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ヒマラヤスギ雑記

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ドウキ

日曜は、研究室関係で集まることがあった。同期の中で就職したA嬢、K君、D君も来ていたし、ひとつ下のゼミの後輩で就職したカメコとY嬢も来ていた。現在も研究室に残っている私をはじめとする研究室残留組同期と就職組と後輩とで帰りにちょっとお茶することになった。新卒で就職した会社で1年目のときにも言われたのだが、ある先輩社員から言われた「同期は大切にしなさい」という言葉はあのときからずっと覚えている。次に再就職した会社は中途入社だったから、社会人同期といえば新卒で一緒にあの会社に入社した人たちだけだし、研究室同期は今の大学の同期だけなのだ。T君が「せっかく同期就職組とも久しぶりに再会できたから、帰りにお茶しましょうよ」と音頭をとってくれたし、最初からみんなお茶するつもりだった。せっかくだもの。20歳以上も年が離れているのに、気軽に「同期で今日はお茶しよう」って中に入れてもらえることは、なかなかに嬉しい。

お茶する場所の関係で、結局、私たち同期と後輩とでテーブルは別れてしまったけれども、結構みんな楽しそう。途中、Y嬢が私の食べていたアップルタルトを見てどうしても一口欲しいと、三分の一ほど取って行って、かわりにパンを一個置いていった。そういう子供じみたことをやる後輩も、立派な社会人なのだ。

D君は同期の就職希望組の中では最初に就活を終えて、誰もが知っている超大手に就職している。「お仕事はどう?忙しい」と訊いたら「早く辞めたい、今の会社でやりたいことが特にない、人間関係が面倒」と愚痴のオンパレードで、それがあまりにもいつもの通りだったので笑ってしまう。「なんか楽しいことないの?」と訊いたら「これこれの仕事は好きなんで、結構向いているかなぁ」と詳しく説明してくれるから、なーんだちゃんとやっているやんと思う。研究室残留組は、今年度に頑張ることをみなの前に宣言させられたりもする。焦りまくった。

A嬢はとても仕事が忙しいようで、なんか元気がなかった。あまり話さないし。どうしたんだろう。みなより一足先に帰ったM嬢と私は、駅までの道のりで元気のないA嬢についてちょっと話す。なにか悩んでいることもあるようで、次に会えるときまでに笑顔が戻るといいけど。またメールしてみようか。

同期と久しぶりに会うのはいいなと思う。別に会っても話をするだけだけど、自分がいた場所がまだ残っていることを確認して、安心する感じと少し似ている。そのうちお互いに「懐かしいヒト」に変わる。
by himarayasugi2 | 2013-06-03 07:58 | 雑感 | Comments(0)
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