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ヒマラヤスギ雑記

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怪物

大学へ向かう朝の電車の中で、席に座っている私の前に、同じ大学に通う学部生とおぼしき男女が立った。話の内容から、二人とも2回生らしい。仲がいいみたい。どちらも派手すぎず、地味すぎずの恰好をしていて、平均的なうちの大学の学生っぽい感じである。なんとなく二人の会話が耳に入ってきて、気がついたらほんとに耳がダンボ状態になっていた。だって、会話が面白いから。

女子は飲食店で働いているみたい。ものすごく忙しいみたいで、「こないだタイムカード切ったら零時回っててな」と言う。「最近、忙しいんか?」と男子に訊ねられ、「まーね、バイトの新人が入ってきたから楽になるかと思ったら、新人に色々教えとったら、時間がないねん、人数増えてるのに、なぜか前より忙しいねん」「そこのバイト先って、怪物みたいに仕事の出来るパートのオバハンおらへんのか?」と男子。なんだその、「怪物みたいに仕事の出来るパートのオバハン」って?すると女子は、「どこのバイトでもそういう社員よりもよう仕事の出来るパートのオバハンって、おるよなー、やけど、うちのとこにはいるかもしれんけど、主婦のパートは昼間だけやから、時間帯が重ならへんねん、自分とこには(*1)、そういう怪物みたいに仕事のできるパートのオバハンっておるん?」と女子。

さっきから電車内に「怪物みたいに仕事ができるオバハン」というワードが響き渡っているような。まー、いいですが。

で、男子のほうのバイト先には、その「怪物みたいに仕事ができるパートのオバハン」というのがいて、「なんでも知っていて、仕事が早くて、すごい」らしく、「僕なんて、ほとんどやることないねん」とのこと。そんだけ頼りになるのなら、呼び名を改めてもっとカワイイ名前にしてあげて(オバハンはやめて、せめて「マダム」とか)と思ってきいていた。男子は、「お酒やさん」(原発言まま、酒屋なのか、居酒屋なのか、よくわからず)で週末はバイトしていて、平日は学習塾で塾講のバイトだそう(お酒やさんでバイトする前は、ラーメン屋でバイトしていた)。彼は、午後10時から零時のシフトだったら時給が25%アップなので、それがいいと思っているけど、そこは午後8時で閉店だとか。「金が貯まらへんねん」とのこと。勉強もしてください。

*1)「自分とこ」というのは、「あなたのところ」という意味である。関西では、会話中の「自分」は、相手のことを指すことがほとんど。


余談:
最近、ジーンズ以外のボトムが全部ウエストがゴムの入っているものだと気がついた。これは、やばくないでしょうか。365日こんな服ばかり着ているから、たまにスーツを着るとなると、ウエストが入らなくなるのよね。








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# by himarayasugi2 | 2017-05-16 17:27 | 雑感 | Comments(0)

週末メモとこのごろ

週末メモ
週末、関西某所で開催されていた音楽フェスに夫が出演した。ジャズギター教室の友人Tさんにギターデュオ(*1)を組んでフェスに応募してみないかと誘われたのだ。いろいろな手続きを経てなんとか出演にこぎつける。同い年の男性2人である、合計年齢は100歳を越えている。

このフェスは、町のそこここにステージを設け、プロも含めいろいろな音楽ジャンルのバンドが多く参加するものである。当日は、お休みにもかかわらず友人知人が見に来てくださり、夫は嬉しそうで、楽しそうだった。通りすがりの人も予想以上に足を止めてくださった。夫の姉と妹も来てくれていた。「あたしら、楽しみにしててんで」とのこと。最前列で地べたに腰を下ろして写真撮影の準備をしていたら、「XXさん(私のこと)、レジャーシート持ってきとうから、これ敷いて一緒に座ろう」と、バッグから、レジャーシートを取り出す夫の姉と妹。彼女らは、外出するときはいつもバッグにレジャーシートを入れているのだろうか(どういう状況を想定して?)。すごい。用意がよい。助かる。

