朝五時半に起床。ケンに起こされた。外は雨がまだ降っていない。
梅雨入りしたはずなのに、雨が全く降らない。草屋根は砂漠のようである。土が痩せきってしまい、去年から弱った芝生はもう瀕死なのだ。打つ手なしって感じである。手で撒いても、撒いてもからからにひからびたスポンジのようにすぐに水は消えてゆく。ほんと、いつ雨が降るんだろう。天気予報では本日、火曜から降るらしいけど、ぱらぱら程度の雨では困るのだ。天気に腹を立ててもしょうがないけど、でも、こう、どこかにぶつけたい感じである。
月曜は朝から必要に迫られて某外国語資料を観念して読むことにする。どうしても確認することがあったので、あるトピックに関する本を探していたのだ。で、検索したらその本はなんと大学にたった一冊しかなくて、しかもゼミ先生の個人研究室に何年も前から置いてあって、1ミリも動いていない(つまり誰も読んでいない)ことが判明する。先生も「え、あの本に用事があるの?」と驚かれるくらいである。なによりも、たった1冊しかない本が、英語でも日本語でもなかったのでかなりショックを受ける。読む分量はA4で1ページにも満たないけれど、フォントサイズが6くらい?老眼鏡をかけても小さいよ字が。ぼろぼろの古い辞書にたよって午前中かけて解読するも、なんか半分くらいしか意味がわからんかった。もう、ここは捨てた、捨てた。
昨夜の『ガリレオ』は、10年前の学会で自分の発表の欠点を湯川先生に指摘されたことを逆恨みした男が湯川先生に復讐を企てる…といったストーリーであった。生瀬さん怪演。その男は同棲相手に「上手くいかないことを他人のせいにしてばかり」と責められて逆上して同棲相手を殺して奥多摩に埋めていた。これは極端な例だとしても、こういう他罰的思考が強い人はいる。あんまり関わりたくない。なにかあったらこっちのせいにされそうで。次回のゲストは天海祐希のよう。体調は回復されたみたいでなにより。
数日前の暑かったときに、ケンに冷え冷えマフラーを巻いてやったときに撮影した写真:
(あくび中。冷え冷えを巻いてやると、ベッドの端とかに顎を押しつけてひんやり感をよく楽しんでいる。)
(よくこんな顔をする。)
実家の庭でいっぱい咲いている柏葉紫陽花をちょっと切って部屋に飾る。梅雨っぽいけど、今までのところの雨量はとても梅雨とはいえない。
(もう1本はトイレにも生けた。一応、ここは季節コーナー。)
今日はほんとに降るんだろうか。現時点で6時半ごろ。曇ってはいるけど、雨の気配がまだない。