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ヒマラヤスギ雑記

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ここ数日

またひとつ歳をとった。

ついにゾロメの50代!なぜか友人には誕生日が近い人が多く、メールやラインで「ついに、GOGOだね」というため息まじりのメッセージがここ数日は飛び交っていた。近々、合同生誕祭ランチというのも予定されている。こわごわである。大丈夫かなぁ。

お昼にお祝いご飯をした。何度か行っているお店。本当は夜にゆっくりしたかったけど、まだちょっと怖い。
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(これはスターター。ここからデザートまで10皿だった。6時間蒸したアワビにジュンサイとかパッションフルーツとかを和えて、紫蘇?のジュレでまとめたもの。めっちゃ美味しかった。)
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(これは、何皿目かのお料理。ソテーしたプラムの上にフォアグラ。ローストピスタチオが3粒。この甘い感じのフォアグラがめっちゃ美味しかった。このときは、2人組が3組で、しっかり間隔も取られていて落ち着いて食事ができた。)

夜は、家でゆっくり。夫にシーフードパエリアをリクエストして作ってもらった。プリプリの海老に帆立とズッキーニ、プチトマ、パプリカ、スナップエンドウが載っていて、サフランとトマトソースで炊いたお米!とっても美味しかった。
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デザートにエトネのショートケーキで、ステイホームなお誕生日ご飯である。誕生日がめっちゃ近いMは、「家でプルコギ作って、いいワイン開けた!で、ビデオ見て大笑いしてる!」ってメッセージが来た。夫が洗い物も全部してくれて、楽ちん。家でどれだけ楽しめるかを、コロナになってから意識して二人で工夫している。

ランチをしたお店の人によると、夜は予約があまり入らないらしい。「店の外も夜になったら誰も歩いてなくて、怖いんですよ」とのこと。お昼も夜と同じメニューを用意してもらえてよかった。しかし、コロナ太りしないように普段から粗食を続けている私には、10皿のコースは量が多かった。ちょっと胃がもたれたので、翌日はわりと絶食に近い感じにした。

免許の更新にも行ってきた。受付の20分前に行ったら、「密回避のため、数名ずつしか案内できないから、とりあえず外で並んでください」と言われ、まさかの屋外での20分待ち!コロナの前に熱中症で倒れるんじゃないかとヒヤヒヤした。こういうこともあろうかと水筒と日傘は常に持ち歩いていて、役に立つ。後から来て並んでいた人の中には杖をついたお年寄りの方もいらしたので、並ばせるのであればせめてパイプ椅子とかテントを設置して欲しかった。

結局15分並んで10人ずつ誘導されて建物に入れてもらえた。そこからは普通にさっさか手続きは進む。講習を最後に30分受けるのだが、まさかの「オンライン講習」だった。普段の半分だけ人をいれた教室には、大きなスクリーンが設置されていて、それをじーっと見るのだ。講師の挨拶からオンラインである。ここまでちゃんと手の入った動画の授業ならいいけど、大学ではみんな自宅でやるから、こういう予備校の授業みたいなすごい動画は作れない。そういうことを考えながら講習を受けていた。


『半沢直樹』、もうワンパターンだから視聴しないんじゃないかって思っていたけど、やっぱり面白い。目が離せない。歌舞伎の人って、表情が豊かですごいと思う。発声もすごいし。でも、それに一歩も引けを取らない堺雅人もすごい。歌舞伎チームでは、猿之助の憎たらしさが最高である。南野陽子は、関西弁の性悪女の設定なんだろうけど、可愛すぎる。関西のおばちゃん感が少なすぎるのだ。彼女(ナンノ)は、中高は確か松陰に通っていて、阪急電車で当時通学する男子の間では有名な「超かわいい子」だった。知人の弟がナンノから電車で手紙を渡されたという話が当時囁かれていた。本当なんだろうか。

歳もとったし、暑いし、眼精疲労はまだ続いているし、しんどい夏である。楽しく行きたい。


















# by himarayasugi2 | 2020-08-03 18:53 | コロナ2020 | Comments(1)

動く山下達郎 支離滅裂感想文

コロナの流行で、アーティストのコンサート活動が出来なくなっている。大阪の某大手ライブハウスも先日サイトを見たときは、7月はライブがひとつだけで8月以降の海外アーティストのライブは全て中止になっていた。クラスター発生は、ライブハウスクラスターから始まっただけに、世間的には「ライブ」のイメージはまだまだ悪い。ライブハウスは外に音が漏れない仕様なので、必然的に空間が「密」になるのだ。

