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ヒマラヤスギ雑記

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なんでもわかっておきたい人?

また学校関係の飲み会だった。えらく盛り上がっていたし、最後までいたかったけど、ちょっと遠いところだったの途中で失礼して帰ったのだ。翌日がしんどいと思って途中で抜けたのに、やっぱり朝はなかなか起きられなかった。これを書いている今も、なんか眠い。みんな元気である。先生が一番元気だけど。

お店の本日のお品書きにあった〆サバがすごく美味しい。それを食べながら大学入学を機に一人暮らしをしているNさんと話をする。Nさんは関西で暮らすようになって美味しいなぁと思ったものに「バッテラ」をあげる。あの四角くキュっとした姿もいいし、味も大好きなんだそう。そのバッテラ話でNさんとT君とで話していたら、突然Xさんが話に割り込んでくる。「それ、フナずしですよね、まっずー、くさーってやつですよね」と言うから「それ、違うから、別ものだから」と訂正するも、ずっとバッテラはフナずしだと言い張っていた。わりにこういう、トンチンカンなことを言っては会話に割り込んで邪魔する人っているよなぁとちょっと思う。

Mさんがジブリのアニメで声優を使わないで俳優とかを使うのがあんまり好きでないという。特に、『トトロ』のお父さんの声が糸井重里っていうのがMさん的には解せないとか。「私は、ああいう朴訥でボソボソっていう素人っぽいの嫌いじゃないよ」って言うとT君が「ジブリは、あんまりプロっぽい声優で揃えないようにしているんじゃないかなぁ」と言う。Mさんがそこで笑いながら、声優やっている糸井重里のマネをしたりする。すると、またXさんが「なにー、なにー、糸井重里って有名?知らないんだけど、なんの人?」と知らないことでまたしても会話に割り込んでくる。ただ、今回は糸井重里を知らない人が身近にいたことにちょっと驚く。周囲の人が糸井重里のことを「ほぼ日」の人だとか、樋口可南子の配偶者だとかいろいろ説明するも、「ほぼ日?樋口可南子?」と知らないことを全開にして大騒ぎしていた。

結局誰かがスマホで糸井重里の画像を検索して見せて、収束した。

最近は、どこでもわからない事柄と出会ったらこうやってすぐスマホで検索できちゃうんですね、みたいな感想をもらしたら、先生が「いや、即検索できるだけで、なんにもなってないんだよ」とかなり否定的であった。昨夜は何度か会話の途中にスマホに視線を落としては検索する人の姿が飲み会の席でも目立っていた。なんでもわからないことは会話の途中であれ、なんであれ検索することが日常になっている人にとっては、飲み会の席のちょっとした不明な点もなんでもかんでもシェアしておかないと不安なんだろうか。私とかは、飲み会でひとつの事柄について、深く誰かと話ができたらそれで満足できてしまう。わからないことが少々あっても、そのままでも飲み会だし、別に平気である。

本当に梅雨入りしているのだろうか。全く雨が降らない。この時期に雨が降ってくれないと、我が家の瀕死の草屋根はいよいよ危険水域に入る。手撒きで水を遣っても、遣っても、焼け石に水である。

ケンには今シーズン初の冷え冷えマフラー(和手ぬぐいの中に保冷剤をいれて首にまいてやるもの)をしてやる。
by himarayasugi2 | 2013-06-08 09:21 | 雑感 | Comments(0)
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