昨日は雨だったし、活動レベルも低下気味だったので本を読んだりドラマみたりでダラダラとすごした。医療モノミステリー『聖なる怪物たち』初回を視聴する。家政婦のミタさんでどうしようもないお父さん役をやっていた俳優が今度は財閥御曹司役だった。驚く。どうしてもあのダメなお父さんにしか見えない。落ち着いていて仕事に厳しく、有能でミステリアスな看護師を、中谷美紀が堅実な演技で見せる。外科医役の岡田将生という俳優を初めて知る。美形でさらっとしている感じ。ストーリーがだいたい初回でわかってしまう。悪くないけど次回からの視聴は微妙。
その後、途中から小泉今日子と中井貴一のドラマ『最後から2番目の恋』を見てしまう。途中で夫も一緒になんとなく見る。二人とも「中井貴一っていいよね」となる。平忠盛と同一人物に見えないけど、それが俳優の力量なのだろう。中井貴一のクリーンで誠実で暖かい感じというのは、おそらく演技というよりは本人の地だと思う。それが、平忠盛では「厳しく真っすぐな父」となり、こっちのドラマでは「ちょっと冴えないけどハートのある課長@50歳」となる。50歳、50歳って連呼されるけど、50歳でもおおいに迷うし、うろうろするのだが、世間的にはそういったことを賢く乗り越えた振りをしてなんでもないふうに振舞わないといけない年齢とも見られていて、その年齢イメージと本当の自分とのギャップに悩むことは誰でも何歳のときでもあると思う。
40から50ってそういう年齢なのかなぁ。小泉今日子の役にはあまり共感できない。なんか必要以上に年齢を意識しすぎていて、若い人と馴染めないと決め付け悩んでいるのだ。というよりも、仕事できっちりやっていれば無理に馴染む必要もないと思うけれども。どうしてそこで悩むのかがあまり伝わってこないのだ。全ての話題を共有する必要なんてないと思うし。現に、小泉今日子が演じるプロデューサーは、職場でなんとなく疎外感を感じているから鎌倉に移住したり、いろいろと人生を変えようとしているのだろうけど。あ、なんだかんだ言いつつもこれって共感している?
素朴な疑問;このドラマって夜になっても玄関にみんな施錠しないんだけど、なんでだろう。深夜に急に人が入ってきてもあまり驚く素振りもないし。
ケンが最近よく甘えてくるようになった。嬉しい。むくむくケンちゃん。
(椅子の足元のところで寝ていたケン。起きるときは必ず、前脚のストレッチをしてから後ろ脚と決まっている。)