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ヒマラヤスギ雑記

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ジムを辞めた理由/上原ひろみ

ジムを辞めた理由:
昨日、やっと日程があったので、夫の母を誘ってランチに行った。夫の母との会話は、主に夫の実家家族の近況を訊ねたり、夫の母の健康状態を訊ねたりというのが、いつものパターンである。夫の母は、つい最近、新しいジムに通うようになった。というよりも、前のジムを辞めたのだ。その辺りの話を伺う。

もともと通っていたジムには最初、夫の妹と姉と夫の母で入会した。全体的に広々としていて、お風呂もゆったりととてもよかったらしい。が、最初に夫の妹がそのジムが嫌になって辞める。そして、夫の母も姉も退会したのだ。理由は、ジムに来る人のマナーがあまりよろしくないからというもの。とにかく大声で騒ぐ、というものだけど、特にお風呂場で湯船のへりにずらーっと座って何時間でも喋っているらしいのだが、前を隠さず、足を広げて、大声で喧嘩したり、いつも大変な騒ぎになるらしい。風呂場で裸で大股開きで喧嘩している人を湯船に浸かりながら見るというのは、ストレスらしく、結局それが嫌で夫の妹、母、姉は退会したんだとか。

「なんでお風呂で喧嘩するのか、わからへんわ」と夫の母は言う(私もわざわざジムのお風呂で毎度毎度喧嘩する理由がよくわからん)。その後、別のジムを夫の妹が見つけてきて、夫の母も一緒に入会した。夫の姉は、もうジムはしばらくいいから家でラジオ体操をしているらしい。「今のジムは、ものすごく静かで、若い人が多いからか、みんなシャワーをさっと浴びたらすぐ帰るので、湯船に浸かる人がほとんどいないんよ」とのこと。広いジャグジーで一人で静かにのんびりできるから、気に入っているとか。ストレッチ教室、ヨガ教室にお風呂をよく活用していて、満足しているみたいでよかった。

上原ひろみのインタビュー:
Eテレでインタビュー番組を視聴した。上原ひろみと漫画家の石塚真一のインタビューである。上原ひろみの言葉は、音楽だけではなく、人生そのものを語っているようで、心にすっと届くのだ。ものすごく集中して視聴した。彼女はキャリアの最初の時期、先輩のジャズミュージシャン達から「自分が信じていることを、ブレずにやり続けたものだけが勝者になる」と言われる。途中で投げたり、逃げたら終わり、でも続けることでそれが正しいことを証明することになる。彼女はその言葉をよりどころに、ひたすら「これ以上できない」という限界まで常にピアノに向き合ってきた。彼女が尊敬するピアニストの一人であるアーマッド・ジャマルは現在83歳なのだが、彼に「今までの自分のアルバムの中でどれが一番好き?」と訊ねたら「Next one」(次に出すアルバム)って答えるのだそうだ。かっこよすぎ。80代になっても未来の自分に期待でき、そして未来の自分に興奮できるなんて、素敵である。「ああいう80代になりたい」と上原ひろみが言っていたけど、わかる。一生、自分の演奏に満足しないで上を目指すことが、一流の証なんだと思う。

喋る上原ひろみは、常に向上しようとする本人の姿勢から、新陳代謝の活発な、フレッシュでイキイキとした音楽生命体そのものといった印象だった。

ランチの後:
地元駅で軽く買い物をして、本屋に寄って、夫とだらだらお店をのぞきながら帰宅する。歩きながら、休みの日にこういう風に歩くのって、なんてことないけど平和で楽しいねと話す。普通の何の変哲もない時間だけど、最近はそういうことがいかに大切かわかるようになった。ハーゲンダッツのミニカップにストックしていた素焼きアーモンドを載せて、いただく。ハーゲンダッツはやっぱり美味しい。なんだかんだいって、バニラに素焼きアーモンドが一番おいしい。

おまけ:ランチの写真をアップするのを忘れていた。
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(これに豆腐のステーキとお味噌汁がつく。どれも美味しい。)
ジムを辞めた理由/上原ひろみ_c0221299_10235427.jpg
(デザート。夫の母は気に入ってくれたみたいだった。よかった。)
by himarayasugi2 | 2014-06-22 09:09 | 雑感 | Comments(0)
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