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ヒマラヤスギ雑記

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夫出張中の柴犬と飼い主の平均的な1日

早朝:
庭に出て草を食べたいと、ケンが私を起こしにくる。鼻を布団のへりにつっこんで、ブンッと布団をめくり、冷気を布団の中に送り込むという技を何度も繰り返し、ついに飼い主は根負けしてしまう。湯たんぽを胸に抱えて上着を羽織ってケンと一緒に庭にでる。ケンに起こされないときは、夫からのフェイスタイムの呼び出し音で、やはり早朝に起こされる。

2-3分ほどで草を食べ終わったケンは、家に入り、ものすごいスピードでキッチンへと走る。朝ごはんである。まずは、ケンに朝ごはんをやり、床暖房をつけ、カーテンを開け、洗面所まで下りていって、顔を洗い、着替える。

やっと人間のご飯。ケンにハードトーストの端っこを少しだけあげる。林檎を剥き、ケンにも少し上げる。ケンのお皿に小さく切った林檎を入れてやる。シャクシャクと音をたてて、ケンは美味しそうに林檎を食べる。いつも食べるときに「美味しいよ」と、私と目を合わせてくる。林檎を食べているときのケンの顔は、笑っているイルカみたいに見える。

『あさが来た』を視聴するか、予約してからケンの朝散歩に出る。30分から45分くらい歩いた後、実家のドアをノックして、ケンは実家に挨拶しておやつをもらう。その後、家で山羊ミルクを飲み、10分くらいベランダで日向ぼっこをしてから、お昼まで一階の自分のフカフカベッドで寝る。たまに元気が有り余っているときは、おもちゃを持ってきて、私に「寝室でリトリーブ遊びをしよう」と誘ってくる。出来るだけ相手をしてやる。

お昼から午後:
飼い主が昼食の支度を始めると、ごそごそと起きてくる。昼食後に庭に出て、実家に行って、お昼おやつをもらう。その後、庭をパトロールする。庭でトイレを済ませる。気が済んだら、家に戻り、文献を読む飼い主に甘えたり、くねくねしたりする。眠いのだ。しばらくして、飼い主の足元で眠る。が、落ち着かないのか、10分ほどで本気で寝るために、一階のフカフカベッドへ移動する。

夕方から夜:
お腹すいたとケンがキッチンに姿を現す。ケンの晩御飯を作る(お魚のスープで野菜を煮込み、ドライフードと併せる)。ケンの食後1-2時間後に一日の終わりの散歩に出る。もう真っ暗である。とても寒い。通常は15分くらいで切り上げるのだが、ケンの気分次第で30分以上も歩くこともある。寒いのに。

朝と夜、フェイスタイム経由で、夫の前でケンはダンスを踊ったり、ぼんやりしたりする。鼻をタブレットにつけたりして慌てさせる。私はケンと二人でいるとき、ケンによく話しかける。話の内容よりも、声のトーンとかでケンが嬉しくなったり、落ち着いたりできるように注意している。「お林檎美味しいね」とか「ケンちゃんは、かしこいね、かわいいね、大好きやよ」とか、とにかくポジティブなことしかケンには言わない。家の中で、私や夫と一緒にいるときが、一番安全で、安心できるということを、ケンにいつも伝えているつもり。私もケンと一緒にいるときが、一番リラックスできる。

私が寝に下りていくと、ケンはフカフカベッドに顔をうずめて熟睡モードに入っている。寝ているケンに「明日も遊ぼうね」と声をかけて、消灯。


by himarayasugi2 | 2015-11-30 08:44 | | Comments(0)
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