*すみません、愚痴っぽいです。
我家は2006年2月に竣工したので、現在築7年目に突入したところである。結婚以来もっとも長く暮した場所は、東京は荻窪のマンションで、ここが8年である。荻窪のマンションは入居した時点ですでに築10年くらいだったのにもかかわらず、設備の故障が一切なかった。水道もエアコンも換気扇もなんの問題もなく8年間過ごすことができた。が、新築で入居した現在の住居は、ちょこちょこ不具合が顔を出し始めた。潅水装置などのパッキンは3年目くらいですぐ交換になったし(*1)、エアコンのダクトの水漏れなども去年発生したし。竣工以来、頻繁に業者が出入りしている気がする。
最近、台所の混合水栓から水漏れが起こり、メーカーの人に来てもらうことになった。最初はパッキンだけの交換かと思ったのだが、本体自体が磨耗等で水が漏れるようになっていることが判明して、急遽部品交換となったのだ。予想外の出費である。で、部品を発注してもらい、こちらは再度訪問修理を依頼することになった。その訪問日時を決める際に私は授業のない日の午前10時半でお願いしたら、当日にいきなり9時50分に来たのだ。事前に連絡もなく40分も前に来られて慌てる。平日の午前は忙しいのに。インターフォン越しに「あの、今日10時半じゃなかったですか?」と言うと、「そうですね、早く来てすみません」となんら悪びれることもない。そのまま家に入るつもりである。モニター越しに見えた業者は、なぜか笑みを浮かべているのだ。なぜじゃ。
平日の朝の9時台って、結構忙しい時間帯である。授業がない平日だと特に、掃除とか、晴れていたら洗濯とか、トイレ掃除とかやることがあるし。それに朝風呂だって入っている可能性もあるし。この日も、ケンの散歩から戻ってからあれやこれやと、掃除機片手に動き回ったり、拭きまわったりしていたのだ。書類とかの整理もしていたし。さぁ、トイレ掃除をしようかなというところでやってきたのだ。ジャージのままだった。
在宅していたらいつ行ってもいいだろうということなど、断じてないのだ。そのとき、他人に住居内に入られてもいいかどうかは、こちらが判断することである。なんのために10時半を指定したのか意味わからん。おそらく修理の業者は自分の都合のいい時間に来たのだろう。10時半という約束はわかっていた上で、である。ちょっとばかし早くてもどうせ在宅しているからいいだろう、と考えたかどうかは知らないけれど。確信犯なのは表情からも見て取れるし、それに「不都合でもありますかね」だって。私はもう一度、「10時半とうかがっていたので」と語尾を曖昧にしながらも言ってみたら、業者は「あ、やばい、この人早く来たことに怒っているみたいや」と思ったようで、急に丁寧になって素早く仕事を済ませてそそくさと帰っていった。というか、早く来てもいいか電話くらいして欲しかったけど。その電話の有無で印象も変わるだろう。融通きかなさすぎでしょうか。でも、私こういうことわりと細かい方です。
愚痴を書いてしまった。
*1:草屋根用の潅水装置は、ベランダの最も日当たりのよい場所に設置されているため、紫外線による本体の劣化が激しい。プラスティックの本体の接合部分から裂けてそこから水が溢れて潅水できなくなったのが、去年だったか、その辺り。なので、現在、新しくなった潅水装置は、100円ショップで購入した紫外線を90パーセント以上遮断するというサンバイザーで覆われている。どれほど効果があるかは現在経過観察中である。