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ヒマラヤスギ雑記

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朝ドラに号泣の朝

朝ドラ:
土曜だけど早起きして『あさが来た』をオンタイムで視聴した。昨日は、あさが店先で刺されて終わっただけに、今朝はどうなることかと続きが気になって仕方がなかった。今朝の回の終わりにやっと意識を取り戻してくれて、ほっとする。昨日も今日も、あさの夫、新次郎役の玉木宏のかっこよさが止まらない。声もいい、姿もいい、全部いい。最高!新次郎は、仕事をバリバリやるタイプでなくて、趣味を極め、お付き合いを大事にする、優しい人だ。でも、女子行員に手を上げようとしたり、愛する妻、あさの「的外れな悪口」を言う輩は絶対に許さないのだ。普段のはんなりした風情からは想像もできないような、怖い顔で昨日もラ・サール石井(萬屋さん)を押さえつけていた。で、今朝は、意識が戻らないあさの手を握ってずっと話しかけているのだけど、その場面にもらい泣きである。玉木宏も役になりきっての号泣である。新次郎は、「あさがやることは、なんでも応援したるけど、わてより先に死ぬことだけは絶対に許さへん」って言いながら泣くのだ。たまにしか朝ドラを見ない夫も一緒にテレビの前で泣いていた。号泣夫婦。

このドラマも、3月末で終了なんだよなー。そのときの喪失感が怖い。

あさは、女性のための大学を作ろうと寄付を集めているのだけど、周囲の理解を全く得られずに、逆風ばかりである。私が大学で学べたのも、あさをはじめとする先人たちの情熱と苦労があったからというのがよくわかる。大学で学ばなかったら、今、大学院で学ぼうなんて絶対に思わなかっただろうし。違う人生を生きていたと思う。教育というすぐにリターンがないもの、しかも、当時は男性に従属するものと考えられていた女性のための高等教育の場を作ろうというのは、本当に情熱がないと絶対にできないことだ。自分がこうやって学べているのは、家族や、大学を作ってくれた人のお蔭なんだと朝ドラを見て、実感する。

それにしても:
昨日のラ・サール石井は、こわいほど適役であった。朝から酒くさく、充血した目、ろれつの回らない様子、支離滅裂な論理、ふらつく足元などなど、落ちぶれたアル中の商人を上手く演じていた。で、包丁で刺され倒れ込むあさに対して「自業自得じゃ」などというのだ。早く逮捕されたらいいのに。どれだけの人が、昨日のラ・サール石井に腹立っただろう。いや、彼に罪はないんだけど、ある意味、いい演技ってことだけど。
by himarayasugi2 | 2016-02-20 09:10 | エンターテインメント | Comments(0)
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