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ヒマラヤスギ雑記

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町田さんの解説がいい!

お久しぶりの町田樹さんのフィギュアの解説を、テレビで見た。この人にフィギュアの全試合の全解説をやって欲しいと思った。横で聴いていた夫も、「わかりやすいわー」と感心しきり。同意である。どこがよかったかというと、

よかった点1:
宮原選手の団体のSPのジャンプの回転不足について、「僕は、団体戦の女子SPに出場した全選手の全ジャンプをスローで見た上で言うけど、宮原選手のジャンプは他の(回転不足を取られていない)選手のジャンプと比べて遜色ないと思います」(要約)と断言した。宮原選手のジャンプの回転不足判定は不公平だとだけ言うのではなくて、「同じ試合に出場していた全女子選手の全ジャンプ」をスローで見た上で、はっきりと発言したところがすごくいいと思う。自分の発言の根拠をきっちり示しているし、曖昧なことは絶対に言わないところもいい。またこの発言は、「宮原選手のジャンプは回転不足ではないのに審判に回転不足を取られた」ということを暗に言っているわけで、こういう連盟批判とも取られかねない発言は、なんのしがらみ(利益関係)がないからこそ言えると思う。また、宮原選手のいいところは、プログラムを作品として大切にしている、とか自分なりの視点も持っているところもいい。

よかった点2:
日本ではあまり注目されていないアイスダンス、ペアのフィギュアスケートについても、どれだけ練習環境を整えるのが大変か、とか、そういった環境でこれだけの成果を短期間で上げているとかものすごーく力説していて、選手とスケートへの愛があっていいなと思った。あと、アイスダンスのフリーのプログラムのリフトを「風の中に花びらが散っているようだ」とか、町田節が炸裂している。こういうふうに、一生懸命に話してくれると、アイスダンスとペアをもっと見たいって思うし、町田さんの解説は、「素人が競技に興味をもち応援したくなる」作用がある。こういうのを「解説」というのだ。織田信成さんの解説も感じがよくて好きだけど、町田さんの「マニアック」な解説は、なんかもっともっと聴いていたいって思った。

よかった点3:
フィギュアスケートの五輪での試合時間が早朝すぎることにはっきりと苦言を呈していたところ。アメリカのプライムタイムに試合時間を合わせているというのは、私も知っていた。競技をする選手を、アメリカのテレビの都合に合わせろなんて、「到底受け入れられるものではない」と思う。団体戦を個人戦の後にするべきっていうのも、はっきりとテレビで言ってくれて、すっきりした。

もっと、不可解な採点についても解説してくれればいいのに。テレビ東京だからこそ可能だったのかな。池上さんがはじめてテレビ東京で選挙番組で解説したときの衝撃に近いものを感じた。解説は、中立の立場の人がいいと思う。連盟の顔色を伺う必要もない人の解説をききたい。


競技:
坂本選手、すっごく緊張していたみたい。でも、本番は個人戦だから気にしないで欲しい。緊張感を団体戦で経験できてよかった。もう、気持ちはほとんど「おかん」である。久々に滑る前から緊張してしまった。浅田真央さんが引退して以来、こんなにフィギュアの試合観戦で緊張するとは思わなかった。個人戦頑張って。

解せないこと:
ザキトワ選手とコストナー選手の演技構成点が同じって、ありえない。あと、技術点と演技構成点は、ある程度連動するというのであれば、コストナー選手の演技構成点はおかしい。高すぎる。ぐるぐるまわる。循環関数が解決できません、などという懐かしい文言がよぎる。コストナー選手のステップはいいんだけど。ザキトワ選手って、そんなにいいのだろうか。3ルッツ3ループのコンビネーションはすごいけど、ちゃかちゃか足上げたりしすぎていて、スピードがあまりないのだ。せわしない感じ。ザキトワ選手の演技構成点は、どっちにしても高すぎる。←こういうことも町田氏の解説をききたい。

よかったこと:
長洲未来選手が、トリプルアクセルを決めたこと。よかった。すっごく嬉しそうに滑っていて、この日一番気持ちのよい演技だった。リッポン選手が、応援席で涙目でウルウルしていた。よかったね。

メダル!
ライブで見ていたら、女子スピードスケート1500で高木選手が銀メダルを獲った!ラップの見方がわかってきて、面白い。金メダルを獲ったヴュスト選手は、後半にぐいぐい加速していて、ラップの数字がどんどん変わってゆく。ゾクゾクした。おめでとうございます。高木選手が銀メダルをとるちょっと前に男子モーグルで銅メダルをとったとテロップが流れた。おめでとうございます。スピードスケート、観戦面白い。 