そんな中山下達郎がライブ配信を有料で行うという情報を得た。夫の周囲の熱心なタツローファンが、死ぬまでに一度は行くべきだとずっと言ってくれていたけど、いまだ行けていない。タツローの初ライブがネット配信だなんて、その人が聞いたら「ったく」と言われそうだけど、ここはひとつ動くタツローを見てみようじゃないかと申し込むことにした。

山下達郎の動画はネット上では希少である。今検索したら「動いている山下達郎コレクション」というのが一つ見つかったが、テレビやDVD画面を撮影したもの的な画質も音質も微妙な曲の「一部」のものが大半といった印象である(全部見たわけじゃない)。タツローはPVをネットにあげなくてもラジオとかで「山下達郎さんがアルバムをリリースした」と一言流れれば、あっという間に買う人は買うのだ。

タツローのライブは、別にウェブカメラの前でタツローが生で歌うわけでなく、過去のライブハウスやコンサートの超貴重映像を最高音質、最高画質で見せてくれるというもの。正直、見るまでは70分で4500円はどうなんやろうと思っていた。ま、テレビ画面に接続したら大きく観れるし、夫と私で二人で4500円だったら、いいんじゃないかと思ったのだ。それに、アーカイブは残さないので、本当にライブと同じなのだ。

配信当日の数日前に事務局(?)から、視聴テスト用の動画URLが知らされ、視聴テストすること3回!なぜかテスト動画は観光ビデオで、私たちは3回鳥居をくぐったのだった。

当日である。午後7時にはログインして、すでに夕食は済ませて、ドリンク片手にテレビの前に正座状態。
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(60分前からカウントダウンが始まる。ソワソワしていた。)

とてもとてもとてもよかった。アーカイブ残さないっていうから、ものすごく集中して視聴した。テスト動画よりも数段クリアな画質に、ものすごいキレキレのクリアな音質!2018年の京都の小さなライブハウスの映像、2017年の氣志團万博でのステージ映像、そして1986年のコンサートの映像。どれもとてもよかった。こんなに長時間、動く山下達郎をあのクリアなボーカルと共に味わえるなんて。

氣志團万博のものすごい広い広い野外ステージでのタツローは、ステージを俯瞰しているような余裕もあって、さすがの貫禄だった。まだ余力のある感じ。一方、1986年のコンサートのタツローは若かった。プラスティックラブを熱唱しているのだが、若く、熱く、鋭くて、持てる力を100パーセントステージにぶつけていた。アーティストとしての自分自身をとにかく聴いて欲しい、観て欲しい、感じてもらいたいという強いアピールがヒリヒリする。このときの彼は、自分が2020年というアーティストにとって特殊な時期にでも、現役第一線のトップにいることを知らないのだ。そう考えると若い頃の(動く)タツローの姿は貴重映像だと思った。

よくわからないけど、配信された映像はほぼ初出のものばかりらしい。最高!個人的には京都のライブハウス拾得のような小さなハコでタツローを聴けるなんて、羨ましすぎて倒れそう。

いまだ興奮冷めやらぬのため支離滅裂である。よくまとまっているニュースサイトを以下に。


70分の予定が、結局90分やってくれたのだ!よかったよー。しばらくずっとタツローだけを聴いてすごそう。

いろいろ書こうと思ったらタツローだけで長くなったので、ここで一端〆る。


と、思ったが。ひと言だけ。
Gotoキャンペーンは、やっぱりやめるべきだと思う。沖縄はもういっぱい、いっぱいだと思う。医療体制の規模を考えたら、人が押し寄せ感染が拡大したらどうなるのかわからないわけがない。「利権」としか思えない。おかしい。













# by himarayasugi2 | 2020-07-31 21:26 | エンターテインメント | Comments(0)

前兆はあったかも

今年は、4月に大学関係が全てオンライン授業となり入構禁止になったあたりから、ずっと4月のままのような感覚でいる。途切れることなく変な日常が続いている感覚だ。7月の第二週が過ぎたところで、今学期が終わったのかなとやっと気づく感じ。

去年の秋、東京の学会で私は発表予定だった。台風が気になりつつも、東京へ行く前日の夜まで発表するつもりでいて、荷造りをしていた。その最中に台風で学会自体が中止になったというメールを受信する。振り返ればその日から「ちょっと変な日常」がゆっくりと始まろうとしていたと思う。年が明けてすぐに私にしては珍しく咳と発熱を伴う風邪が長引き、鼻声が治らないままに新年最初の非常勤講義の準備をフラフラになりながらしていた。当日、やっと熱も下がったし、なんとか90分講義はできそうと家を出る支度をしていたら、研究室のTAから「暴風警報で全学休講です!」と知らされる。なんだかイレギュラーなことが続いているなと思ったら、コロナが流行して2月末の学会は中止になった。そこからは、全世界の人が「ちょっと変な日常」へと突入して現在に至っている。

