今年も何本かドラマを視聴した。とりあえず今年見たドラマをリストアップしてみる。一応、全話視聴したものだけ。『ストロベリーナイト』『最後から二番目の恋』『鍵のかかった部屋』『リーガルハイ』『ドクターX』『実験刑事トトリ』『相棒』(←これはシリーズものなので対象から除外)の7本は毎週楽しみにしていたと思う。で、『相棒』は若干マンネリを感じることもあったけど、他はどれも面白かった。以下、独断と偏見にまみれたドラマ評。
主演女優で光っていた人:キョンキョンにするか竹内結子にするか激しく迷う。で、決められない。キョンキョンは、彼女がアイドルをやっていたときはリアルタイムでファンだった。カラオケはほとんど行かないのだけど、とりあえずキョンキョンの持ち歌でまだ歌えるのは、「艶姿涙娘」である。(他のレパートリーとしては、松田聖子の「夏の扉」「チェリーブラッサム」である、ついでに書いとくと、歌えないけど聖子ちゃんの曲で一番好きなのは、「Sweet Memories」と「蒼いフォトグラフ」である、曲が流れたりすると立ち止まるくらい好き)。そういう世代なのだ。だから、キョンキョンが変にお母さん役とか、エキセントリックな役でなくて、等身大で自然体の役柄を魅力的に演じてくれたことがやっぱり嬉しい。その現役感が同年代の誇りである。
でも竹内結子もとてもよかったのだ。あの、なめたマネした女子高生を一喝するシーンとか、かっこいいし。彼女は美しくて強くて儚い感じが魅力的である。うーん、キョンキョン、竹内さんの順番で光っていたということに。二人ともとてもよかった。また続編に出てほしいかな。
主演男優で光っていた人:いろいろ迷って三上博史!『トトリ』は5回だけの連続ドラマだったし、なにやら視聴率も壊滅的に悪かったらしいけど、私はすごく気に入ったので。コロンボのマネをする刑事ものは多いけど、古畑よりはトトリのほうがコロンボのよさを踏襲しながらも独自性も出していて、結構好きな感じ。好みである。特に最終回は秀逸だった。素敵な、素敵なラストの犯人の自白シーンで、ぐっと心をつかまれた感じは、今年は『トトリ』だけだった。三上博史の別の作品もみたいなぁと思った。堺雅人と大野智もよかった。
主演じゃなかったけどよかった人:たくさんいる。
伊東四朗、武田鉄矢、岸部一徳、生瀬勝久とかは出演してくれるだけで嬉しい。意外とよかったのが、高嶋政宏の上司役。明るくて包容力があって、仕事ができるって感じ。佐藤浩市と戸田恵梨香のコンビはすごくよかった。どっちも上手い。戸田嬢は、ちょっと影のある感じも含めてわりと好きなのだ。雰囲気がある。佐藤氏はさすがの存在感で、コミカルな演技がくさくなくて、出番がとても楽しみだった。あと、小池栄子も魔性の女っぷりがシリアスになりすぎずによかったと思う。この人、もっといろいろ出たらいいのに。『トトリ』で三上氏の相棒役だった高橋光臣という人は、初めて見たのだけど、今後活躍しそうな感じ。中井貴一(主演かもしれないけど)は、どんな役(忠盛でもキョンキョンの相手役でも)でも、品がある。
で、毎週とても楽しみだった作品:『最後から二番目の恋』である。毎週、女友達と話をしているような気分だった。特に事件もないけれども、がんばろーみたいに前を向いて終われるこのドラマの空気に元気づけられた感じ。『鍵のかかった部屋』も『リーガルハイ』もすごーく毎回楽しみだったけど、自分が少しでも影響を受けたかという点でみたら、やっぱりキョンキョンドラマだった。でも、ミステリー、警察、医療、法廷ものは大好きなので、これもまた続編があったらなと期待している。
今日は寒いとラジオが言っているけど、さっき散歩に出た感じでは暖かいって思った。ただ、急に冷えることはよくあるので、とりあえず暖かくして出て行こう。
ロンブン:4日に提出したファーストドラフトを、指摘された点を中心にばんばん書きなおした。これ、20日に提出ね。三分の一くらいは書きおろした感じである。今回書きなおした箇所は、もう衝突してもいいから、思いっきりアクセル踏んだった。衝突したらどうしよう。弱気である。年内でこれ手が離れたらいいのに。そういう最中にも、ドラマのことを思い返している私である。