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ヒマラヤスギ雑記

cedar2.exblog.jp

実物を初めて見る。

昨日の夕方、ケンの散歩のために外に出る。ケンは北上ショートコースを行きたがっていたので、ゆっくりのんびりと坂を上ってゆき、また坂をゆっくり降りながら家に帰ることにした。坂道から遠くの海とか橋が見えるので、このときいつも眺めながら降りるのだ。そろそろ家に近づく曲がり角が近づいたとき、我が家から2、30メートル南に降りた住宅の前にパトカーが一台止まっているのが見えた。制服姿の警官が2名ほどうろうろしている。そして、パトカーの近くにも見慣れない車が2台ほど止まっている。通行人はみな、そこを通るときに必ず呼び止められているのが見えた。なんなんだ、一体、何があったんだ。交通事故なんか。やじうまみたいに下まで降りていって「何かあったんですか」なんて聞くのもちょっと恥ずかしいので、真相は後日、母経由で必ず知るところになるだろうから(母も一応近隣情報ネットワークを持っているのだ)、そのまま下に降りずにケンと曲がって帰ることにした。

騒ぎを横目に家のある通りを曲がろうとしたとき、下から男性が上がってきて私を呼びとめ、胸元からドラマでしか見たことがない「警察手帳」を、ドラマの刑事さんみたいにさっと広げて私に見せたのだ。警察手帳、実物を生で観るのは生まれて初めてである(不謹慎ながらもちょっとテンションが↑)。警察ドラマ好きの私としてはもっとじっくり見たかったのだけど、向こうは仕事だからね。X警察署の手帳であった。ほー。X警察の刑事課の方らしい。下で通行人を呼びとめている私服の男性達はみな刑事だったのだ。もしかして、聞き込みなのか、そうなのか。しかもこんなに大勢、一体何があったんだ。

一体何があったかは置いておいて、聞き込みのために刑事が数名来ていたもよう。私が訊かれたのは、夕方X時からY時の間にこの周辺を今週にはいってから通ることはあったか、そのとき不審な車が停車していたのを記憶していないか、だった。住宅街で道幅も広いので、路上駐車というのは日常茶飯事のため、車が停車していたとしてもそれがあたり前だから記憶していないと答えた。すると刑事も「みなさん、そうおっしゃるんですよ」と困った顔をする。念のため住所と電話番号を訊かれたので答える。刑事は自分の名前をもう一度私に告げてからお礼をいって離れていった。

私に話をきいた刑事は、質問するときに車種とか、色とか、その他もろもろに関する情報は一切告げずに、私が当該時間帯に当該場所を通っていることを確認してから、「不審だと感じた車は停車していなかったか?」という訊き方をした。おそらく断片的な情報に私が引きずられないようにするためだろう。とはいっても、車についてはなんにも覚えていなくて、まったくお役に立てずじまいだった。普段からでも業者の車でもないのに長時間路上駐車していたら、わりと番号などを記憶して控えているのに、今回は全く覚えていないなんて。きっと、あまりに路上駐車が多いから、視界に入っていても見ていないのだと思う。でも、「不審車両」はきっと当該時間帯に我が家の近所に停車していたのだ。だからこその聞き込みなのだ。早く解決しますように。

追記:ドラマの刑事は小さな手帳に書き込むのだけど、昨日の刑事は大きなクリップボードにA4のコピー用紙みたいな白い紙をはさんでいて、豪快に書きまくっていた。そうだよね、あまり書く面積が小さいとすぐにページがなくなるし。妙に納得する。

暑い。とはいってもやっと脱衣所に11月初めから置いていた電気ストーブを仕舞い、扇風機をリビングに出した。まだ扇風機をつけるほどではないけれど、現時点で2階リビングは東西南北全ての窓を開けている。風がまったくないけど。

麦茶を大量に煮出して、今日はアクセル踏んで文献を読もう。
by himarayasugi2 | 2013-05-24 08:53 | 雑感
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