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ヒマラヤスギ雑記

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散歩中に話しかけてくる

昨日は久しぶりにまとまった雨が降ってくれた。午前11時過ぎごろ、雨が上がったところで、ケンを連れて散歩に出た。朝8時前に雨の中連れていったけど、雨の中だとトイレは最小限しかしてくれず、さっさとUターンしてしまったので、改めてちゃんと歩く。寝ていたところを起こされて散歩に連れ出されたケンは、最初は、いやいやで、ゆっくり、ちんたら歩くのだった。

坂道をケンと上がってゆく途中、上から男性が降りて来た。中肉中背で、年齢は50代真ん中くらいか。髪は真っ白だったけれども、動きとか体つきから、そんなに年齢は上ではないと思う。近所で見かけない人であるが、その男性がゆっくり降りてくるのをみて、なんとなくだけど、既視感があるというか、少し居心地の悪さを覚える。それが、なぜなのかわからない。ただ、その男性の雰囲気は、どちらかといえば、ちょっと変わった感じがした。周囲を意識していないような感じ。浮遊しているような、妙なテンションというか。

このままこの男性とすれ違うことは確実だったので、出来るだけ距離を置いてすれ違おうと、道の端によってケンとゆっくり上がっていく。そうすると、その男性は、こちらを一切見ていないように見えたのに、すすすすすっと私とケンの方に斜めって寄ってきたのだ。奇妙な感じ。そして、その男性が一瞬だけチラッとこちらをみて、またすぐ何も見ていなかったように、真っ直ぐ前をみて一言「このワンちゃんは、相当なお年ですね」と。抑揚がないその声を聞いて、すぐにこの男性のことを思い出した。この男性は、以前もここですれ違うときに、「このワンちゃんは、相当なお年ですね」と全く同じことを言ったのだ。二度目だ。以前も全く同じやり取りがあったのだ。

ケンは、ちんたら歩いていたかもしれないけど、まだ9歳で、「相当なお年」ではないし、だいたい、この人はなぜ、見知らぬ人にそのようなことを言うのだろうか。非常に不快で不愉快だ。私は「まだ9歳ですので、そんなに年ではないかと思いますが」と、返事する。きっと前にもそう答えたはずだ。前は、いつだったか、ケンが7歳だったか、8歳だったか。すると、その男性はこちらを見もせずに「失礼」と、身体を浮かせるような歩き方で、まっすぐ坂を下りていった。この男性は、犬に関心はあるけど、好きではないのだろう。犬を見たら、なにか言いたくなるのだろう。そして、犬の飼い主が言葉をどう受け取るか、想像できない人だと思われる。

犬の散歩をしていると、いろいろな人と接触がある。夫も私も苦手にしている人がいる。時々散歩の途中で見かける70代の女性である。その人は、ケンのことを「かわいそうに、年がいっている、もうすぐ死ぬのね」と、むこうから初対面でいきなり話しかけてきて以来、私たち夫婦から嫌われている(当然だと思う)。どれくらい嫌っているかというと、その人の姿が見えたら、進路変更しているくらい避けている。なぜかこの人は、ケンを連れて歩いていたら、見つけて寄ってきては、必ず余計なひと言(飼い主を傷つけるようなこと)を言う。この女性とはそれまで一切の面識がなかった。

こないだの週末に、夫が散歩させていたら、曲がり角でいきなりその女性が、犬を連れて現れて、自分の犬に話しかける体を装って、こういうことを言った;「この柴犬(=ケン)は、お前(彼女の犬)なんかと遊んでくれないんだよ」と。夫も私も、なぜこの女性がいつも、そんな感じなのか、さっぱりわからない。彼女のことは、なにも知らない。どこに住んでいて、犬の名前はなんというのかとか、個人的な話は一切しない。今はもう、会話をしないで済むように避けているし。むこうが一方的に、ケンについて「心に残る不快な発言」をして、去ってゆく、そういう関係である。

犬を連れている人には、声をかけてもいいと思われているかもしれないけれども、飼い主が嫌がるようなことを言っていいはずがない。また、犬を飼っているというだけで、話が合うわけでもないし。
by himarayasugi2 | 2015-06-04 08:38 | 雑感 | Comments(0)
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