5日は、実家に帰省中の妹と夫と私で、2013年に初めて行ってとても気に入ったお店に食事に行った。12月は3週先まで週末が予約でいっぱいだったので、新年もだめかなぁと思いつつダメモトで電話したら、5日の5時半の回に3人だったら空いているということで予約をいれる。2時間交代制なので、7時半までである。席はカウンターに3人並んだ。カウンターもテーブル席も全て満席。BGMはジャズ。以下、食べたものの記録。
(お店は、最寄の駅からも遠く、商店街のさらにはずれのマンションの一階にある。この立地だけど、美味しいから口コミで今や阪神間では最も予約がとりにくくなったかも。)
(横浜時代によく行った中華街にあるおしゃれな中国茶のカフェを思い出すような、おしゃれな外観。)
お店は老虎菜(ラオフーサイ)である。写真はちょうど帰るときに撮影した。最初の回のお客が帰り始め、次の回のお客が入り始めたころである。7時半から予約の人らは、10分前には店の外で待っていた。店内は厨房のステンレスはぴかぴかで、ガラスもぴかぴかで、とても清潔である。小さなお店だけど、この大きさがいい(全17席)。厨房は二人(男性と女性)とフロアが一人(若い男性、夏のときと人が違った)。3人ともフル回転である。
5時25分に店に入って、まずはドリンクをオーダーする。それから3人で、メニューの相談をする。前菜から。
(よだれ鶏。おいしい。一見、味が濃そうに見えるタレなんだけど、そんなことはなくて、すごく美味しい。鶏も柔らかい。)
(お刺身のサラダ仕立て。この日は鯛。大根、パクチー、カシューナッツ?などと一緒にわーっと混ぜてタレにからめていただく。)
(本日のお魚料理。たぶん、メバル。オリーブと芥子菜とであっさりとでも技ありで味付たお魚を蒸したもの。おいしー、おいしー。これは見た目以上においしー。)
(鴨の丸焼き。皮がパリッパリッで、中がジューシーで、柔らかくて美味しい。ここまで見ても、器とかとても素敵なものばかり。)
(これは黒酢の豚角煮。夏に食べてあまりの美味しさにリピート。夏に頼んだときは、蒸しパンをオーダーするのを忘れるという、あってはならないミスをしてしまったので、今回は、ちゃんと「角煮のときに蒸しパンを3つお願いします」といい添えることを忘れなかった。)
(切っているところ。これもまた、皮がパリッパリッで、中がふっくら柔らかくてジューシーで、黒酢のソースが、何とも言えなく甘酸っぱくて、深みがあって美味しい。見た目も黒くてつやつやでテンションが上がる。ほぼすべての席で注文していた。これ、蒸しパンを一人一つずつにしたけど、二つずつにしたらよかった。パンでお皿をぬぐうのだ。ふかふかの蒸しパンに黒酢ソースを絡めると、もうむちゃくちゃ美味しい。)
(羽根つき餃子。中身はエビ。これも美味しい。テンションが上がるルックスである。)
(〆のおこげの野菜あんかけ。野菜のあんかけの味付けがあっさりしていて、優しい味。野菜も種類多く、どーんとあって、〆にもってこいだった。)
(デザートの前に火柱を上げて調理中のシェフをぱちり。カウンター席から、忙しく作業されているお二人を眺める。スポーツのようである。)
(夫の頼んだ杏仁豆腐。さっぱりしていて美味しい。)
(私の頼んだ、バナナとキャラメルとパルメザンとなんとかチーズのクリームのエクレア。オーダーしてからクリームを絞りいれていたので、皮がさくさくだった。)
(妹の頼んだ、洋ナシの赤ワインコンポートと、なんたらかんたらのパフェ。冷たくて美味しい。)
これら全てが胃に収まって三人ともトイレにも行って、お会計済ませて7時20分ごろになった。お腹いっぱい。もう次の人がスタンバっていた。ごちそうさま。
次に食べたいメニューとして、〆に汁そばもいいし、あとカウンター隣のカップルが頼んでいた蟹のあんかけチャーハンが、ものすごく食欲にアピールするルックスだった。それから黒板メニューにあった、四川カルビの入ったビーフンも美味しそうやし、あと、鶏のクレープっぽいものとか、それから、隣のカップルが「これ、ただのチンジャオロースーとちゃう!」と叫んでいたやつとか、それから、それから…。と、お腹いっぱいになりつつも、次に行ったときに何を頼むかしか考えていない3人であった。デザートは、今度はジャスミンのクレームブリュレにしよかな。
お店:http://tabelog.com/hyogo/A2801/A280105/28022858/