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ヒマラヤスギ雑記

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食べたり、見たり、ぼーっとした。

とりあえずロンブンを先生に提出して返ってくるまでの間はやることがないので、のんびりする。町へ買い物に行き、ロンブンがひと段落ついたら買おうと思っていた『文芸 BRUTUS』を購入。丁度昼時だし、久しぶりのお店でお昼を食べることにした。ここは、八百屋さんの(どうやら)家族経営の小さなイタリアンバールである。数年前に開店して、今ではとても人気がある。この日もほぼ満席だった。ここは野菜がいろいろメニューに組み込まれているのでわりと好き。

いただいたメニューは、前菜三品(サトイモのパンケーキ風、スペイン風オムレツ、グリル野菜盛り合わせ)、大根のポタージュ、メイン(フォカッチャ、サラダ、茄子とひき肉のグラタン)で、850円である。安いし、美味しかった。お野菜豊富のヘルシーメニューである。メインにはあとカレイもあった。カレイを頼んでいる人も多かった。老若男女バランスよくお客さんがはいっていた。また行こう。夜も行ってみたい。

夜は全日本フィギュアの男子SPを視聴する。なんと、生中継であった。女子も生中継してほしいけど。昨夜の放映を見た限りでは、変な煽りもなくて、淡々と競技の様子を時折、解説をまじえながら中継していた。女子のSPもこんな感じで淡々と中継してほしい。あのアナウンサーSはもう出なくていいから。

日本男子のフィギュアというのは、今最も世界で層が厚いと言われているらしい。国際大会で表彰台に乗るよりも、全日本での台乗りのほうが難しいとさえ言われるほど。最後から2番目のグループの演技から生中継されていたけど、その中でも羽生選手、高橋選手、小塚選手、織田選手、無良選手、町田選手が抜きんでていて、この6人で3枠を争う感じらしい。町田選手はSPはジャンプのミスが目立ち表彰台が遠ざかったかも。無良選手は四回転ジャンプのコンビネーションがきれいに決まって、SP終えて4位。3位は小塚選手。無良選手に0.1ポイント差である。で、2位は高橋選手で、1位がダントツで羽生選手だった。羽生選手はとにかくジャンプが安定していて、美しくて見ていてこける気がしないのだ。このままフリーでミスしなかったら、2位と10点近く差があるから優勝するかもしれない。

SP6位の中村選手のスケーティングって、なんとも優雅で音が全然しないのが印象的だった。柔らかくてふわっと跳んで、ふわっと音もなく着地するのだ。とてもエレガントだなと思った。それから、堀之内選手のスケートの刃が演技直前に折れてしまい、残念なことに棄権してしまった。この日を目標に練習をしてきただけに、悔しかったと思う。目に涙をためていた。スケート靴のスペアとかは持たないものなのだろうか。やはり履きなれていないと滑りにくいのだろうか。演技開始までの制限時間というのがあって、いかなる理由でもその時間を越えては中断できないらしく、もう靴のトラブルというのはほぼリカバーできないのかもしれない。テニスだったら、ガットが切れたら別のラケットをすぐ手にすることができるし、だいたい3セットマッチだったらラケットは複数本持って試合に行くので、こういったことで棄権することはまずない。フィギュアスケートって、試合に出るまで猛烈にお金がかかるけど、一瞬の不運でその舞台に立つこともかなわなくなったりするから、大変な競技だなぁと思う。本当にかわいそうだった。

羽生選手の演技直前に、荷物が届いた。なんとA嬢からだった。お歳暮だって。なんとー!すぐ電話をしてみる。懐かしくなって色々喋りまくる。仕事が大変らしい。あんまり愚痴愚痴言わないようにしているみたいだけど、きっといろいろあるんだろう。大変やけど、体に気をつけて頑張ってねとしか言えなくて。でも、頑張って。お返しになにか元気が出る食べ物を送ろう。

寝る前に、昼間買った『文芸 BRUTUS』の有川浩の作品だけ読む。どうしても動物ものは泣いてしまう。ケンと重ねちゃうのよね。
by himarayasugi2 | 2012-12-22 08:52 | 雑感 | Comments(0)
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