人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

ヒマラヤスギ雑記

cedar2.exblog.jp

平常運転

平常運転の大学:
長い、長い冬休みが終わって、平常運転の第一日目だった。確か去年はシュウロンを提出したあとは、しばらく浮かれていたので、年明けの授業には出ていなかったはず。普通に昨日はY先生の授業があった。今日もあるし。Y先生と会って、開口一番に「ロンブンは書けた?」と訊ねられる。ああ、この感じ、私、学生だったんだ。「火曜に提出します」「そぉ、よかったね」「はい、いろいろとご心配いただいてありがとうございます」「原稿落とすとえらいことだしね」「(ぞっとしながら)そうですね」

研究室に顔を出すと、某ゼミのM2の二人が先生にシュウロンを見てもらっていた。そのあと大きな本をかかえてスキャンをしに走っていた。大変そう。あとちょっとである。がんばれ。

ニューヨークの学生:
作家の椎名誠さんのお嬢さんである渡辺葉さんは、現在ニューヨークの法律事務所で法廷通訳・翻訳として働いている。私は大昔によくアクセスしていたカフェグローブというサイトで彼女のことを初めて知った。一度現地の人と結婚して、暫くして離婚して、で、現在に至っているようである。最近、全くカフェグローブを見ていなくて渡辺さんのこともすっかり忘れていたのだが、ある人のブログで触れられていて、思い出したのだ。彼女の新しいブログのURLもすぐわかったので、そこにアクセスした。

渡辺さんは法律事務所で昼間は働いて、去年の秋からフォーダム大学の法科大学院で夜間は学生として学ばれている。で、最近そのブログがアップされていて、フォーダム大学での勉強について書かれていた。月から木は、午後5時半まで仕事をして地下鉄で移動、6時から9-10時まで授業である。金曜は授業がないので7時まで仕事をして帰宅だとか。仕事して大学の授業に出席するだけでも大変なのに、予習・復習・宿題(論文、リサーチなどなど)が半端無いのだ。一週間の勉強量の詳細を見ると、仕事をしながらだと勉強にあてる時間の捻出が本当に大変そうである。睡眠時間を削り、移動中、昼休み中などなど常に本を読んでは(きっと)付箋を貼りつけて、メモを取って、理解して、ということなのだろう。宿題もあるから週末もずっと勉強だろう。法律書も重そうである。やっぱり彼女も本の重量を計測していて、そこがちょっと笑えた。私も測ったので。彼女の場合はキャスター付きのスーツケースを早々に購入していた。しかも名前もついている。

↑はほんとに、すごいと思う。ああ、いろいろと反省。我が身を振り返り恥ずかしくなる。私は勤労学生でもなくて、自由時間の多いただの学生なのに。もっとがんばれよ、自分。

渡辺さんは、元気いっぱいに、前向きに仕事に勉学に励んでいるけれども、今から法律の勉強をしても意味があるのかと自問したこともあるらしい。年齢的なことも意識はされている。それでも法科大学院へ進学して奮闘しているのは、彼女がブログに記しているような理由があるから。以下まるっと引用。

人生はいつどんなことがあるかわからないから、失敗も、辛いことにも出会うかもしれない。でもいままでの人生を振り返っても、間違えたり悔しい思いをしたからこそ、その分頑張れたり、同じような立場のひとの気持ちに寄り添い助け舟を出すこともできる。「やればできたかもしれないけれど、やってみる勇気がなかった」と後悔するよりも、「やってみたけど、思わぬ結果になった。それでも、いろいろ学んだ」という人生を歩みたいと思います。引用元:http://watanabe-yo.cocolog-nifty.com/blog/
2013年1月6日の記事より。

素敵な人である。

今日は朝からちょっとたてこんでいる。一日がんばろ。
by himarayasugi2 | 2013-01-08 08:26 | 雑感 | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< 特記事項無しなので、 わかってる柴犬 >>