ここ数日とても寒い。我家の2階はほぼワンルームで、1階から階段上ったらいきなりリビングになっている。風通しはよいけれども、暖房効率はあまりよくない。開放的な間取りにありがちである。暖房はガス温水床暖房である。設定温度は10段階で調節できる。10月下旬の寒い夜につけるときは、温度2で十分である。で、11月に入ると午後からつけることが多いのだが、そのときは温度3である。12月も温度3で余裕で暖かかったが、1月に入って最高気温が10度に届かなくなると温度3では寒い。温度4とする。それでも室温は19度から20度なのだ。
室温19度とか20度だと室内でじっとしているとわりと寒くなる。本を読んでいるときとか、手がかじかんだりもする。普段自宅にいるときは、長袖Tシャツ、部屋用のよれよれカシミアセーター、フリースパーカー、その上からローゲージニットベストを着込んでいる。それでも寒いなと思えば半纏を羽織る。ここまで着込むと動き難いし、肩が凝るし、入浴とか就寝の際に着替えるのに時間がかかる。半纏を羽織ると暖かいが、動き難いし、着たままキッチンで作業はできない。うっかり袖にコンロの火がついたら怖いし。こういう部屋着スタイルをもう何年も冬に続けてきたけれども、だんだんいやになってきた。軽くてさっと羽織るだけで暖かいものに変えようと考える。
で、ネットでユニクロの薄くて軽いダウンを室内用にするといいという話を目にした。カーディガンみたいな感覚である。ユニクロはダウンを沢山出しているけど、今まで全く興味がなかった。が、丸めるとポーチにしまえるほどコンパクトになって、軽いスリムなモデルが出ているらしい。町でよく見かける芋虫みたいなダウンだと思う。とにかく軽くて暖かければ結構!、とユニクロに赴いた。
このスリムなダウンは人気らしく、近くのユニクロでは品薄状態だった。あるのはあるけど、ビビッドすぎるピンクとブルーが少しと、あとはベージュが沢山だった。黒が欲しかったけど別にこれを着て外出するわけでないので、ベージュにすることにした。袖口もゴムなのでひっかからなさそうだし、ポーチに丸めてしまえるのであれば、旅先に持ってもいけるだろうし。なんといっても安いし、それに本当に軽いのだ。というわけでヒートテックのUネックシャツと一緒に購入する。
昨日の夕方から、長袖のTシャツの上にユニクロの薄いこのダウンだけなのだが、やっぱり暖かいし、軽い。動きやすい。着たままストレッチも出来た。このダウンの軽さは、朝起きて、椅子にかけてあったのを取る時に再確認した。普通のカーディガンとかパーカーの重さを想定して手を伸ばしてぐっと持ち上げたら、ハンカチみたいな軽さで、力が余ってしまったっていう感じである。夜になって寒くなったので、ベストを重ねた。デザインがジャストフィットする感じなので、もっさりしないし。ケンの散歩のときにはこの上から散歩用ダウン(魚屋さんがセリ市で着ているようなやつ)を着て、ほかほかである。
ユニクロダウンを購入した後は、カルシウム摂取のために青汁「葉っぱのミルク」が安かったので籠にいれ、皮脂、汗、涙でも落ちないマスカラと専用クレンジングも追加で購入して帰宅。
この寒さはいつまで続くのか。草屋根に上がって肥料と土を撒かないといけないのだが、あまりに寒くて夫も私も毎週末「ちょっと暖かくなってからでもいいんちゃう」と言い訳しては先延ばしにしている。そのうち春になりそうだ。
週末柴犬ちょっと不機嫌さん:
週末はケンを連れて芦屋浜を走り、その後ドッグカフェへ行くも、お気に入りのお店は満席だった。別のドッグカフェに行ったけど、室内ではノーリードで小型犬数匹を走らせていて、とても入りにくかった。「柴犬が来たんならしかたがない」といった感じでしぶしぶ繋いでくれたけど、ずっと吠えられっぱなしのケンだった(ケンは吠え返さない)。ケンは居心地が終始悪そう。出されたヤギミルクも残したのだ(*1)(こんなことは今まで一度もない)。ケンは落ち着かないようだった。すぐに出ることにした。
*1:具合が悪いのかと思ったけど、家に帰ると食欲旺盛だったのでやっぱり場所が原因だった。昔ドッグシェルターでもそういうことがあったらしい。繊細なケンである。