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ヒマラヤスギ雑記

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常連客と新規客

日曜日の夕食は、夫の実家から大量にもらった野菜を活かした献立にした。聖護院大根とか普通の大根とか、下仁田ネギとか、カリフラワー、白菜、ホウレンソウなどなど、食べきれないくらいいただく。大根が多かったので夫が粕汁とブリ大根を作ってくれる。美味しいし、体もとても温まった。カリフラワーはポタージュにしよう。残った粕汁は小鍋に移して今朝いただいた。

たまに時間がぽっかり空いたときなどに独りで行くカフェがある。先日、数か月ぶりにランチを食べに立ち寄った。そうすると以前と営業時間とメニューが変わっていた。前はランチ時間と夕食時間に営業時間を分けていたのを通し営業にしていて、メニュー数も減らして値段も少し下げたようだ。事前にある程度準備できるメニューを中心にしてある。店頭での調理時間短縮が予想できる。夫にこういう変更はどういう効果を狙っているのかと話してみた。

夫にはもうちょっと詳しい情報を伝えたのだが、夫は「おそらく、純粋に売り上げを伸ばしたいんじゃないかなー」と言う。値段を下げたことで若干薄利にはなるが、要はお客さんが足を運んでくれる機会自体を増やすことが目的だろうとのこと。だから、飲み物だけでも入りやすいように通し営業にしたのではないかと推測する。なるほど。そうかもしれない。夫はその店のことを全然知らないので、実際にたまにお客として行く私から付け加えるとすると、もしかしたらその店は、最近常連さんばかりで新規のお客さんが少ないとか、そういったことも考えたんじゃないかと思っている。私は年に数回来店するかしないかという、とてもカフェの常連と呼べる客ではないのだが、確かに店に行ったときは私も含めていつも常連さんだけのような気がする。よくお店の人とお客が親しげに話をしている光景を目にするから。お店をやったことがないからわからないのだけれども、常連さんと新規のお客さんの理想のバランスというのが、業種によってあるのかもしれない。そういう意味で、ちょっと新規客を増やしたい、気軽に入店してもらいたい、と思ったのかもしれない。

一般的な話になるのだが、「常連さんばかり」というのはある一面では「新規の客が入りにくい」ということを示していると思う。高級割烹とかレストランだったら、紹介客しかとらないということはあるだろう。また私がたまーに参加する先輩がご自宅で開いている料理教室なども紹介だけでしか生徒さんはとらない。それは自宅だし、セキュリティも考えているのだと思う。けど、例えばカフェとか定食屋ならふらっと誰にでも入ってもらいたいだろう。どちらかというとカフェだと、いろんな人が思い思いにくつろいでいるような感じが好きかな。だからスタバとかタリーズとかドトールとかも好きなのだ。適当にいろんな人が「ざわざわ」している駅みたいなのも好きだし、個性的なお店もそれが私と相性がよければ、やっぱり好きである。




以下妄想カフェ:
ドッグカフェでなくて、でも犬と入店可で、ときどき手の届く価格のエッチングとか版画の個展を開催していて、とんぼの本とか、コロナブックスとか、ユリイカとか、詩集とか、画集が沢山おいてあって、ポットサービスでお茶を出してくれて、ロイヤルミルクティーもポットサービスしてくれて、ジャンルを問わずに旋律の美しい音楽や、ピアノのいい曲とかが流れていて、ティルダ・スゥイントンみたいなクールな女性とか、お洒落でかわいい素敵なおばあちゃんが店のオーナーで、いろいろな人がふらっとくつろぎに来るお店があったら、常連になると思う。

と、まとまりなく(突然)終わる。
by himarayasugi2 | 2012-12-10 09:20 | 雑感 | Comments(2)
Commented by さわ at 2012-12-10 09:30 x
そのすてきなカフェは、絶対、ヒマラヤスギさんがオーナーがいいと思います。
居心地良さすぎて、私、入り浸りそうです。
Commented by himarayasugi2 at 2012-12-10 12:18
さわさん、
オープンしたら厨房をさわさんにお任せしたいー。ストウブメニューとか作ってください!で、私は味見する係ね(ほかに出来ることがない)。
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