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ヒマラヤスギ雑記

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ナキゴト

あまりブログに書いたりしていないのだが、最近、こう、なんというか、常に焦りみたいなものを感じているような気がしていて、最初は気のせいかなと思っていたのだが、昨日授業に向う途中に別のゼミの後期課程の先輩と一緒になって、和やかにお話をしながら教室に向っていたときに、それが気のせいではないことに気づいた。彼女とは某先生の授業のときだけお目にかかるのだが、よく電車で一緒になるのでわりとお話をする人なのだ。で、いつも笑顔の可愛らしい彼女が私にニッコリ微笑みかけて「ところで、シュウロンはどんな具合なんですか?」と訊ねられたとき、なにやら胸が苦しくなり始める。「ええっと、そうですね、こんな感じであんな感じなんですけど・・・・Mさん!私シュウロン書けるんですかね」と途中から涙声(嘘)になる始末。

Mさんは「だいじょーぶですよー、余裕、余裕!るんるん」って何を根拠にされているのやら。ここのところ会う人、会う人に「シュウロンどう?」って訊ねられていてそのたびに軽く緊張しているのだ。どうやらこれが巷でいうプレッシャーというものらしい。最近わかってきた。Y先生などは毎回お約束のように訊いてくるし。「何枚書くの?へー、それならさ、僕の計算によると11月中には書けていることになるよ」とかって無責任発言を連発するのだ。どういう計算根拠なんですか、と訊ねると「だってさ、頭にできてる原稿をダウンロードするだけじゃん、たまに文献で確かめるだけでしょ、なら書けるさ」と軽く突き放される。ダウンロードする原稿ができてない場合はどうしたらええんですかねと詰め寄ると、(大袈裟に驚いた身振りで)「えええ、この時期、頭に原稿がない人初めて見たよ」と止めをさすのだ。

A嬢は最近では会うと挨拶代わりに「シュウロン、すすんでませんから(きりっ)」と言う。彼女は今、シュウロン以外でも忙しくスケジュールが大変なことになっている。他のM2だってそうだ。おそらくM2の中では私が1番お気楽な身分なのだ。それでも焦るくらいだから、他のM2は大変だと思う。「最近、将来のこと考え出したら布団の中で眼がさえて一睡も出来なかったりする」などと話されるとなんて返事をしたらいいのかなぁと思う。私たちのころとは就職も年金も事情が変わってきているので、「大丈夫よ」などと軽くは言えない。今思えば、私が24、25の頃の悩みは一晩寝たら解決するような羽のように軽いものばかりだった。一睡もできないことなどなかったし。こういう若い頃の不安や悩みは、動くことでしか乗り越えられないのかもしれない。若くない私でもそうだもの。

シュウロンを提出後にもう1度このエントリーを読んで笑えますように。
by himarayasugi2 | 2011-10-26 08:41 | 雑感 | Comments(0)
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