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# by himarayasugi2 | 2018-02-12 23:36 | スポーツなど | Comments(0)

採点はやっぱり不可解で不透明

見てがっかりしたのが、午前中のフィギュア団体戦の女子SPである。やっぱりフィギュアの採点は、不透明で不可解である。コストナー選手の点が高すぎる、それから、宮原選手の点が低すぎる、でもって、オズモンド選手の点が高すぎる、である。宮原選手の、点数が出たときのあの茫然とした表情が、見てられなかった。いい演技だったのに。

コストナー選手のPCSは、なんであんなに高いのか。彼女は、PCSが低い選手だとは思わないのだが、技術の「もっさり感」をPCSで全部救済している印象を受ける。技術があること前提での表現力であり芸術点だと思うのに。それから、宮原選手、あのジャンプで回転不足を取るのかとびっくりする。急に取るのだ。コンビネーションジャンプの二つとも足りないなんて。急に、オリンピックで取るのか。寝耳に水の回転不足判定だろう。でもって、オズモンド選手のあの高すぎる点数はなんなんだ。これが一番不可解だった。軸の曲がった美しくもないジャンプとか。大味の所作とか、プログラムもいいと思ったことがない。特に今回に限っていえば、どこがそんなに評価されるのか。決まらなかったジャンプには相応の点をつけるべきだと思うし、冒頭のコンビネーションジャンプは、あれは、コンビネーションジャンプ扱いなの? 100歩譲ってコストナー選手が宮原選手の上だとしても、コストナー選手のスコアは、75点は高いと思う。で、宮原選手はコストナー選手よりも「僅差」で下くらい(上でもいいと思うけど)。オズモンド選手は、あのコンビネーションジャンプが認められなかったら、もっと点数は低いだろう。認められていたとしても、70点を越えた演技には見えなかった。勝手に言いたい放題である。でも、普通にテレビを見ている素人は、こう思った人は多かったと思う。

スピードスケートと異なり、爽快感ゼロの試合結果である。そりゃ、素人に何がわかるって言い返されそうだけど(誰に?)、テレビで観戦する人のほとんどが素人なんだから、素人が順位に納得できないような競技は、非公開で玄人だけでやればいいのだ。結果だけテロップで流してくれたらいい。フィギュアスケート(特にシングル)は、もはやスポーツでなく、不透明さを楽しむ出し物かと思う。「興行」である。

シングルのモヤモヤした試合とは対照的に、アイスダンスはよかった。観ていて楽しい。村元リード組の演技を終えたときの、あの「充実感」で輝いている顔がいい。インタビューでも充実感いっぱいって感じだった。よかった、よかった、よかった。オリンピックではこういう顔を見たい。

明日の団体フリーに出場する選手は、個人戦の予行演習だと思って、思いっきり滑って欲しい。みんながいい演技をしますように。









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# by himarayasugi2 | 2018-02-11 22:56 | スポーツなど | Comments(0)

転ばぬ先の杖/体力なし/わかりやすさ

転ばぬ先の杖:
斜め迎えに完成間近の家がある。デザイナーズ戸建てというのだろうか、斬新なデザインで、かなりこだわりの家である。室内の什器搬入に前後して建設現場の仮設トイレの扉上部に、防犯カメラが付けられた。おそらく私とケンは毎日映っているだろう。工事中から「防犯意識高い系」のこの物件、入り口付近に防犯カメラをやっぱり付けるみたい。カメラの撮影範囲には、我が家のアプローチも入っている。とういことは、我が家にとっても防犯になるのかも。それを夫に言ったら、「なら、うちも玄関付近にやっぱり防犯カメラをつけようや」と。ちょうど1年くらい前にご近所に空き巣が入ったときに、本庁の窃盗課の刑事が聞き込みにきた。その際に、我が家の玄関につけている人感センサー付きライトが、通りから見たら防犯カメラそっくりだと言っていた。刑事も防犯カメラだと思ったので、我が家に画像提供を依頼するつもりだったのだ。

「防犯カメラは、空き巣が一番嫌いますから」という刑事の一言は今も覚えている。つけてもいいかもね。今年に入ってドライブレコーダーもつけたし。ドライブレコーダーをつけていたら、いちゃもんつけてくる人も避けるっていう話もきいたので。八ヶ岳に行くときは7時間高速に乗りっぱなしだから、念のためにつけたのだ。転ばぬ先の杖、的な。