演奏後、夫はTさんと打ち上げに行く。私は、夫から機材を預かり、先に帰宅する。夫とTさんが飲み歩いていたら、すれ違いざまに全然しらないおじさんが、「演奏、よかったで」と声をかけてくれたそう。また、別の飲み屋で、父親らと来ていた二十歳くらいの若い女子らが「よかったですよー」と話しかけてくれたとか。それを酔っ払いながら、嬉しそうに夫は報告する。寝る前に酔っ払いながら、「わー、楽しかった」と叫んでいた。

夫は、大勢の人を前にして演奏するのは平気みたいで、ちっとも緊張しないらしい。話をするほうが緊張するとか。私は人前で楽器を演奏するなんて、小学4年生のピアノの発表会以降、全くなし。二人合わせてオーバー100歳の男性たちは、とっても元気だ。次はどのフェスに応募しようかと相談しているらしい。

写真はたくさん撮ったけど、顔が隠れたものがないので、掲載は見合わせる。顔を塗りつぶしたらいいのだけど、なんか週刊誌の目線の入った変な写真みたいになるから。


*1)夫はサックスも含む8人編成のおぢさんバンドにすでに入っているのだが、今回のはまた別の方と、別方向の音楽ジャンルでのギターデュオ。「ゴンチチ」みたいなのを目指しているのだとか。

このごろ
色々と追いつめられている。とにかく、来週は結構研究室関連のイベントもあり、忙しい。金曜の夜に、イベント幹事から、大量のPDFファイルが送付された。シフト表などもある。全てのファイルを印刷して目を通した。シフト表のフォントサイズが小さすぎて、自分の名前を見つけるのも大変だった。研究室に行って拡大コピーしよう。みんな、この大きさで読めるんだ。目が若いってことがどういうことで、目が老いているっていうのがどういうことか、可視化された感じ。悲しすぎる。

週末、ベトナム製の籠を衝動買いする。ダイニングテーブルで作業途中の文献とかノートの一時置き場として使用する。

1週間、頑張る。

おまけ  休憩して食べたケーキ
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(加工しすぎて、ちっとも美味しそうに見えないところがミソ)







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# by himarayasugi2 | 2017-05-15 09:43 | 雑感 | Comments(2)

外食

美味しいイタリアンのお店で食事。やっぱり、ここ、美味しい。好み。好きなお店はいろいろあるけれども、いろんなタイプが好きで、「美味しい」だけが共通点である。それぞれのお店に、それぞれの良さがあって、好きなお店を一括りにするのは難しい。

昨日食べたものの記録。このお店は、前菜、パスタ、メインを選んでいただくプリフィックススタイルがメインで、メニューに表記されている一皿のお値段は、2人分である。サーブされるときは、それぞれにわけて盛り付けて持ってきてくれる。2人とも同じメニューになる。お店もカウンター席が8席くらいと、テーブル最大でも4人というサイズである;
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(前菜が出て来るまでのおつまみ盛り合わせ。プロシュート、モッツアレラ、山芋のマリネ。プロシュートが塩辛くなくて、とても美味しい。山芋のマリネも甘くて、美味しい。家でも作ってみたくなる味。)
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(前菜:スワイガニとアボカドに蟹のエキスなどで作った酸味のあるジュレを和えたもの。一緒にしていただく。これ、すごーく美味しかった。味の組み合わせのセンスが抜群によい。)
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(パスタ:焼き穴子とズッキーニのパスタ、オイルソース。パスタは平べったいもので、白ワインが練り込まれている。これも美味しいわー。)
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(メインは鹿肉。ゆっくり火を通していて、柔らかくて美味しい。付け合わせの牛蒡もふっくらジューシーでとても美味しい。黒いのは、黒ニンニクのピュレ。茶色のソースは鹿肉のエキスを使ったものらしい。)
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(ティラミス。私のデザート。このティラミスも、独特で美味しかった。見た目は甘そうだけど、そうでもなくて、珈琲の香りが口の中に広がる。)
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(夫がオーダーしたセミフレッドのライムのデザート。ホワイトチョコレートソースがかかっている。一口もらった。ひんやりしたさっぱりライム味のマシュマロみたいな感じ。夫は気に入っていた。これも美味しい。)