ここまでで思うことは、やらなくてはならないことや、やりたいと思っていることは、先延ばしにしないほうが良いということだ。昨年の秋で中止になった学会発表の代替発表は、希望すればやらせてもらえることになったのだが、年内と年明けとでどちらか日程を選ぶ際に、年を跨くのは嫌だな年内に発表を済ませておきたい、と思って年末にやらせてもらった。まだコロナの「コ」の字もなかった頃なので、普通に対面でやった。その後の年明けの学会はコロナでなくなった。対面での学会発表はしばらくはきっとないだろう。もうあまり先のことを考えたり、計画するのは無意味なような気がしている。心身の健康さえなんとかキープできていれば、なんとかなるという境地である。

自分の次のケンキュウのことや、秋の授業準備もしなくてはならないけど、今はケンキュウと全く関係のない本ばかり読んでいる。『カササギ殺人事件』を読み終わった。めっちゃ面白い。推理小説はこうでなくては。次は何を読もうかと実家から借りている「積読タワー」を今見つめているところ。

村井理子さんの『兄の終い』は、いろんな人のところを転々としてやっと我が家に戻ってくる。夫が手に取ってこれまたあっという間に読み終わる。「いろいろ考える本」というのが読んだ人ほぼ全員の感想である。

少し晴れた。実家の庭のムクゲ
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知らない間に夏が来た。














# by himarayasugi2 | 2020-07-29 16:50 | コロナ2020 | Comments(0)

気圧、あれこれ愚痴っぽい

今年は平気かと思っていたが、やっぱりだめである。低気圧にやられてしまった。去年くらいにはっきりと自覚したのだが、私は低気圧に弱い。去年の7月に大雨の中、研究室の先輩と後輩とで空調のきいた店で、ランチとお茶をしたのだが、解散後にスーパーで買い物をするときに異様な怠さに気付き、そのまま家でも怠くてしんどくて、どうやって夕飯を作ったのかも覚えていない。

今年は、コロナで在宅時間が増えたこともあったので、普段以上にストレッチ、筋トレを多く、丁寧にして、規則正しい生活、たっぷりの睡眠時間で低気圧(梅雨)を迎え打ったつもりだった。しかし、梅雨が長すぎて、ついに昨日の朝くらいから起床時に「なんだろう、このだるさは」となり、今日は昼間の変な時間にソファに横たわったまま1時間ほど動けなくなってしまった。ケンがずっとソファの足元で添い寝してくれていた。

ネットで検索すると、低気圧で体調不良になる人、特に女性は多いらしい。乗り物酔いをしやすい人は要注意とも。今は平気だけど、中学くらいまでは車酔いがひどかった。つまり、低気圧は天敵なのだ。うんざり。運転免許更新に行くのも怠い。でも行かなくては。歯科健診も4月からコロナのせいでずっと様子見していたけど、これも行かなくては。8月末までの美術館の招待券も行かなくては。図書館も行かなくては。ケンのシャンプーも行かなくては。でも、低気圧が消えるまでは、本当に行く気が起こらない。ううううう。夫が誕生日ランチ(さすがにディナーは控える)に行こうと声をかけてくれるけど、梅雨が終わるまで考えられない。

年々この低気圧不調が酷くなるのだろうか。憂鬱。

耳をひっぱるとか、回すとかするといいらしいけど、そんなの去年からとっくにやっている。

小耳にはさんだこと:
先日、JとTと話していたときに、Jがコロナのせいで今後は飛行機のエコノミークラスがなくなるかもしれないと言う。密を避けるために席と席との間隔をゆったりとるとか。「ようは、全席ビジネスクラス仕様になるみたいよ」とJ。むー。きっと私が20代のころの航空料金かそれ以上になるのかもしれない。海外が遠のく。行先を絞ろう。

でも心情的にあまり外に出かけたいってならないのも事実。八ヶ岳は行きたいけど。すごく不便な場所での学会は、zoomでいいわと思ってしまうし。

次の学期の分担講義についてのメールが幹事の先生から来た。いつなんどきでもオンライン授業に対応できるように、今から準備しておこう。とにかくあれは疲れる。もはや仕事とは思えない。目がやられてしまった。ご奉公みたいな感じ。

