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ヒマラヤスギ雑記

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品切れの理由/『シックスセンス』/金星

品切れの理由:
私は「スマートチーズ」と「食塩無添加素焼きアーモンド」を一緒に食べるのが好きで、去年から「スマートチーズ」が安くなっているときにまとめ買いしている。先日、いつものように「スマートチーズ」とアーモンドを購入するためにスーパーに行くと、アーモンドだけが品切れだった。棚は空っぽ。他のナッツ類は棚いっぱいにあるのに。で、翌日、スーパーに寄るといつも買っているメーカーの食塩無添加のアーモンドは品切れだったけれども、別のメーカーの食塩無添加のアーモンドは入荷されていた。おそらく代替品。が、大きく貼紙がしてあって「1人1袋でお願いします」と注意書きがある。一体、アーモンドに何が起こったのか。ちょっと前の特定のヨーグルト製品が品切れたときと似ている。おそらく健康にいいとか、なんとかだろうと、ネットで検索したら、やはり同じようなことを書いているブログがヒットした。テレビで若返りに効果があると紹介されたとか。若返り・・・買いに走る気持ちはよくわかるのだけど。

レジにその「1人1袋」のアーモンドを持っていったら、「あ、この人も若返り希望か」って思われるんじゃないかとちょっと自意識過剰になった。アーモンドで若返るのなら、とっくに若返っているはず。だって去年からずっと食べているから。

『シックスセンス』:
この作品は映画館、テレビと何度か見ている。好きな映画である。以前、知人が映画館でみて「金返せって思った」と憤っていたのだけど、同意できない。
(ここからはネタバレ)
この映画はホラーではなくて、愛の話だと思っている。1番好きな場面は、ラストである。自分が既に死んだことを知らないマルコムは、妻が自分と話をしてくれない本当の理由がわからない。それでも妻のそばに寄り添おうとする。そして、最後にコールから寝ているときに(死者から生者へ)話しかければ聞いてもらえる、というアドバイスを思い出し、寝ている妻に近づいたとき自分があのとき死んでいたこと、そして妻がいまだに自分を愛してくれていて、自分の死を悲しんでいることを知るのだ。初めてこの映画を観たとき、私は最後の最後までマルコムの視点で映画を観ていたので、マルコム自身が死者だったことをマルコムと同時に知った。そのときは驚きよりも、なんとも言えない、切なくあたたかい気持ちになった。コールも死者の訴えに怯えるだけだったのが、耳を傾け、彼らを助けようとすることで自身の存在の理由を知ってゆくのだ。マルコムは救えなかった子供のことを悔いていて、コールを救うことで救われると思っている。そしてコールもマルコムを救うことでマルコムに救われるのだ。結局、最初から最後までもう何回みたかわからないのに、観てしまった。この映画はマルコムが死者であることを知った上で観るのも味わい深くていいのだ。

金星:
ケンを庭で走らせながら、ぼーっとしてたらお隣の奥さんが「金星みた?」と訊いてきた。「あ、今日金星でしたっけ、眼がねもってないし、見てません」と答えたら「眼がね、貸してあげるから、見なさい」と貸してもらう。金星は太陽のホクロみたいだった。よく見える。とういか、この眼がね、こないだの日食のときにあったらよかったなー。
by himarayasugi2 | 2012-06-07 08:12 | 雑感 | Comments(0)
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