体力なし:
近々、まとまった時間でプレゼンをすることになっている。今、カキョー。原稿をやっとのことで「ざっくり」作って、それを読みながら、どこにどういうスライドをパワポで作るかを考えて、スライドデザイン(というほどのものでもないけど)をメモにガシガシ描いた。なんと、デザインを考えるのに結局1日かかった。で、それを基に実際にパワポでスライドを作るのにもさらに1日近くかかった。時間かかりすぎである。

アラサーからアラフォーまではよく働いたのだけど、その頃がもっとも事務処理能力が高かったと思う。20代前半は、体力はあるけど経験不足で、無駄なことに時間を使ったりとか、いまいち要領は悪かった。でも、アラサーくらいからは、自分で言うのもなんですが、事務処理はかなり迅速で正確だったと思う。ホンヤクやっていたときも、大量のワード文書とか、パワポのスライドなんて100枚単位で回ってくるけど、体力だけで短時間で訳せていた。そのころから考えたら、今の事務処理能力は、遅すぎである。今豊富にあるのは、経験だけ。自分のキャパシティとか、処理速度を現実的に客観的に俯瞰で見れることだけは若いころよりは上手くなったけど、どうにも体力と集中力は低下している。だからタスクを行うときは、かなり多めに時間を見積もっている。徹夜はできないし、普通の時間に普通にコツコツやるしかないって感じ。

わかりやすさ:
オリンピックTV観戦中である。女子のスピードスケート3000メートルを見た。こういうタイム勝負の競技は、わかりやすくていい。全然モヤモヤしない。誰が見ても1位の人が1位である。何レースか見ているうちに、すぐルールも理解できるし、ラップの見方もわかる。フィギュアスケートなんて、何回も見ているけどいまだにわからない。わかっているつもりで見ているのだけど、どうやらわかっていないんだなっていうのは、いつも結果を見て思うのだ。特に、数年前までの女子シングルとか。

スケート会場の映像を見ていて、違和感を覚えるのは、なんでだろうと思っていたのだが、わかった。五輪マークが紫地に白抜きっていうのが、違和感の原因だった。紫と白の組み合わせが、スポーツっぽくなくて、冠婚葬祭っぽい。袱紗を連想させる。なんかね、暗いの。 






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# by himarayasugi2 | 2018-02-10 22:17 | 雑感 | Comments(0)

知らない間にオリンピック始まってた

知らない間にオリンピックが始まっていた。テレビを(ドラマ以外は)ほとんど見ていないから、あんまり意識していなかった。会場はすごく寒いから夜の開会式に出ないことを表明した選手が多いらしい。

フィギュアの団体戦を生中継でやっていたので、観ながら作業をした。本日は男子SPとペアSPである。氷が柔らかいのか、なんなのか、男子、コロンコロン転びすぎである。チャン選手、コリヤダ選手に、チェン選手という有力選手が軒並み転倒する。チャン選手とチェン選手は3Aをやや苦手としているのは、知っていたので、彼らが3Aを跳ぶ前はドキドキする。そして、2人とも転倒である。どうしたんだろう。

最終滑走の宇野選手は、最初の4Fはミスったけど、あとのジャンプはきれいに着氷した。ステップがレベル3だった。どうしてレベル4にならないのか不思議だけど。本日滑った男子の中ではもちろんトップである。

でも、本日一番感動したのは、日本のペアの演技だった。ペアに転向してから木原選手は4シーズン目で、須崎選手は3シーズン目(らしい)で、世界ランクもまだ30位台と低い。でも、とにかく一生懸命で、ジャンプが成功したら「素」で嬉しそうにほほ笑むし、2人でグイグイ滑ってゆく姿が初々しくて、滑れる喜びみたいなのが素人の私でもわかって、本当にグッときた。勝敗だけしか考えてない演技じゃなくて、自分たちのベストをつくすことを目指す演技こそオリンピックに相応しい。彼らは、オリンピックで自己ベストを更新していた。とても嬉しそうで、こちらもちょっとウルウルしてしまった。いい演技ができてよかった。

宇野選手のインタビューは、いつも天然でかわいい。初のオリンピックの舞台に緊張したかの問いには、「いつもの試合と変わらない、むしろ全日本のほうが緊張した」とか、個人戦のことをうっかり「本番」と言ってしまったり。本心が出たのだろうな(フィギュアのような個人種目になんで団体戦があるのかってきっと選手はみな思っているのだと思う、やるなら大事な個人戦の後にすべきだと思う、個人戦の負担になっているし、でも、なぜか、優遇される選手もいるけど)。