鬱々としたことばかり書いたけれど、面白い本を読んでいるときだけ現実逃避である。大竹さんのエッセーはほんとよかった。写真集買おうかな。しばらくケンキュウ関係の本は読まないっ(キリッ)。















# by himarayasugi2 | 2020-07-27 17:54 | コロナ2020 | Comments(0)

オオカミの夢を現実にする

*少々長いです。

T叔母さんが先日「きっと好きだと思うわ」と貸してくれた『そして、ぼくは旅に出た。ーはじまりの森ノースウッズ』を読み終わった。自然写真家の大竹英洋さんの著書で、大竹さんは第7回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞されている。T叔母さんは、一緒に大竹さんのフォトブックも貸してくれた。この本には、大竹さんが、大学を卒業して自然写真家を目指そうと初めてアメリカに行き、その後も交流を持つことになる有名な自然写真家ジム・ブランデンバーグ、その友人の探検家ウィル・スティーガー、そして雄大なノースウッズの自然と出会うまでが書かれている。

とにかく度胸がある。「弟子にしてくれませんか」という大竹さんからの手紙へのジムの返事も待たずにとりあえずアメリカに行くところもすごいけど、大学時代にワンゲルにいたとしても、やったことのないカヤックで湖を渡りながら何日も一人でキャンプしていくとか、この人も胆力のある人である。行き当たりばったりの旅なのに、ピンチになりそうなときは、必ず誰かが手を差し伸べてくれる。頑張る若者には、みんな優しいのだ。

個人的にはヒルサイド・ホテルインターナショナルのエピソードが楽しい。すごい名前のホテルだけど、普通の家で、普通の人が自宅を旅行者に(おそらく)格安で提供し、オーナーは旅の話を聴くのが楽しみなところとか、オーナーの慎ましく好ましいライフスタイルとか、とても興味深かった。もちろん、そこへ実際に行った人でないと書けないような行間から森の香りがたちこめてくるようなキャンプ途中で目にする自然の描写もわくわくするものだった。本とフォトブックを交互に見て楽しみながら読んだ。

本書によると、ジム・ブランデンバーグは、『ナショナルジオグラフィック』1997年11月号で、「秋分の日から冬至の日までの90日間、1日1枚しか写真を撮らない」というプロジェクトをされたらしい。これは1日に1回しかシャッターを切らないということである。このプロジェクトについて大竹さんは、「一日に一枚。感性をとぎすまし、その瞬間に、持てるすべての力をそそぐというそのアプローチは、写真を撮りたいと思いはじめていたぼくの心にも、深く鋭く突き刺さるものでした」(24頁)と語っている。これだけで、その『ナショナルジオグラフィック』を取り寄せたくなってしまう。

また、大竹さんがアメリカに行く本当の目的(大竹さんの夢でもある)の「写真家になるための旅」ということを誰にも言わなかった気持ちは、少しだけどわかる。以下、ちょっと長いけど引用。

旅の計画について、ほとんど誰にも話しませんでした。家族やごく親しい友人に、行先と期間を告げただけです。夢で見たオオカミを追って、約束もないのに、しかも住んでいる場所さえはっきりしない世界的な写真家に会いに行く。そんな話、いったいどう話せばいいのかよくわからなかったし、それに、あまり人には言いたくなかったのです。言葉にしたとたん、あのオオカミの夢からもういちど覚めてしまうような、そんな気がしていたのかもしれません(31頁)

大竹さんがオオカミのことをジムに会うまで言わなかったのは、どこかでこれは本当に大事なことだからとわかっていたからだと思う。大事にしたいことは、いろんな人に語らないほうがいい。あと、ジムがつぶやいた「寄り道は、幸運をつかむためには、とても大切なこと」という言葉もいい。

進むべき道を見つけたら、人はこんなにも行動的になれるのかと思った。また、真剣に夢を追いかけているときは、チャンスの神様は優しくしてくれるとも。自然写真という分野に俄然興味がわいてきた。大竹さんの写真集とジムの写真集と、大竹さんもジムも尊敬している星野道夫さんの写真集を見たくなった。大竹さんの写真集が最近刊行されたようなので、それも見たいな。T叔母さんが貸してくれたフォトブックには、森で眠っているような子鹿の写真があるのだけど、それがすごくかわいい。

大竹さんのサイト(インスタのリンクも貼られている。素敵な写真がいっぱい!)

ウィキによると2019年時点で大竹さんは神戸市垂水区在住とある。今も神戸在住なのかな。だったら嬉しいな。












# by himarayasugi2 | 2020-07-25 21:14 | 本など | Comments(0)