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ヒマラヤスギ雑記

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柴犬に遊んでもらう。

ケンが昼寝から起きて、自分から私のほうに近づいてくるときは、だいたい「おやつ」である。私がお昼ご飯を食べるときと、三時のおやつのときにやってきて、鼻でツンとつついたり、前足でとんっとたたいておねだりする。おやつをもらったら、ちょっとお水を飲んで、また2階にあるぬいぐるみを咥えて1階に下りてゆくか、2階の階段の一番上でだらだらっとする。ケンがぬいぐるみを咥えているときは、嬉しいとき、満足したとき、おもてなしのときで、2階から1階への移動のときは咥えているけど、1階から2階に上るときは咥えたり、咥えなかったりである。だから、一日に何度か1階でほったらかしにされているぬいぐるみを2階のおもちゃ用かごへと回収するようにしている。そうでないと、2階から1階にケンが移動するときに咥えるおもちゃがなくなってしまう。そういうときケンは不安そうな顔を見せる。

いつごろからか忘れたけれども、ケンはおやつをもらっても、私の近くをうろうろするようになった。昨日は、パソコンに向かっていたら、後方でおもちゃ籠を倒す音と中のおもちゃをぶちまける音がした。振り向いたら、ケンがおもちゃ籠の底にあったテニスボールを咥えて、いたずらっぽい目で頭をぶんぶん振って、ステップを踏んで踊っていて、テニスボールを私に投げる振りをして、「やーめた!」と笑顔でひっこめたりする。いつものお気に入りのダンボとかベイブのぬいぐるみではなくて、わざわざ一番下にあったテニスボールを取り出したののは、ケンが私とボール遊びをしたいからだと気がついた。パペットのぬいぐるみを持ってケンとプロレスごっこをするのは、結構疲れるわりに、相手をする私はあんまりおもしろくないけど、ボールを転がして「もってこい」をやらせるのは、やってても面白い。一生懸命走るケンの丸くてふわふわのお尻も見られるし、家具の隙間に挟まったボールを頭を使って取り出すケンもかわいいし。で、取れないときは助けを求めるように振り返って「取って!」って言うのもかわいいし。「ほら、ボールとってきたよー」とものすごい得意げに笑って突進してくるケンの顔が見ることができるし。

ケンはきっと、私がボール遊びのときに楽しそうな顔をするから、私がボール遊びが好きなんだと考えたのだろう。なんか目が「ほら、大好きなボールだよ、下で一緒に遊んであげるよ」と言っていたし。だから、ケンとボール遊びをするときは、めちゃくちゃ楽しそうな顔をいっぱい見せてあげる。そしたらまたケンが遊んでくれるから。

ケンが1階の寝室に飛び込んでいったので、私も追いかけていって、しばらく二人でボール遊びをした。楽しかった。ケンは子犬みたいに転がるようにボールを何度も何度も追いかけていった。ずっとこうやって遊んでほしい。

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(ケンが気に入っている階段を上りきったところ。落ちそうで見ているこちらは心配。ただいま、換毛期の真っ最中で、もさもさ。)
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(平和な寝顔。)
by himarayasugi2 | 2013-08-29 08:30 | | Comments(0)
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