夫は、お料理に合わせて白のグラスワイン×2と赤のクラスワイン×1を選んでもらった。すごくいいワインを上手に選んでくださったようで、どれもすごく美味しかったと夫。特に、鹿肉に合わせて選んでもらった赤ワインは、香りが隣の席の私にまでふわーっと広がった。一口もらったけど、飲みやすく、すっきりとでも深い味で美味しかった。お店の人が「僕の好きなワインなんです」と勧めてくれたもの。


このお店で、いいなぁと思っている点は、お料理の美味しさに加えて、立地がひっそりしているところ、お店が小さいところ、カウンター中心のこじんまり感、お客の様子をよく見たタイミングのよいサービス、インテリアのセンスの良さ(塗り壁の琥珀色みたいなのも好み)、お料理を引き立てるシンプルで美しい食器やカトラリー、トイレの壁に飾っている曲げた木のつる、トイレに置いてあるアロマスティックの香り(*1)、などなどである。男性から見たクールでスタイリッシュなインテリアって感じで甘すぎない。木を壁やカウンターに使っているけど、ナチュラル過ぎず、艶っぽくていい感じ。自宅をこういう風にしたいとは思わないけど、お店だとしっくりくる。個人的な感想だけど、ここはカップルで行くお店だと思う。私たちは、思いっきり「夫婦感」全開だけど、ほんとはデートで行くのにおすすめかも。前も書いたけど、キャンティにちょっと雰囲気が似ていて(キャンティはもっと大きなお店だ)、ドーハンもさまになる感じだ。

夫が、ここの店はスタッフが全員イケメンだと指摘していた。そういえば、そうかも。また行きたい!


*1)インテリアショップでよくあるアロマスティックの香りが、いかにも「芳香剤」然としていて苦手だけど、このお店のは、すっごくナチュラルで、よい香り。ボトルをみたけど、初めてみるもので、お洒落だった。同じもの欲しい。 

行ったお店:
https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280101/28034851/









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# by himarayasugi2 | 2017-05-13 09:02 | | Comments(0)

日々の小さいことの記録

猛烈にカワイイ:
朝散歩の後は、いつもケンを先に庭に放してやる。私は、家に入りまずケンのウンチをトイレに流して、足拭きタオルを濡らしてから、ケンが待つ庭にでる。ケンは朝散歩の後は、同じ敷地内の実家の母からおやつをもらう。私が実家の玄関のドアを叩き、母がおやつトレーにおやつを持って出てきて、ケンにオスワリとマテをさせて「ヨシ!」と言ってから、手で食べさせてやる。最近、ケンは実家リビング側に回ったり、玄関のガラスのところからアピールしたりして、私が出て来る前に母に気づいてもらっておやつをもらうことが多くなった。

昨日の朝、私が庭に出たら、ケンが実家の玄関の前で下向いて突っ立っていた。ケンの視線の先にはおやつトレーがある。母が電話中だったので、とりあえずおやつトレーだけを置いて家に戻ったのだ、私がすぐ来ると思って。ケンは、おやつトレーが鼻先10センチのところにありながら、じっと食べずに我慢していた。いつも「ヨシ!」という掛け声の後におやつを食べていたから、「まだ食べちゃだめなんだ」と小さな頭で考えたのだと思う。私の姿を見ると、ケンはホッとした顔を見せて、次におやつトレーを見た。「僕、食べないで待っていたよ」とその顔が語っている。私は、すぐに「ヨシ!」と声をかけてやると、ケンは嬉しそうにおやつを食べた。ケンの頭をグリグリ撫でてやる。ケンのこういうバカ正直なところが、かわいくてたまらない。ケンは臆病で、怖がりで、ものすごくアピールするタイプの犬ではない。でも、律儀で、いつも一生懸命なのだ。要領がちょっと悪いけど、誠実で猛烈にかわいいのが、ケンなのだ。