とりあえず、オリンピックで楽しみなのは、スピードスケート、フィギュア、それからスノーボードのハーフパイプである。ハーフパイプは、ソチのときに初めてTV観戦して、ちょっとはまってしまった。平野選手、がんばれー。

その他:
頼んでいた本が予想よりも早く海を渡って配達された。洋書の文献は、新品だとめっちゃ高いから、いつも中古品を買う。「中古美品、状態良好」と書かれたものしか絶対に買わないのだけど、届いた2冊のうち1冊は、使用感満載であった。まだ開いてないけど、絶対にこれは書き込みとかあるだろうな。ボロボロとはいかないにしても、「ボロ」だと思う。もう1品は、「新品」と言っていいほど、つるつるのピカピカだった。この2冊がどちらも「美品、状態良好」っていうのはおかしいと思う。 






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# by himarayasugi2 | 2018-02-09 15:09 | スポーツなど | Comments(0)

柴犬と注意力散漫の人間

ケンはいつも、夫と私の夕食後のデザートの林檎を一緒に食べたら、先に1階の寝室におりて自分のベッドに入って寝る。ほんとは夜も8時を過ぎたらケンは眠いのだけど、人間たちが最後に「林檎」を食べることをわかっているので、それまで眠気をこらえているのだ。だから、林檎を食べたら、「さ、今日はもう何もでてこないから、寝よ」とそそくさと寝に行ってしまう。

ここ数日、異様な低温が神戸でも続いていて、1階の寝室は寝る前に暖房をつけて先に温めておくようにしている。乾燥するから就寝時には消すのだけど、とにかく冷蔵庫の中みたいな部屋で、パジャマに着替えるのはつらいから。昨日だったら、9時すぎに湯たんぽを布団の中に入れに寝室に行ったときに、部屋の暖房をいれて、1階のトイレの便座の暖房もいれておいた。夜中のトイレで氷のような便座に座らないためである。1階の寝室に暖房をいれて、ケンが先に部屋に入れるように10センチだけ寝室の引き戸を開けておく。

寝る前は、最近はだいたいほうじ茶を飲む。夫とニュースを見ながらほうじ茶を飲んでいたら、1階に先に寝にいったはずのケンがいつのまにか2階にいる。で、座っている私の太ももやふくらはぎを鼻でつついたりする。「ケンちゃん、どうして寝てないの?」と笑って、身体を擦り付けてくるケンを、ニュースをみながら、ややおざなりに撫でてやる。しばらくするとケンはまた1階へ降りていった。と思ったら、5分もしないうちにまた階段を上ってくる。で、何度も鼻でつついてくる。夫も「ケンちゃん、どうした?何かあった?」と訊ねる。ケンは、本当に何か言いたそうな「目」で、じーっと私と夫を見つめるのだ。しっぼはだらんと垂れていて、悲しそう。

もしやと思って、1階の寝室に行ってみると、ケンが入れるように10センチほどあけていた引き戸が、ぴったりと閉まっていた。夫がちょっと前に寝室から出るときに、うっかり引き戸を閉め切ったのだ。ケンは、寝ようと部屋に行くも、引き戸が閉じていて入ることができなかった。で、私に「お部屋に入れないよ」と訴えに来ていたのだ。ケンが寝に行ったのは、だいぶ前だったから、暫くは寝室の閉まった引き戸を開けようと格闘していたのだと思う。寒かっただろうに。ごめんね。ケン。

「みんな僕の言うことをわかってくれない」と不満気なケンに「ごめんね、もう部屋に入れるよ」と声をかける。それでも疑わしそうな顔をするので、抱っこしてエレベーターの歌を歌いながら寝室まで連れていく。ケンを降ろして、寝室のケン用のベッドの縁をポンポンと叩いたら、ケンは尻尾をぴっとあげて、ちょっと嬉しそうな顔をして、すぐにベッドにはいってぐるぐる回ってから、横になって、寝始めた。眠かったんだ。ごめんね。

ケンの行動パターンをわかっていながら、気付くのが遅すぎて、悪かった。ケンはイレギュラーなことが起こったら、必ず知らせてくれる。人間の観察力というか、注意力というか、洞察力が足りないだけなのだ。

今、ケンは私の足元で日向ぼっこをしながら、寝ている。床暖房もいれているから、体を広げて、気持ちよさそう。こういう時間が大好き。







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# by himarayasugi2 | 2018-02-07 10:37 | | Comments(0)