、今年も面白かった。ただ、面白いコンビとそうでないコンビの差の開きがわりと目についたと思った。テンダラー、流れ星、矢野兵動、サンドイッチマン、銀シャリ、中川家、爆笑問題、ナイツは面白かった。そこそこみんな面白かったけど、やはりM-1で優勝しても、そのあと漫才を減らして番組の司会などがメインの仕事になって長いコンビは、テンポが落ちるというか、あんまり面白くない。逆に、M-1の決勝までいって優勝できなかったコンビは、その悔しさを糧に、漫才コンビとして成長するケースもあると思う。
サンドイッチマンは、かなり前のM-1優勝以来、ずーっといつも面白いから、すごいと思う。今回も面白かった。テンダラーはよく知らなかったコンビだけど、すごく面白かった。こんな面白いコンビがいたなんて。
司会はナインティナインだった。彼らは現在、漫才を全くやらない。漫才という芸にまい進している芸人の番組で、彼らが司会をやるというのは、皮肉な感じだ。矢野兵動と同期らしいけど、漫才芸においてはかなり差が広がっていると思った。私はやっぱり、テレビ的に「売れている芸人」よりも、漫才が巧いコンビが好き。
年末は、面白い2-3時間ものの刑事ドラマも放映されるから、録画作業が忙しい。『ヘヤチョウ』は後日録画を見るとして、先日見た『神木恭子』は、めっちゃ面白かった。6チャンネルの警察ドラマに(ほぼ)ハズレなしである。
2017年のドラマ番外編:
昨夜『陸王』を視聴して印象的だったのは、松岡修造の演技の上手さである。なんか、普通にえーっ、巧いやんって感じ。びっくりしたのは、役所広司と2人で画面に映っても全然しょぼくないのだ。その辺は役所広司も配慮したのかもしれないけど。一見エリートだけど「買収することで会社を拡大していったたたき上げの根性社長」という人物を、松岡修造がちゃんとリアルに演じていたのにはびっくり。この人、本番に強いのだろうか。
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