新入社員時代など

昨日は、会社帰りの夫と待ち合わせて、鉄板焼きに行った。いつもは、会話するよりも食べること優先なのだが、昨日はいつもより会話が多くて、家に帰っても続きを話していて、寝るのが珍しく零時近くになった。なにをそんなに話をしていたかというと、ひとつは私の新入社員時代の夫が知らなかった話で、あとは、悪口と批判の違いってなんやろうみたいな話だった。

大昔に新卒で入社した会社は、営業に配属された社員以外は、2週間ほどの研修を経てから各部署での勤務が始まった。私は配属されてひと月も経たないうちに社外に1週間出張に行くことになって、それがまた、宿泊するには近く、通うには遠い場所だった。毎朝始発に乗って、電車の中で眠って、事業所に顔を出していた。遅刻はご法度である。いつもいるオフィスとは全然違う、ザワザワしたワイルドな感じの事業所で、すごく緊張していて、早く出張が終わらないかなぁと思っていた。みんな大声で叫ぶように会話する。そこでは、昨日まで大学生だったぼんやりした若い女性はいろいろな意味で目立っていたと思う。

最終日には上司に言われて、事業所のヘッドの外国人の前で短いプレゼンと質疑応答をやることになって、心臓が口から飛び出てきそうなくらいバクバクしていた。夫は、その話を知らなかったみたいで(というか、私も忘れていた)、「それで、どんなプレゼンをしたん?」と訊ねるのだけど、本当に、まったく内容を覚えていなかった。覚えていたのは、プレゼンの場にいた外国人の名前だけである。外国人の周りにはワイルドな日本人のおぢさんばかりがズラリと並んでいたことは覚えているけど、顔は誰一人出てこない。今だったらわかるけど、入社してひと月の新卒の新入社員で、かつ、見るからに鈍そうな若い女性に、誰も「素晴らしいプレゼン」なんか期待していなかったと思う。上司も含めてその場にいた人みんな、「こいつ、大丈夫か」みたいにハラハラしていたと思うし、度胸をつけさせるためにやらせたんだろうなと思う。プレゼンをやる必要があったかどうかも覚えてないし(多分なかった)。でも、そんなことは後からわかることであって、あのときは、とにかく前日も必死で準備をしたことだけは覚えている。期待されていないことをわかっていたら、どこかで手を抜いていたかもしれないし。若さゆえの無知は、成長のためにはある程度は必要かなって思った。そういう思い出話である。

悪口と批判については、深夜もえらく盛り上がってしまった。ただ、オフィシャルな場で、悪口にしか聞こえないような批判の仕方をする人は、やっぱり評判が悪いよね、という点で一致した。オフィシャルな場で他者に向けた悪意のあるコメントは、ブーメランのようにその人に帰ってくると思う。一方で、同じ人の批判をするにしても、ユーモアのセンスのあるものは、その話し手のユーモアのセンスが称賛されるだけで、話し手の印象は悪くならない。ユーモアのセンスに自信がない人(例:夫)は、そのような発言はしないほうがいい(余計なことは黙っている)、という結論となった。まとめたらこんな感じ。でも、いろいろと話が出てきて面白かった。


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by himarayasugi2 | 2016-05-21 10:25 | 雑感 | Comments(0)