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ヒマラヤスギ雑記

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これこそホラー

暑くなると、嫌な虫が沢山活動を始める。主なところで、蟻、ゴキブリ、ヤスデ、ムカデ、蚊、嫌な感じの蛾とかとかである。今朝なんて、首筋がムズムズするなぁと思ったら蟻が這っていたし。即、テラスに蟻の巣コロリを設置する。ゴキブリは今年はまだ室内では2匹見かけて殺したくらい。でも、室外から侵入を試みるものもいて、そういうのはもう何匹も外で殺している。近所でバルサンを炊くと、避難して別の家に侵入しようとするのだ。ヤスデは今年は見かけない。数年前に大発生したときに、人間のプライドをかけて駆除したので(大げさ)、見ないのだ。ムカデは庭のジメジメしたところを掘り返さなければ遭遇はしない。蚊は、ベープマットとか蚊取り線香で対応するし、外出するときは、ケンも私も虫よけスプレーをかける。蛾は、イラガとチャドクガの幼虫や卵はわかっているので、見つけ次第駆除するし、成虫もそれらしければ、即殺す。それに最近はハンタークモとヤモリが玄関周りを守っているために、あまり見かけない。

上記に挙げたものは、みな「見つけ次第問答無用で殺す虫リスト」なのだが、そうでないけど、悩ましいものもいる。我が家がある住宅街は、六甲山麓に位置している。ケンの散歩圏内に六甲山に入るポイントが3か所もあるくらい、六甲山とアクセスがよい。イノシシによく遭遇してしまうのも、その立地のせいである。ただ、山麓なので木が多く、野鳥も沢山飛んでくるし、この立地ならではのよさもある一方で、木が多いから、とにかく夏場は蝉が半端なくうるさいのだ。騒音である。実家のリビング窓のすぐ横には山桜の木があるのだが、そこで蝉が鳴くと、窓を閉めないとテレビの音が聞こえないくらい。我が家も朝、耳をつんざくような蝉の声で起きる。ヒグラシならいいんだけど、関西の夏の昼間はとにかくクマゼミがうるさいのだ。あのリズムもなにもなく、ただわめいているだけの声が集結すると騒音レベルだと思う。

五月蠅いだけならいいのだが、蝉って、黙って木にとまって休憩しているときが怖いのだ。うっかり蝉のいる木を揺らしたり、近くで大きな音をだしたり、水やりのときに水をかけたりすると、蝉は驚いて「げげげげげ」って大騒ぎして、その大騒ぎが木にとまっている蝉全員に伝染して、「げげげげ」いいながら、何匹もの蝉が木々の中をのたうちまわり、木から飛び出してきて、こっちに激突してきたりする。怖いこと、怖いこと。ホラーである。私は蝉の何が苦手かといえば、これ。あの、なんでもないことに、大げさに「げげげげ」って騒ぎ立てて、こっちに向かってきたり、当たってきたりするのが怖いのだ。夕方散歩に出るときも、玄関周りの木の横をケンと通るときは、蝉を刺激しないように抜き足差し足である。なぜ、こっちがこんなに気を遣わないといけないんだ。

とはいっても、たった7日間しかない蝉生(?)である。先週の火曜日に私の頭に激突してきた蝉は、今週の火曜日にはいないと思うと、「しゃーないかー」となる。まさかこんなことで殺すなんて出来るわけもないし。昨日、1階のデッキに干していた洗濯物を取り込もうとしていたときに、デッキに一番近い位置に生えているシマトネリコを見て愕然とする。蝉のアパート状態であった。あまりに恐ろしいので、記念に写真を蝉を刺激しないように撮影する。これが一気にこっちに向かってきたら、発狂しそうである。

蝉アパートの様子はこれ。わかりやすいように、蝉のいる場所を星で示した。
これこそホラー_c0221299_9342514.jpg
(庭に降りて、数えてみたら、そのときは22匹いた。実際はもっととまっていると思われる。シマトネリコ1本で、これなので、他の木は数えるのも恐ろしい。)

で、蝉って、なんでこんな低いところにもいるの?って驚きの場所にもいる。低い位置の拡大がこれ。
これこそホラー_c0221299_9344379.jpg
(歩くときに気を遣う。うっかり触れたら、蝉も人間もパニックになる。)

先日、家庭菜園で沢山とれたからとご近所の方からゴーヤのおすそ分けをいただいたので、木のボールに入れておいたら結構絵になるので、パチリ。夕方の光は柔らかくていい感じ。安いガラスもオブジェっぽく見える。
これこそホラー_c0221299_9371893.jpg

by himarayasugi2 | 2014-07-31 09:41 | 雑感 | Comments(0)
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