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ヒマラヤスギ雑記

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話し相手

昨日の午前中、夫は出張のお土産を持って一人夫の実家に行ってきた。今年の3月に夫の父が亡くなってから、夫の母は愛犬モモちゃんと二人(?)暮らしである。夫の妹家族は徒歩5分のところに、夫の姉家族は電車で一駅、自転車で10分ほどのところに暮らしている。夫だけが車で45分とちょっと遠いところに暮らしているのだ。夫は、夫の父が亡くなってからは、車で週末に顔を出しに時々行くようにしている。夫の妹のところには子供が3人いて、平日は、よく誰かが夫の実家に顔を出しているようである。夫の妹も姉も、以前から夫の母に声をかけて、夕飯に招いたり、一緒にホームセンターに行ったり、買い出しに出かけたりしている。夫の母は、もともと社交的な性格で、スポーツが好きなので、ジムに行ったり、体操教室に行ったり、ダンスを習ったり、卓球をしたり、神戸市から借りている家庭菜園に行ったりと、活発に過ごしているし、友達も多い。けれども、夫によると夫の母は、夜一人でいると寂しさを強く感じているらしい。それは当然だと思う。今までは、テレビを見ながらなんだかんだ話す人がいつもそばにいたのだ。それに夫の両親はとても仲が良かったのだ。

夫はどちらかというと鈍感な人だとは思うのだけど、夫が夫実家に顔を出すと、夫の母がとても嬉しそうな顔を見せることに気づいている。「僕が行くと、やっぱり嬉しそうなんや、で、いっぱい話したいことがあるみたいで、ずっと母親がしゃべっている」「何をしゃべっているの?」「世間話というか、最近の出来事の報告みたいなのが多いかな、今日は一緒に朝の報道番組を見て、母親が、いろいろと解説してくれたわ」「で?」「うーん、それで僕は韓国出張の話をしたり、お土産のコチジャンはチゲ鍋に使ったらええで、って言ってみたりした」とのこと。母親にとって男の子供って特別なんだろうか。私は5回に一度くらいは夫と一緒に行くのだけど、毎回行かないのは、遠慮もあるからだ。夫は「ヒマラヤスギがいないほうが、まぁ、母親も気をつかわないでいいから楽かもなぁ、でも、行ったら行ったでうれしいと思うで」だって(そうかしら)。たわいない話をする相手は、誰しも必要なのだ。

夫の母のところには、最近銀行やら信託やらからの電話の営業がすごく多いみたいで、みな「年金をもっと増やせますよ、得しますよ」と同じようなことを言うらしく、夫の母は、電話をいきなりかけてきて「得しますよ!」しか言わない電話は、みんな詐欺だと考えているようで、全く相手にしていない。そういうところは、夫の母ははっきりしているので、騙されたりする心配はない。何かあったら必ず夫に相談しているようだし。うまい話なんて世の中には存在しないのだ。それにうまい話が自分から電話をかけてきたりはしない。

夫の母とは、年末に夫と私との3人で忘年会をするのが恒例になっている。今度は、違う和食のお店を探してみようと思う。私も、もうちょっと話し相手になれたらいいけど。今は夫と一緒に話し相手をするにとどまっている。

夫がお気に入りに動画サイトだけをまとめるフォルダーを作ったようなのだが、そのフォルダー名が「Tou Tube」になっていたけど。そういうところは、ほんとうに夫は雑である。スペルを気にしてほしい。
by himarayasugi2 | 2014-11-17 08:26 | 雑感 | Comments(0)
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