神やな:
帰り道、むこうから女子大生が3人歩いてきた。途中の三叉路のところで3人が急に立ち止まり、私からは見えない路地の奥のほうを見つめている。「あー」とか「きゃー」とか言っているから、私はてっきりそこにカワイイ子犬でもいるのかと思った。1人が、「私、行ってくるわ」とかけていったので、ますます、「そこまでして撫でたいくらいカワイイ子犬なんだ」と思い、三叉路に近づく私の足も早まった。三叉路に近づいて、子犬がいるとおぼしき方向を見ると、そこには溝に自転車ごとはまった小学生の女の子がいた。小学1年生かな?さっきかけていった女子大生は、その子の自転車を溝から引っ張り上げていた。無事、自転車をひっぱりあげてから女子大生が、「痛くない?大丈夫やった?」と笑って声をかけたら、小学生の女の子が、「どうも、ありがとう」と大きな声でお礼を言っていた。それを見ていた2人の女子大生が、「優しいなー、神やな」と笑っていた。


近々、研究室絡みで、大きなイベントがある。幹事は別のゼミだが、当然、他ゼミもお手伝いである。総動員。M1のときにこのイベントは経験済みだけど、そのときも、大変だった。研究室所属の院生、研究員には全員なにがしかの担当が振られる。私も担当がある。「ヒマラヤスギさんの担当は、臨機応変に動くことが求められるので、よろしくお願いします!」と言われて、リンキオウヘンかーとなる。他に同じ担当が振られた人は、テキパキした人ばかりだった。大丈夫でしょうか。頑張りますよ。 







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# by himarayasugi2 | 2017-05-11 18:16 | 雑感 | Comments(0)

同郷

昨日のドラマ『クライシス』で、警察の小栗旬が潜入捜査のために暴力団の構成員と接触して、気をひく場面があった。あらかじめ接触する構成員のことを調べ上げていた小栗旬は、自分の出身地をその構成員と同じ新潟某所だと言い、出身中学も同じであることをアピールした。それによって一気にその構成員との距離が縮まり、小栗旬はすぐに気に入られて、暴力団に「就職」できたのだ(=潜入が成功する)。

出身地が同じだと、急に親近感がわくというのは、わかるなぁと思いながら見ていた(ここは全くドラマの核心じゃないんだけど)。私が荻窪に住んでいたとき、同じマンションに神戸の現在の我が家のすぐ近くに住んでいたという方がいらして、なんかすごく懐かしくて、嬉しかったのを覚えているから。よりによって、東京の杉並の同じマンションに、同郷の人が同じように転勤で越してくるなんて、すごい、奇跡だなんて思っていた。

ところが、13年ぶりに神戸に帰ってきたら、神戸の人に対するベクトルは、東京で出会った神戸の人に対するそれとは熱量が全然ちがっていて、いたって平熱だった。まぁ、神戸に戻って神戸の人と毎日接するのは当たり前であって日常だから、そんなに熱狂しなくても当然である。故郷から離れたところで出会う同郷の人だからこそ、懐かしいのだ。横浜に住んでいたときも、横浜のそごうで、神戸から旅行できたという女子大生2人がリフレクソロジーの店の人と話をしているのが聞こえたとき、なんか、話しかけたくなってうずうずしたもの。

神戸にいると、めったに「荻窪出身」とか「根岸森林公園の近所だった」人には出会うことがない(そんなピンポイントで会うわけはないけど)。でも、出会ったら東京横浜時代を思い出して、やっぱり懐かしくて嬉しくなると思う。



我が家のダイニングの椅子には、ペーパーコードのものが3脚ある。ちょっとだけ雰囲気を変えたくて、革を使ったものを1脚加えた。もともと、「セット」というのが苦手なので、テーブルもチェアも別々に、バラバラに揃えている(*1)。一度に全部そろえるというのも苦手意識がある。この革のチェアは、雰囲気を壊すかなぁとちょっと心配だったけど、意外とよくて、ペンダントライトのシェードの黒ともマッチしていて気に入っている。ほぼ夫専用席となった。
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(壁に見えるシミみたいなのは、小さな家の形をした木のオブジェ。シェルフの上は、季節の花とか、季節感を意識したものを適当に並べる場所。)


*1)すごく広い、ゴージャスな空間だったら同じシリーズのセットの家具が映えると思う。そういうインテリアのコーディネートを楽しめるような別邸があったらいいけどね。






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# by himarayasugi2 | 2017-05-10 10:07 | 雑感 | Comments(0)