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ヒマラヤスギ雑記

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門限とコミュニケーション

門限:
日曜日の午後、M&C嬢と待ち合わせて近況報告会となる。実はこれ貴重な機会なのだ。3人とも4月からは、別々の日常に入るので、次いつ会えるかなって感じ。大学院に残るのは、私だけだし。

M&C嬢は、四大卒業後に就職していたら入社5年目になる年齢だ。二人とも実家暮らしで門限がとても厳しい。実家暮らしだった私が大学生のときは、門限は夜の11時から11時半だった。会社に入るとそれは一気に延長され、「連絡しておけば、何時でもOK」になったと思う。実際は0時までには帰宅するようにしていたし(母が起きて待っていてくれたりするから)、仕事の打ち上げのときなどは、たまに終電逃してタクシーになったこともあるけど。結婚して実家を出てからも、あまり遅くまではウロウロしなくなった。飲み会のときは、0時までには帰ろうとするし、せいぜい遅くなっても終電である。朝はケンの散歩もあるし、自然と生活は規則的になる。

研究室の院生は、下宿と実家暮らしはほぼ半々くらいである。下宿暮らしは、男子も女子も自由を満喫しているみたいだけど、実家暮らしの女子はみな門限が厳しい人が多いらしい。某M2は、最寄駅から自宅までが暗くて遠いために、必ずお父さんが車で駅に迎えに来てくれるのだけど、最寄駅に午前0時までに必着というのがお父さんとの約束だという。「0時に近づくと父が、‘車がカボチャになるぞー’ってラインにメッセージを入れてくるんですよ」と笑うM2女子。きいていると、父娘は、その「カボチャに変わる」というシンデレラジョークをいたく気に入っているようである。某研究員(30歳)も夜になると父親からラインに「帰宅は何時になるのか」とメッセージが入ってくると教えてくれる。で、門限は二人とも零時なんだとか。なかなかに厳しいと思う。

C嬢のお母さんも、夜になると「何時ごろになるの?」ってメールを送られるとか。「返事をすぐしないと、文章がだんだん乱暴になってきて、‘返信は?’‘何時になるの!’ってガンガンくるんです。電話もかけてきます。お喋りに夢中になっていたときに携帯みたら着信13連発全て母から、という事態になったこともありましたよ」と教えてくれる。それを横でうなずきながら聞いているM嬢。みんな大事にされているのね。

コミュニケーション:
C嬢のインターン先に、18歳のX大の学生(♀)が最近入ったという。C嬢はその子に我慢ならないらしい。そこのインターン先は、周囲に店などもないので、基本、お昼休みは休憩室にお弁当などを持ってみんなで大テーブルを囲んでいただくのだ。周囲に飲食店などがないからとのこと。全員と話をするわけではないにしても、いろいろな役職や年代の人が必ずいるので、隣り合った席の人とは、世間話などをして昼休みを過ごすらしい。C嬢も、仕事では同年代と組むこと自体が少ないから、年上の人とかともよく話すという。「でもね、その18歳は、お昼休みは最初から最後までイヤホンして携帯をいじっていて、絶対に誰とも話さないし、目も合わさないんですよ」とえらくご立腹。挨拶も絶対に自分からしないとか。「おはようも言わないの?」「ええ、そうなんです、私がおはようって声かけても聞こえないふりとかされるし、常にイヤホンしているのはきっと、こんな、年が上の人ばかりの中で、つまんないから、話したくないっていうアピールなんですよ」と怒りまくりのC嬢である。18歳くらいだと、同級生とだけでかたまっていたい年齢なのかな。でも、仕事をしだすと、同い年の人と出会うこと自体がレアになるのに。

スマホ(とか携帯)が、その場にいない人とのコミュニケーションに役に立つ一方で、目の前の人との距離を広げているなぁと感じることは多い。食事に行っても、常にテーブルにスマホを置かれたり、スマホばかり気にされると、この人、私と食事したくないのかなぁって思ってしまう。もちろん、最初に「こういう事態で、急な連絡があるかもしれないから」などなどことわってくれているときは別だけど。

イヤホン?人とあるていどは会話することが求められている場で、イヤホンをずっと外さないというのは、もはや問題外。M&C嬢も、「でもこういう人、意外と多いんですよ」とのこと。
by himarayasugi2 | 2014-03-03 07:14 | 雑感 | Comments(0)
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