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ヒマラヤスギ雑記

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誰が買うのか?超高額商品の謎

我が家は日経新聞を購読している。日経新聞を読んでいる人って、まず会社勤めの人、財界人、会社勤めを退職した人(うちの父がこれにあてはまる)ってところが大半なんだろうか。フリーランスでも企業から仕事を請け負う人はやっぱり日経を読んでいる場合が多いだろう。それから、高級クラブのホステスもお客の昇進を日経の人事欄でチェックしては、お花を送ったりするというのを以前テレビで観たことがある。他の新聞と比べてちょっと硬めの新聞という印象を持っている。女性誌の広告もどちらかというと控えめに掲載されているような。

土曜日の日経の朝刊に不思議な広告があった。これは先に新聞を読んだ夫も思っていたようで、朝食時の話題になった。目をひいた広告とは、「純金 千両箱」という商品である。文字通り純金の小判が50枚、5枚づつ紙に包まれて、千両箱の中に収められているもの。価格は250万円。税込みだ。送料はどうなんだろう、多分込みだろう。宣伝文句は「高い価値と信頼性。富豪気分が楽しめる、純金小判50枚!!」である。250万円という高価格商品のわりには、チープな宣伝文句である。そもそも富豪気分なんて、別に楽しんでどうするのだ。「富豪気分」なんかいらんから、「富豪」にしてくれ。購買層の大半がビジネスマンである日経に、このような個性的な商品を宣伝しても販促効果は得られるのだろうか。そこのところを現在ビジネスマンである夫に聞いてみた。
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(記事のみ切り抜いて、ケンの手と一緒に撮影)

「うーん、これは団塊の世代をターゲットにしてるんとちゃうかな」と推測する。日経の読者で、余裕資金のある人といえば定年退職したてのこの世代ではないかというのが理由。でもこれは投資目的ではなくて、半分以上が遊び心ではないかと予想は続く。実際はこれに飛びつく団塊の世代っていないと思う、とも夫は補足した。私達夫婦の仲人は数年前に退職された団塊の世代の方なのだが、海外勤務も長く、語学堪能でクールで知的で、素敵なご夫妻である。少なくとも、あの仲人夫妻においては「小判?」と歯牙にもかけないような気がするし。じゃあどんな人が実際に飛びつくのか、ちょっと想像してみた。

一代で富を築いた、かなり高齢の中小企業の会長職とか、名誉職についている男性。で、孫とかのお年玉に「ほれ、花子、純金小判1枚、太郎は高校生やから2枚な」みたいに使っているとか。結婚祝いに、千両箱の中から「純金 小判」と書かれた包みを受付でどーんと見せびらかしながら渡すとか。チップ代わりにベルボーイに1枚渡すとか。使い方のバリエーションは多い。と、ここまで書いて、これこそ「富豪気分」を味わえる醍醐味なのだと気付いた。なるほど、「純金 千両箱」は深い、深すぎる。興味があるので、小判の無料サンプル配布をして欲しい(買わんけど)。
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by himarayasugi2 | 2010-06-20 08:31 | 雑感 | Comments(4)
Commented by CHARADE at 2010-06-20 16:13 x
もともと数を売ることが目的ではなく、こうして話題になることを狙っているのが第一だと思います。

実際の顧客としては、個人はほとんどいないんじゃないでしょうか。いるとすれば法人でしょう。
Commented by えちゃ at 2010-06-20 21:17 x
小判、1枚5万円じゃないですか!
その小判1枚は、5万円の価値の金なのかしら?
と、買えない人は思うのでした~
Commented by himarayasugi2 at 2010-06-20 22:28
CHARADEさん、
話題作りとしては、成功かもしれないですね。こうして私みたいな買えない人も話題にしてしまったので。なるほど、そうだったのか。

これを購入する個人は、なかなか想像しても現実感がない人物になってしまうのですが、かといって、これを経費で購入する法人も、どんな法人だろうと興味があります。
Commented by himarayasugi2 at 2010-06-20 22:30
えちゃさん、
純金なのは確かなので、そのときによって価格は微妙に変動するのだと思います。1枚いくらかわかりにくくするために、千両箱とか包み紙とか付録をつけているのかと思います。
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